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元囚人と王女の奇怪な冒険 作者:平牙吉継

序章 リサ王女

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第三記録

「っつ…やっぱりサーベルの薬は染みるな…!」
「布とか使うか?」
「うん。効いててもゴミとか入ったら危険でしょ?何か布ある…?」
「服の袖で良いなら勝手に千切っくれ、」

リベラは袖を千切ってもらい土が刺った腕に巻いた。サーベルの薬品で傷はふさがったが完全に治ったわけではない。

「源霊符発動…!」
「いや、源霊符はいらねぇ、…俺がやる!」
「えっ!?けどアスベルさんの持ってる魔法だと分が悪いってさっき…」
「俺は、地 爆みたいにもう一つ属性を持ってる、騎士時代ではあんまり使わなかったけどな!双属性解放! 氷 山!」

双属性解放。聖騎士になると覚えられる剣聖解放の一種。アスベルの場合、氷 魔から氷 山に変わる。地爆との属性の相性はいい。だからこの戦闘においてウルフウェアにとって天敵になる可能性もあると言う事だ。

「氷 山…アスベルさん!貴方も地の魔法を?」
「俺の魔門力は騎士の時代に変化して双属性になったんだよ。そしてもう一つ属性があるんだが、今はこれが限界…さ!」

アスベルは勢いよくウルフウェアに突っ込んで行き、魔法を唱える。

「氷創 絶対氷アブソリュート・ブリザード!」
「Kyan!!」
「ニャリ」
「あ…アスベルさん!危ない!」
「氷山が地爆に勝てると…思うのか!!
「!?」

アスベルはウルフウェアが発動した地爆魔法を一瞬のうちに氷漬けにし、不発させた。

「ニャリ」
「氷創 氷の槍ブリザード・スピア!」
「!?Kyan!」

地爆を打とうとしたウルフウェアは氷の槍ブリザード・スピアで急所を捉え、ウルフウェアは深い森の方へと消えた。

「Gururururuu…! Kyannnn!」
「…いきなり引いていった…?」
「人間の予想外の仕返しされたから逃げたんだろ。それよりも!」
「うん!待ってて…サーベル!」
「行くぞ。走れ!」

ー時間は少し戻るー

「さっきの大きなウルフウェアは何処だ…?」

大きなウルフウェアは地爆の魔法を使い始めた瞬間何処かの森に逃げ込み、サーベル達の前から消てた。

「サーベル!」
「無事か?サーベル。」
「リベラ!…そっちのウルフウェアは?」
「いきなり撤退し始めたんだよ!キャンキャンって言いながら!」
「言っておくが事実だぞ。」
「…この戦闘が終わったのならまたお前は監視対象だ。馴れ馴れしく話かけるな。」

サーベルは元の体制に戻り、随分最初にきた場所とはかなり離れてた事を知った。数分して森の中心に着いた。空を見上げると既に夜になってた。サーベルは「関係ないわ。進むわよ」と言うがリベラが既にテントの準備をしてたので、やむなく今日はここまでとなった。

「さっきのウルフウェアの死体で作った飯だがなかなか食えるな。」
「そう…かな?、さっきから食べてる…けどさ…味がしないし!しかも少し焦げてるー!、」
「リベラ、これが大人の味よ。貴女も監視コッチの人なんですよ。少しはゲテモノの旨さを知ってね。」
「理解したくないよー!」

そんな事話してるとアスベル達が立ってる場所から星が見る、星が見える程暗くなったのだ。と意味をしてた。

「うわぁ〜…!綺麗です!アスベルさん!」
「…そうだな。いい夜だな。」
「…何よあんた。星も分からないわけ?」
「わかるわ。俺はもう眠い、寝る。」
「まって!アスベルさん!」

そう言うとリベラは頭を深々下げ、お礼を言いはじめた。

「ありがとうございました!アスベルさん!」
「…」
【ありがとう!お兄ちゃん、】
「アスベルさん?」
「イヤぁ、何でもない。…けどお礼ならサーベルに…」
「私はいいの!」

そう言い合いを終わらせると互いに自分テントに帰って行った
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