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Chapter:03 変化
Episode:29
◇Nattiess
 もう、ルーフェイアったら嘘ばっかり。確かに新品ってわけじゃないけど、質のいいドレス、部屋いっぱいじゃない。
 色もサイズもデザインも、すっごいたくさんあるの。よりどりみどりで迷っちゃう。

「〜〜♪」
 思わずハミングしながら、物色したりして。
 どうしようかなぁ? この水色のやつ、似合うかなぁ? ちょっと幾つか選んで、試着してみたり。

「あとはアクセかぁ。なくさないようにしなくちゃ」
「これ……あげるけど?」
 うーん。ルーフェイア、マジお金持ち? かるーく「あげる」とか言ってるけど、どれもホンモノだし。
 そんなこんなしながら、あたしたちみんなで着るもの選んだんだけど……。

「シルファ先輩……試着、しないんですか?」
 そうなの。エレニア先輩は素敵なのをいくつか選んでるんだけど、シルファ先輩、見向きもしないの。
「いや、その、私は……」
 しかも先輩、ルーフェイアに訊かれて、なんか困り顔だし。

「……お気に、召さなかったですか?」
「そうじゃないんだが……」

 うーん、これってもしかして、シーモアと同じパターン……?
――よぉし♪
 ちょいちょいっと手招きして、シーモアとミルを呼んでみて。ついでにエレニア先輩も。

「なに、どしたの?」
「うん、シルファ先輩、どんなドレスが似合うかなって」
「あの先輩、大人びてるからな……」
 4人でドレスの間を移動しながら、選んでく。

「ねぇねぇ、これどうかな〜?」
「ねぇミル、先輩って瞳が紫だから、そういう色の方が似合うんじゃないかな?」
「そうしたら……これなんかどうかしら?」
「あ、エレニア先輩、センスいい〜♪」

 結局あたしたちが選んだの、Aラインのドレス。上半身は藤色で綺麗な刺繍が入ってて、スカートの部分はもっと淡い薄紫。
 オフショルダーになってて肩が出るから、きっと着たら素敵だろうな。
 アクセサリーは……サファイアがいいのかな? 金じゃなくて銀色っぽいやつで。

「じゃぁこれ、先輩に」
「あ、待って」
 ちょっとだけないしょ話。

「あのね……」
「……?」
「……♪」
「!」
「♪♪」

 で、作戦会議終了♪
 さて、いきますか?




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