秘密結社へようこそ(37/39)縦書き表示RDF


どうもお久しぶりです

今回も遅くなりすいません

随分と間があいてしまいました

もう少し更新が早くできるようにしたいんですが…

最近は学校の用事などが重なりなかなか大変になってきました

これからも更新は不定期になりますが温かい目で見てくれたら幸いです
秘密結社へようこそ
作:読書家



天川の母親暴走!!


「ふむ、しばらく見ない内に随分とボロボロになったものだな」

「まあ、最近紅が壊したからね」

「ご…ごめんなさい…」

「あ―、別に気にしなくても誰も気にしてないよ」

「だれだ――!!
ブラックリングを壊した奴を許さぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

空気を読まなかったバカにドロップキックをお見舞しておく

「じゃあ行こうか」


「総統?
いますか?」

総統の部屋の前で聞いてみる

「…返事がない」

中に入ろうと試みる

ガチャ

「あ、鍵がかかっていない」

中に入ると机には一通の手紙

「えっと…なになに?」

『旅に行きます
お土産はちんすこうです』

「沖縄に行ってんの!?」

これは完璧に逃げたな

つーか普通に場所が判明してるよ

「むぅ…ならば連れてくるか
ちょっと待っていろ」

そう言うとどこかへ消える母さん

…連れてくるって…沖縄なのに?


「あっ、副総統」

いつの間にか扉の前に副総統が立っていた

「…零さんはいないの!?」

「え―…総統を捕まえに沖縄に…」

「…そう」

目に見えてがっくりとする副総統

…そんなに嫌なのか

「…何事もなかったらいいんだけど…
それは絶対にないわ…」

問題起こすことは確定なんだ

いや、正直俺もそう思うけど…

「ただいま
おう、シズルじゃないか」

「…お久しぶりです」

ものすごく冷や汗を流しながら挨拶をする副総統

そしてその手には…

「………」

「………」

「………」

「ん?どうした?」

「え―…そ、その手にあるのは…?」

「龍平だが?」


手に持っている麻袋(まるで血のような赤色)の中身は総統らしい


「おお、土産だ」

赤騎士には真っ赤な何かが付着したちんすこう

副総統にはヤンバルクイナ(天然記念物)

そして俺には…

「…これは西表島にしか生息しないとても貴重な天然記念物のイリオモテヤマネコではないでしょうか?」

「そうだが?」

「返してこい!!」


なんとか母さんに戻してきてもらい話をする

「しかしシズルは変わらないな」

「零さんが言うと嫌みにしか聞こえませんよ」

「いや、私も随分と衰えたし大人しくなった」

…今でこんなのなのに昔が想像できないよ

「しかし龍平は変わらんな
沖縄でナンパ三昧だったぞ」

…昔からそんなんだったんだ

まあ納得だけど…

「懐かしいな…
龍平がここに入った当初に私にナンパしてな…
あのときは血の後を片づけるのが大変だった…」

何が起こったんだ!!

「…零さんお久しぶりです…」

血のような赤色の麻袋の中から総統が這いだしてきた

「いきなり後ろから麻袋を被せられたとおもったら…うう!頭が…!」

…トラウマになってるし

「…まあ、それはいいとして…零さんは今日、なにをするんですか?」

「んー…そうだな、久々に見学でもしていくか」

「まあ、あんまり暴れないでくださいね」

「ふっ、当り前だろうシズル、最低でも多少破壊するぐらいだ」

「…十分暴れてます。本当に気をつけてくださいね?」

…こんな会話で、母さんのブラックリング見学が決まった



請負部隊

「あ―…何というか…
俺の母さんが見学に来ました
なので心してください」

「天川さんのお母さん!?」

「ふーん」

「あ、天川のお母様だと!?
あ、挨拶をしなければ」

「うう―…どうにかして朔さんのお母さんにアピールしないと…」

「……………」

みんな思い思いの反応をしている

「ふむ…なるほど、これが我が息子の率いる部隊か…」

「いつの間に!?」

音もなくすぐ後ろに登場した

「面白いメンツだな」

いや、確かにそう思うけど…

「は、はじめまして!え、エリスと言う!」

エリスはしどろもどろになってるし…

「ん?
おお!可愛いな!気に入った!」

…なんか気に入られてる

「むぅ…いいな、コレ
一家に一つほしい…持ち帰っていいか?」

「いや!普通にだめだろ!!」

なんかエリスは複雑な顔をしている

「…天川のお母様に気に入られたのはいいが…玩具扱いな気が…」

…可哀想に…その通りだと思う…

「まあいいだろ
…ん?金上か?」

「……お久しぶりです」

金上さんがそう言うと、母さんは笑いながら

「ひさびさだな!元気にしてたか!?」

「ええ…」

「はははは!相変わらず影が薄いな!
さっきまで気がつかなかったぞ!」

…なんかとても失礼なことを言っている気が…

「つーか…知り合い?」

「おお、金上は龍平の同期だぞ?」

…知らなかった

え?総統の同期が配下って…

「……そういえばそうでしたね」

金上さんも忘れてたのかよ!!

「まあ気にしていても仕方がないな
それよりも仕事振りをみたい」

「…まあ迷惑にならないなら」

そう言うことで母さんの見学がスタートした


見学その一

「ん?何をしているんだ?」

「これは今月の部隊のお金を計算してやりくりしているんです」

斎藤君はいつの間にやら経理みたいな仕事をすることになった

「むう…ここから幾らか削ればもっといいのではないか?」

「えっ?
……ホントだ!
今すぐやり直さなきゃ!!」

…役に立ってる


見学その二

「む?
そこの可愛い玩具(女の子)は何してるんだ?」

…なんか意味と読みが違うような…

まあいいか

「う、うむ
これは戦闘用のロボットなのだが…
プログラムが良いようにできないのだ…」

「ん―…」

カタカタカタカタカタカタカタ

「これでどうだ?」

「……かっ…完璧だ…」

エリスは尊敬の眼差しで母さんを見ている

つーか…

…とても役に立ってる


…これは母さんの評価を一変させないといけないな


…ん?

「だれだ――!!
この重要書類を破いた奴は――!!」

…ん?

「………最近買った新品の機材が壊れている……」

…んん?

「きゃ――!!
この部屋の壁が消し飛んでます――!!」

……

「ふっ…
すまないなあれは全部私だ」

「…何でこんなことに?」

「いやな?お前が話している最中暇だったんで侵入したんだが…
少し失敗した」

…なるほど―

今までの善行は壊したお詫びだったんだ―

あははははは…

「大人しくしていてください……」


「…ふー
ようやく一日が終わった…」

長かった…永遠にも感じた…

母さんが何かを壊しかけた回数
約135回

母さんが何かを壊した回数
約57回

…請負部隊の資金は底を突きそうだな…

まあ母さんがある程度役に立ってくれたのは良かったけど…

「息子よ」

「…何?」

「今日はお前の仕事振りが見れて良かったぞ」

「…ああ」

いつも以上の頑張りだったよ

…母さんのせいで

「最初は心配したぞ…
お前がいきなり一人暮らしをするなんて言うからな
私は心配のあまり一人でケーキを3ホールほど食べてしまった」

「心配した人の食欲じゃねえ!!」

「…しかし頑張っているな
安心したぞ」

「………」

なんかしんみりした雰囲気に…

「お前が頑張っているのを見てようやく勇気が出た
実は昨日な…お前の部屋をうっかり壊してしまった…」

「……は?」

「いやな…夫婦喧嘩をしてな…
お前の部屋を吹き飛ばしてしまった」

「俺の部屋が――!?
大切な本とかが沢山あったのに――!!」

「はっはっは
すまんな
まあ…きにするな」

「それは俺の台詞だ!!
…まあいっても仕方ないか…」

…母さんと付き合うコツ
…それは妥協をすることだ

…ものすごく嫌なコツだな…

「よし
これで私の用事は済んだ」

「えっ?これが最後!?」

最後の最後に悲しい気持ちで終わった…

「ふむ
昨日から旦那の謝罪と土下座メールが来ているが無視をしていてな」

「…せめて相手をしてやれよ」

「まあ、そろそろ帰ってもいいかな」

「ようやく帰るのか…」

「じゃあ帰るかな
サヨナラだ」

………

「待てい」

「ん?どうした?」

「その鞄の中に何が入っている」

「…さてな」

しらばっくれる母さんから鞄を奪い中身を見ると…

「エリス!?
大丈夫か!?」

エリスがグルグルに縛られて猿ぐつわをされていた

「ぶはっ…
天川〜〜!!」

エリスが泣きながらすがりついてきた

「母さん!!
拉致するなよ!」

「…すまんな
やっぱり欲しくてな」

…最後まで良い話で終わらないな…

「…まあこれからも頑張るんだぞ?」

そう言うと颯爽と家に帰って行った

「…嵐のようだったな…」

疲れた…

あ―…つーかエリス…

「そろそろ離れない?」

「……もう少しこのままで…」

…和むな―


「ただいま―」

「お帰りなさ―い」

あの後エリスで存分に和んだ後、それぞれの家に帰った

家に上がって早々に口に出た言葉が

「疲れた―」

「お疲れ様」

ニコッと微笑む紅を見て途轍もなく癒される

「あー…今晩は何を作ろうか?」

「あっ、私が作っちゃいました」

なにっ!?

「食べる!!今すぐ食べる!!」

紅の手料理だと!?

食べないわけにはいかない!

「…うまそー」

今夜の晩ご飯はハンバーグ、ポテトサラダ、スープ、サラダ

今すぐにでも食べたい

「じゃあ天川さん
食べましょうか?」

「ああ」

席に座り挨拶をする

「いただきます」

さあ、まずは…

ピンポーン

「……はーい」

こんな悪いタイミングに来るなんて…誰だ?

「天川!!匿ってくれ!」

「堂背か…まあ屋根裏なら良いぞ」

「助かる!」

そう言うと屋根裏に急いで上り、隠れる

「理由は明日に話す!!
だから俺はいないものとしてくれ!」

「了解」

まあ、元からいないものとして扱うつもりだったからな

…まあ、どちらにしても騒動は明日になるし…

おなかも減ったしな

「…早く紅のご飯食べにいこ」












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう