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仮想戦記(仮 作者:ロックウッド
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1942氷海戦線2

 見張り員の航空機発見の報から急にU-88の艦橋が騒然とし始めた。
 だが、ざわついているのは、艦橋周辺の一部だけだった。
 前甲板で、波に流されないようにするために、備砲にしがみつくようにしながら待機していた甲板員は、要領を得ない様子で作業開始の命令を伝えてこない艦橋を見上げていた。
 補給船の舷側でも、作業員が怪訝そうな顔でU-88を見ていた。

 だが、緊張感の感じられない彼らの様子を無視するように、見張り員は更に続けた。
 発見された航空機は1機だけではなかったらしい。更に2機が発見されたようだ。しかも後から発見された2機は編隊を組んでこちらに接近しつつある。
 もはや状況は明らかだった。警戒のために発進した補給船の搭載機などではありえなかった。


 ブロッホ少佐の判断は素早かった。
 実際には1機目が発見された時点で、すでに決断を下していたはずだ。そうでなければこうも迷いのない口調でいうことは出来なかったはずだ。
「主機関停止、補給作業中止、急速潜航、深度…」
 ヘーファーマイアー少尉は、ブロッホ少佐の命令を最後まで聞いていなかった。ブロッホ少佐自身が艦橋から発令所に飛び降りるような勢いで降りながら言っていたし、ヘーファーマイアー少尉も潜航と聞いた瞬間に、前甲板の作業員に向かって潜航開始と叫んでいたからだ。

 補給船の影に入ったことで、風は大分弱まっていたから、ヘーファーマイアー少尉の声は甲板員全員に聞こえていたはずだ。何人かは作業開始直前の潜航命令に呆けたような顔をしていたが、そんな兵たちも素早く前部ハッチを開放した古参兵が乱暴に艦内に引き釣り込んでいた。
 前部ハッチが再び閉められたことを安堵しながら確認すると、ヘーファーマイアー少尉は艦橋を見回した。
 その頃には、もうほとんどの見張り員も、艦橋ハッチから発令所に飛び込むようにして移動していた。


 補給船の乗員達も、早くも前甲板を波間に沈めようとしているU-88の様子を見て、ようやく異常事態に気がつき始めたようだった。上空をみて叫んでいる兵も居たが、距離があるせいかその内容はヘーファーマイアー少尉には分からなかった。
 ヘーファーマイアー少尉にもさほど余裕が有るわけではなかった。当直哨戒長として、潜航前に取り残されているものが居ないか確認しなければならないから、残っていただけだ。
 U-88の潜航開始から全没までの時間は30秒ほどしか無かったから、早く艦内に戻って、発令所につながるハッチを閉鎖しなければならなかった。

 だから、ヘーファーマイアー少尉が上空を見上げたのは、別に積極的に索敵を行おうとしたのではなく、半ば偶然だった。目の前の脅威に自然と目が向いてしまっただけの事だったのだ。
 最初に目に入ってきたのは、北大西洋の今にも崩れてきそうな一面に広がる灰色の雲だった。
 その雲の切れ間にちらりと光るものが見えた気がした。それが敵機だろうかとヘーファーマイアー少尉は一瞬目を細めたが、それよりも早く補給船の舷側にいた兵たちが大声で一点を指さした。
 ヘーファーマイアー少尉もそれに釣られるように視線を兵が指差す方向に向けた。その向きは、先ほどの光点とは微妙にずれているような気がした。


 やはり接近しつつある敵機は、先ほどの光点と同一ではなかった。先ほどの光点は最初に発見された機体のようだ。光点は距離をとって監視に徹しているのだろう。おそらくは接触機として特に選別された長距離飛行用の機体なのではないのか。
 それに対して後から発見された2機編隊は、攻撃のために飛来した機体なのだろう。まっすぐにこちらに接近してくる機体からは獰猛さが伺えるようだった。こちらはもうかなりの距離に接近しているから、肉眼でも機種が分かった。
 だが、ヘーファーマイアー少尉の目に映った機体は意外なものだった。だから一瞬、少尉は硬直してしまっていた。

 機体そのものが珍しかったわけではない。ヘーファーマイアー少尉が、直接その機体が飛行しているところを見たことは無かったが、記録映像や識別表では何度も見ていた。
 左右の水冷エンジンを収納したカウリングと、主胴体の太さが、前面から見ると殆ど変わらないから、まるで三胴機のようにも見えた。
 生産開始からさほど経っていないはずだが、イギリス空軍では重点生産機種にでも指定しているらしく、前線で見かけることは多いらしい。

 ただし、それは英国本土や地中海の最前線での話だった。
 こんな北大西洋の真ん中で飛行している姿が目撃されたことは一度もなかった。詳細な機体性能はドイツ軍でもわかっていないから推測値に過ぎないのだが、常識的に考えて高速の双発爆撃機がたとえ増槽をつけたとしても、この海域まで到達できるかどうかすら怪しいのではないのか。
 どう考えてもおかしかった。この双発爆撃機、デ・ハビランド・モスキートがこんな海域に出現できるはずはないのだ。


 ヘーファーマイアー少尉は、頬に艦橋前縁を越えてきた波飛沫がまともにあたるのを感じて我に返った。艦首を見ると、すでに前甲板は全面に青波が打ち込んでいた。
 このままでは艦橋ハッチから海水が入り込んでしまってU-88はなすすべもなく沈んでしまうだろう。慌ててヘーファーマイアー少尉は艦橋ハッチへと飛び込もうとした。
 最後に2機編隊のモスキートが接近する方向を見ると、僅かな時間の間に、編隊は高度を下げて恐ろしいほど海面に近い所を飛行していた。

 まっすぐに高速でこちらに向かってくるモスキート編隊は、すぐに補給船の影に隠れた。
 補給船は撃沈される。接近してくる編隊からは、そのようなことが感じられた。モスキート編隊にはそれほどの剣呑さがあった。それに高速爆撃機に狙われた補給船が回避出来るとも思えなかった。
 ―――反跳爆撃を行うつもりか…
 特徴的な接近軌道からそう判断すると、ヘーファーマイアー少尉は、こんどこそ体重をかけて艦橋ハッチを勢い良く締めながら、素早くハンドルを回して閉鎖した。
 艦橋上部を波が洗う音がしてきたのはその直後だった。一つ間違えば発令所を浸水させるところだった。


 ヘーファーマイアー少尉は、気まずい顔で発令所に降りたが、急速潜航の為に艦内は将兵が慌ただしく作業しており、誰も少尉の表情を見とがめたものは居なかった。
 艦橋ハッチが閉鎖するよりも前に、U-88の主機ディーゼルエンジンは停止していた。艦外の大気から吸排気を行わなければならないディーゼルエンジンは、潜航する際は真っ先に停止しなければならなかった。
 停止しなければ、さして広いとはいえな艦内空間の貴重な酸素を、あっという間に消費し尽くしてしまうからだ。

 U-88は、主機ディーゼルエンジンで航行していた惰性を保ったまま、潜横舵とバラストタンクに注水されつつある海水の質量の働きで、急速に深度を増しつつあった。
 洋上補給を行うために速力を落としつつあったが、それでも潜航直前の速力はかなり出ていたはずだ。
 だが、ブロッホ少佐はちらりと計器盤を眺めると、機関長にモーターの始動を命じていた。同時に操舵員に転舵を命じていた。
 機関長は一瞬目を見開いたが、すぐに機関室にモーターの始動を命じた。すぐにディーゼルエンジンの脈動するような騒音とは異なる、モーターの低い作動音がかすかに聞こえてきた。

 ヘーファーマイアー少尉が計器盤に目を向けると、大きな転舵角をとったにも関わらず、モーターによる推力のお陰でU-88の速力は低下していなかった。
 そして、転舵を終えると、逆にゆっくりと速力計の読みは上昇していくようだった。
 U-88は、それまでの針路とは直行する、新たな針路を取りつつあった。
 どうやらこの潜航は一時的な退避行動などでは無いようだった。単に航空機の攻撃をかわすためだけならば海中深く潜航するだけで済むはずだ。ブロッホ少佐が何を考えているのかはよくわからないが、航空機からの対潜爆弾投下を警戒して、欺瞞針路をとったのかもしれない。


 聴音手が、慌てたようにヘッドフォンをかなぐり捨てながら、直上水面で衝撃音と叫ぶように言ったのは、U-88が深度を増しながら、新たな針路を進み始めた直後だった。
 U-88のさして性能が良いとも言えない聴音機に頼るまでもなかった。モーターの唸り声や、バラストタンクへの注水音に混じって直上から鈍い音が聞こえてきたからだ。
 発令所の将兵は、聴音手の報告に、表情を凍りつかせていた。対潜爆弾の投下音かと思っているのだろう。ヘーファーマイアー少尉はそっと海面のあるはずの上を見上げたが、そこには当然の事ながら配管が縦横に渡された発令所の天井があるだけだった。
 おそらく、今の衝撃音は、モスキートから投下された爆弾が、補給船の舷側に衝突した音か、あるいは命中した爆弾が海面に落着した音だろう。

 外れた爆弾が海面に落着するには、まだ早すぎる気がした。モスキートは高速で移動していたから、当然そこから投下された爆弾も、落下当初はモスキートと同じ速度で飛翔している。海面への落着と反跳によって爆弾は急速に速度を低下させていくが、目標地点周辺での速力はそれでも無視できないほど大きいはずだ。
 もしも補給船に爆弾が命中しなかったとしても、しばらくは勢い良く反跳を続けるのではないのか。

 補給船ではなく、U-88を狙った対潜爆弾を投下される可能性は無視して良いはずだった。あのモスキート編隊のような高速度で対潜爆弾を投下することは常識的に考えてありえない。もし投下しても海面下の潜水艦周辺に対潜爆弾を落着させるのは難しいだろう。

 次に来るのは、舷側に命中して時限信管を発動させながら水中に落下した爆弾の起爆である筈だった。
 ブロッホ少佐は、艦内全部に聞こえそうな声で衝撃に備えよと命じていた。それよりも早く、古参の将兵達は手近な配管や機材にしがみついていた。
 それからブロッホ少佐は、ほんの僅かな間の静寂につぶやいていた。
「補給船はやられたかな…」
 言葉は疑問形だったが、ブロッホ少佐は確信を抱いているようだった。冷然とも見える表情を浮かべる少佐の横顔を、ヘーファーマイアー少尉は魅入られるように見つめていた。


 爆発の衝撃はそれほど大きくはなかった。水中での爆発によってU-88は上下左右に揺さぶられたが、構造材に損傷を与える程ではなかった。この出撃が初陣である新兵たちの少なからぬ数がうろたえたような表情を浮かべたり、悲鳴を上げたが、国際連盟軍の対潜攻撃を生き延びた数少ない古参兵は、むしろ意外そうな表情を浮かべただけだった。
 潜水艦を攻撃するため対潜爆弾は、海面深く沈み込んでから予め設定された深度で起爆するように設計されている。この爆圧で潜水艦の耐圧殻に衝撃を与えて損傷を与えるためだが、反跳爆撃の場合は、対潜爆弾よりも、時限信管が作動してから起爆するまでの延期時間は短く設定されているはずだった。
 同じ水中爆発とはいえ、海面下の潜水艦ではなく、海上の艦船に損傷を与えるために、爆弾が深く沈み込む前に起爆させるためだ。爆圧の一部は水柱となって海面上に逃げてしまうが、原型は貨物船にすぎない補給船には致命的な損傷を与えたのではないのか。

 爆発による振動がおさまってから、聴音手は再びヘッドホンを付けた。
 同時にブロッホ少佐は、モーター停止を命じた。U-88は爆発によって発生した水中雑音に紛れながら、海中深く密かに潜航していた。


 補給船が撃沈されたのは間違いないようだった。先ほどの爆発による水中雑音はまだ収まっていないようだが、聴音手は雑音の中から、構造材が断裂される音を聞き逃さなかった。
 反跳爆撃によって投弾された爆弾は、目的を果たしたようだ。少なくない分の爆圧が空中に逃げたとしても、構造材をへし折るのに十分な圧力が補給船にはかかったはずだ。
 補給船の外板は、縦通材ごと一瞬で引きちぎられたのではないのか。爆圧によって生じた破孔は大きなものだったはずだ。商船構造の隔壁はさほど多くはないから、極短時間の内に浸水によって補給船は浮力の限界を迎えたはずだ。
 あるいは、投弾された爆弾の威力が大きければ、商船構造の補給船の船体ごとへし折っていたかもしれない。
 いずれにせよ補給船が沈没するのは免れないだろう。

 ヘーファーマイヤー少尉は、暗然として再び天井を見上げた。
 海面上では補給船が今にも沈もうとしているのに、U-88ができることは何も無かったからだ。補給船の乗員をどれだけ救助できるかは分からなかった。潜水艦と違って水中爆発であっても、海面に投げ出されて助かった乗員が居ないとは限らなかった。
 だが、北大西洋の荒波と低い水温の状況下では、たとえ補給船の沈没に巻き込まれななかったとしても長時間生存できる可能性は低かった。早い内に救助を行わなければ助かるものも助からなくなってしまうだろう。


 だが、ブロッホ少佐にはその気は無いようだった。しばらく様子を見ていたのか、撃沈された補給船の船体が分解しながら沈んでいくのを聴音手が告げると、深度計に目をやって予定の深度に達しているのを確認してから、モーターの再起動を命じた。
 ブロッホ少佐はこの進路を保ったまま、水中雑音が海面下を満たしている間にできるだけ遠ざかるつもりのようだった。
 ヘーファーマイアー少尉は、一瞬呆気にとられてから、苦々しい表情で言った。
「補給船の…乗員の救助はなさらないつもりですか」

 ブロッホ少佐は、つまらなそうな顔でいった。
「砲雷長は艦橋に遅くまで残っていたようだが」
 ヘーファーマイアー少尉は、眉をしかめながら身構えていた。ここで叱責されるとは思わなかったからだ。それよりもブロッホ少佐への信頼が音を立てて崩れていくような気がした。
 自艦の安全のために、友軍を見捨てるのはまだしも、このような形で異論を封じ込めるというのは指揮官として卑怯なのではないのか。それで一時しのぎは出来たとしても、叱責されたものに禍根を残すことになるからだ。


 だが、ブロッホ少佐は、別にヘーファーマイアー少尉を叱責するつもりではなさそうだった。
「補給船を沈めた敵機の機種は確認できたか」
 予想外の質問に、ヘーファーマイアー少尉は、首をかしげながら言った。
「英国空軍のモスキート爆撃機のようでしたが…」
「つまり陸上機、ということだな。どこから飛行してきたのかわからない、しかも機動性の高い陸上機が空中にいるのに無防備に浮上する事は出来んな。乗員の救助は、敵軍に期待する他ないだろう」

 ヘーファーマイアー少尉は不機嫌そうな顔でいった。
「国際連盟軍が我が軍の、しかも正規の軍艦ではない偽装した補給船の乗員を救助するとは限りません。それに補給船を撃沈したのは反跳爆撃のようでしたからモスキートに残弾は無いはずです。モスキートに銃兵装はありませんから、短時間浮上したところでさほどの危険はないはずです」
 いつの間にか発令所の兵員が緊張した面持ちで二人に注目していた。彼らの顔を見る限り、どちらかの主張を全面的に支持するといった雰囲気ではなかった。
 自艦の安全を再優先する艦長の考えは理解できるのだが、ヘーファーマイアー少尉の言うように友軍将兵を見捨てるのは気が引ける。大多数の兵が考えているのはそんなところではないのか。
 それだけにこれは危険な状態だと言えた。ブロッホ少佐とヘーファーマイアー少尉の意見が食い違ったままだと艦内の士気が著しく低下する恐れがあったからだ。


 そんな不穏な様子など無かったかのように、ブロッホ少佐は、無表情な顔でいった。
「モスキートの存在を無視したとしても、最初に発見された機体はどうする。前後の状況から考えてあれは接触機だと考えられるが、ある意味ではモスキートよりも延々と接触される方がU-88にとって危険だとは思わないのか」
 ヘーファーマイアー少尉も顔から表情が抜け落ちていた。ただし、こちらは感情を表に出さないために、意識して表情を作り上げていたからだ。
「それは接触機の脅威を過大評価しているのでは無いでしょうか。確かに本艦にとって接触機は剣呑な存在ですが、状況から考えて本艦の存在そのものはすでに敵機に確認されているはずです。未知の存在では無いのだから、浮上したところで一時的に所在を明らかにするだけのことです。
 ですが、この北大西洋の水深はかなりありますから透明度は低く、本艦の最大潜航深度まで潜航して、慎重に欺瞞針路をとれば接触をかわすことは不可能ではないはずです」
「長時間の欺瞞進路をとるのは不可能だ」
 ヘーファーマイアー少尉への反論は意外なところから飛んできた。後ろからの声に慌てて振り返ると、海図台で機関長と顔を突き合わせるようにしていた航海長と目があった。
 二人で何かの計算をしていたらしく、手元には細かな文字が書き付けられた用紙が握られていた。

 ヘーファーマイアー少尉がなにか言う前に、ブロッホ少佐が尋ねた。
「結論は出たのか」
「はい、艦長。機関長とも確認しましたが、現在の残燃料でも帰還は可能です。ただし余裕は全くありません。母港への直接帰還も難しいでしょう。海流を利用してノルウェー沿岸に到達してから、あのあたりに駐留する根拠地隊から燃料を補給してもらうのが最善でしょう」
 航海長はそういうと、ヘーファーマイアー少尉の肩に手をおいた。温厚な航海長から見つめられると、先程の怒りが抜け落ちていくような気がした。
 ブロッホ少佐への反感が先に立ったものだから、残燃料のことなど全く考えるだけの余裕は無くなっていたようだった。どうやら実際にはU-88に補給船の乗員を救助することは不可能なようだった。
 下手をすれば、救助した補給船の乗員ごと難破船となって漂流してしまっただろう。

 ヘーファーマイアー少尉は肩を落とすと、ブロッホ少佐に向き直って謝罪の言葉を口にしようとした。
 だが、それよりも早くブロッホ少佐は、ヘーファーマイアー少尉に顔を向けていった。
「友軍を助けようとする砲雷長の船乗りとしての心意気は高く評価する。このことは日誌にも記録しておく。そのうえで言うが、補給船の乗員を見殺しにするのは小官の責任と判断のもとですることだ。各員そのことだけは忘れるな」
 ブロッホ少佐は、これから先このことが問題視されても一人で責任を背負い込むつもりだ。そのことがわかったものヘーファーマイアー少尉は、無言で敬礼をしていた。
 ヘーファーマイアー少尉に軽く頷いてから、ブロッホ少佐はひとりごとのようにつぶやいた。
「それにしてもあの機体は何処から飛来してきたのだろうか…」
 だが、それに答えられるものはU-88の何処にもいなかった。
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