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隣には魔王がいた
作:神威ガンs



プロローグ 〜俺の日常〜


俺の名前は酉島渡とりしま わたる、15歳。
東拍川市ひがしひょうかわし在住。

しがない市立の中学校に通う、ただの中学3年生。
今年度は受験ってことで毎日が勉強の日々

部活はサッカー部。
最後の大会は県大会2回戦負け・・・・。

そして3年生部員の引退宣言。
もちろん俺も含む。

部活も終わりさぁ勉強、となるわけだが
・・・・やる気が出ない

塾なんか行ってないし、行かなくてもある程度はできる。
毎日が暇だった。

友達と遊ぼうにも、勉強やら宿題やら習い事やら・・・・・。
結局は家でのんびりしたり、一人でゲーセンに行くことになる。

でも今の生活にそんなに不満はない。
親も「高校はいければいい」と言っており、今の学力なら志望校に行ける自信があった。


そして今日も朝の7時に起き、朝食を食べて半には学校へ向かう。
そんないつも通り、何も変わらない一日。


「起立。気をつけ。礼。」
委員長のいつも通りの言葉で、1時限目の歴史が始まる。
授業を必要最低限に聞き、きちんとノートをとる。
大抵はこれで点数をとれるものだ。

「起立。気をつけ。礼。さよなら。」
「さよ〜なら〜〜」
そしてホームルームを予定だけ書き、適当に聞き流して一人で下校。


いつも通り。何も変わらない一日。


「ここまで」は。
そして「日常」が、家について「非日常」になる。
この時の俺はそんなこと想像もできなかった。













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