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帰ってきてもファンタジー!? 作者:月見ココア

試験編 エピローグ

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登場人物紹介(ここまでのネタバレあり)

ここまでで一度でも名前が出た、あるいはそれに近い描写を受けたキャラ。
あるいは名前が出ていなくともそれなりに台詞や出番があったキャラは記載した。はず。

内容は─これでも─簡単な紹介と説明。
幾人かはここで初めて両世界の統合ステータスも公開。
あとほんの少し本文で語られてない話も書いてあります。
そして当然のようにここまでの話のネタバレも自重していない。


まあ、基本サブタイ通りなので、お決まりの台詞としては

「読まなくても問題はない」

が、次話で「お前誰?」ってやつがいきなり出てくるので、読んでおけば思い出せてる状態で読めるかな、と。
〈主要登場人物〉



ナカムラ・シンイチ(中村 信一) 15歳 日本人

ステータス

筋力:D(限界値)

体力:D(限界値)

精神:D(限界値)

耐久:D(限界値)

敏捷:D(限界値)

魔力:D(限界値)

技量:S+(学園に行く前はS、現在はさらに上がっている可能性も?)

この物語の主人公。ガレスト学園1-D所属。学園ランキング最下位。
ファランディアにおいては仮面の英雄にして暗殺者「マスカレイド」現継承者。
黒髪に濃褐色の瞳。この歳の日本人の平均的身長と体格という外見は普通の少年。
2年前に異世界(ファランディア)に漂流し旅路の末8年後の地球に帰還したプチ浦島太郎。
想定外の事態が重なり、帰還直後から転入後しばらくまで実は情緒不安定気味であった。
また彼自身は漂流前と今とで自分は違う人間になっていると考えているが、
かつて周囲にいた人々それぞれで彼に対する認識や見解に僅かな食い違いが
見られるなど彼が元々どんな人物だったのかを誰が正確に把握していたかは不明。

その相貌は柔らかで“それだけ”見るとおとなしくて優しそうな少年だが
中身は色々とんでもない男で気に入られてしまうと振り回される運命に陥る。
そして敵に回ってしまうと色々と何かが終わる。一方で律儀過ぎる所があり、
特に負い目を感じている家族に対しては完全に弱腰になっている。
当初はこの世界に深く関わるつもりはなかったが、知れば知るほど
厄介な状況にあると認識していき、抑止力として世界へ介入する。
とはいえ当人はあくまで時間稼ぎか最後の防波堤というスタンスを取る。

ガレストでは底辺のステータスだがファランディアでは最強の一角。
ただ力を引き出すという行為が彼の中で必要なため不意打ちに弱く、
常に引き出したままというのは心身共に疲弊するためできない。
彼が健啖家なのは魔力回復もあるがその消耗への備えであり補填。

トラウマにより殺人が出来ないものの心情や信念ではないため
忌避する感情はあるが“必要があれば”精神的か間接的に殺す事に躊躇いはない。
むしろ直接殺せない事でより残忍な行為を選ぶようになったという皮肉な話。
そういう意味で考えれば彼は間違いなく仮面の暗殺者だといえる。



ヨーコ およそ390歳ほど テンコリウス

ステータス(人身時)

筋力:AA+(S+)

体力:AAA(S)

精神:A+(AA+)

耐久:AA(S-)

敏捷:AAA+(AA+)

魔力:AAA(AAA)

技量:C+(C+)

黄金の稲穂のような金の毛並を持つ三尾の生物。
地球でいう狐に似た生物だがそのサイズは人の頭や肩に楽に乗れる程。
人身になった場合は圧倒的な美と豊潤な肉体を併せ持つ傾国のそれとなる。
最後の数か月とはいえシンイチが異世界で最も長い時間を共有した存在。
主人の帰還にも当然のようについてきて結果的に色んな面で彼を助けた。
シンイチからは相棒のような目で見られてもいるが本質的には主と従者。
ファランディアのテンコリウスという生物だがガレストには似すぎた
アマリリス・フォックスという生物(後に別名同種と判明)がいるため
劇中ではもっぱらアマリリスとして扱われている。
余談だがシンイチは妹と区別するため彼女を呼ぶ時は若干伸ばしが長い。

主人を持ったテンコリウスとしては典型的なほど主人至上主義。
ほぼ全ての判断がシンイチを基準として考えられているため言動が
彼に輪をかけて物騒な時がある。ヒトとは違う種族なので
価値観がやや異なっているが主人第一主義でもあるので
彼の願いや心情を理解し慮ってくれてもいる出来た従者。
ただ主以外の者に対しては『主にとってどれだけ大事か』あるいは
『主をどう評価しているか』等で態度を露骨に変える。

帰還後は主人の精神的なケアのためステラの真似をしていたらしく
以前は獣身でももう少し我が儘でシンイチに小言をいうことは稀だった。
また女性の影に嫉妬じみた言動をしていたのもどちらかといえばそれが理由。
少なからず独占欲はあり嫉妬心が全く無いわけではないが、ヨーコ自身は
主人の周りに女性が増えるのを推進する側にいる。ただ理由はそうなれば
自分もおこぼれ的に関係を持てる目算が高まるという考えから。
意外にこいつ腹黒いぞ。



ミューヒ・ルオーナ 年齢不詳(表向き16歳) ガレスト人

筋力:AA+

体力:AAA(限界値)

精神:A-

耐久:AA+

敏捷:AAA+(限界値)

魔力:D+

技量:E+

ガレスト学園2-A所属。学園ランキング2位。シンイチからの愛称はヒナ。
桜色のショートヘアと碧色の瞳。狐に似た耳と尻尾を持つ獣人系ガレスト人。
かなり小柄であり本人も背丈と胸部の無さがコンプレックスになっている。
スタイルそのものはシンイチの指摘通り整っており、また体重も軽い。
実年齢は十代の少女ではなく彼の目利きと本人の談から二十代の女性らしい。
誰に対してもマイペースで接して一方的に妙な愛称をつけている。
本来それは演技だったがそれで周囲をからかう楽しさに目覚めている。
しかし先達者であるシンイチには通用せず逆に遊ばれている状態。
また本来はツッコミ体質なのかシンイチの常識知らずな言動や
アリステルの真剣な大ボケをかなりの頻度で拾ってしまう。

生徒会の地球側(日本側)及びガレスト側双方に所属している間者だが
その本来の所属はテロ支援組織「無銘」の戦闘員という三重スパイ。
コールサインは装備の彩色に赤色を好むことから『クリムゾン』
ガレスト軍側からはその色と戦いぶりから『紅の鬼(レッドオーガ)』と呼ばれる。
無銘側に生徒として学園に潜入が出来るほど子供らしい外見を持ち、
非常時には自衛と自力で脱出ができる程の実力者が彼女だけなための選出。
本来は『無銘』設立メンバーの一人であり戦闘員ではトップに位置する。
余談だがこの名前は本名であり、潜入の際偽名を使わなかったのは
それが有名でなかった事と元々自分の戸籍を持っていなかったため。
かつてはどこかで実験動物のような扱いを受けていたらしい。

現在アリステルからのライバル宣言に戸惑いながらも、
シンイチの態度には苦言を呈するなど彼女の想いそのものは
大切なものだとして、どこか見守るスタンスにいる。
マスカレイドからの脅迫という形で現在「無銘」戦闘員としては休業状態に。
その正体を隠しながら組織と彼との(名前だけの)橋渡し役となっている。



フリーレ・ドゥネージュ 26歳 ガレスト人

筋力:AAA+(限界値)

体力:AA

精神:AA+

耐久:AA+(限界値)

敏捷:AAA(限界値)

魔力:C+

技量:D+

ガレスト学園1-D副担任。実技担当教師。
長身と整った容姿。美しい白い髪と金の瞳、そして抜群のスタイルを
色気のないジャージで意図なく隠したうえで台無しにしている女教師。
元・軍人という経歴を持つ唯一の学園教師でその時代の名声が高すぎた事と
教師になった経緯の負い目から学園や都市の防衛にも携わっている公的な最強戦力。
しかしその強さはあくまで“相手に何かされる前に斬る”という
高いステータスと専用外骨格「白雪」の性能が合わさった力技の結果。
威力とスピードがあり過ぎる剣閃で問答無用の一刀両断な戦法である。
それが強すぎた弊害で対人戦の経験がじつは極端に少ない。
能力的に同格あるいは彼女の剣閃を見切れる相手だと本来苦戦するが
シンイチとの模擬戦によって徐々に克服しつつある。

その性格は世間のイメージである「仕事ができる強い女」とは程遠く、
人前では鬼教官のような教師をやっているが根っ子は戦闘狂であると共に
兄とかつての関係に戻りたいブラコンでもあるなど色々と惜しい美人。
大人であろうとしているが素は兄に甘えたい幼い妹のままといえる。
しかし教師として生徒を第一に思う言動やシンイチとの約束を
彼が想定してない場面でも律儀に守ろうとするなどの点から
本人が知らない内に学園ではシンイチから最も強い信頼を得ている。
またシンイチとは10歳近く歳が離れているが根が幼いことあり、
彼に兄性ともいうべき父性的なものを感じていて心を許している。


白雪しらゆき 稼働歴9年 人工知能

フリーレの専用外骨格の固有名でありそのAIの名前。
名付けたのは製作者たるフリーレの友人サンドラ女史だが由来は謎。
完成は9年前だが当時から既に人間に近い思考能力と会話能力を持つ超一級品。
性格設定は制作者によって“遊び”の部分があるものの基本的には真面目。
だがその遊びの部分のせいでフリーレからすると余計な言動を取る。
本AIもそれには辟易としている。ただしそれを持ち主が今まで知らなかったのは
大半がフリーレが誰かと親密な状態になったら行うよう設定されていたため。
これには〈マスター、もうちょっと人付き合いしてください〉だそうだ。
ちなみに厳格な性別設定はないが女性寄りに設定されている。



アリステル・F・パデュエール 17歳 ガレスト人

筋力:A

体力:AA

精神:AAA(限界値)

耐久:B+

敏捷:A-

魔力:C+

技量:E+

ガレスト学園3-A所属。学園ランキング1位。
豪奢でボリューム溢れる青髪縦ロールと貴族特有の金の瞳を持つお嬢様。
生徒の中では屈指のスタイルと美しい所作を自然と見せつける貴族の姫君。
お忍びでの行動時にはベレー帽に縦ロールを、瞳を特殊なメガネで隠す。
スタイルの良さもわざと大き目のサイズの衣服を着ることで隠している。
つい最近までは憧れてた相手の反逆によるショックから周囲(一部の従者)が
望むままにお約束的な傲慢なお嬢様を演じていたらしい。
しかし根は純粋で真面目な少女なので苦痛を感じていた。
シンイチとの出会いで憧れを思い出し、自分が望む在り方を選ぶ。

座学はトップで一を聞いて十を知るほど頭がいいが素直すぎて天然気味。
また筋力では他に譲るがフォトンを扱わせたら学園随一の操作量を誇る。
性格的に一度信頼した相手の全てをかなり肯定的にとらえてしまうが、
ある意味において的確に事実や想いを見抜いてしまうことが多いため
自己評価が低く、称賛が苦手なシンイチの天敵たりえるという稀有な存在。
お嬢様らしい天然さと強引さも持つが同時にじつにお嬢様らしく
多種多様な人間に囲まれて育ったために周囲への洞察力は鋭い。
ただ事件中に敵から指摘されるまで自分の恋心を自覚していなかったため
自分の事は見えていない節はあるが、理解すれば一直線な様相を見せる。

変装時と非変装時、どちらも根っこは変わっていないものの
前者が素を表に出しやすく、後者は立場ゆえに出しにくいといった所。



トモエ・サーフィナ(安倍 巴) 16歳 日本人

筋力:C+

体力:B-

精神:AA+(限界値)

耐久:C

敏捷:C+

魔力:AA

技量:D-

ガレスト学園2-B所属。学園ランキング70位。
栗色の長髪を常にポニーテールにして結っている青い瞳の少女。
日本生まれの日本育ちの日本人だが異人然とした相貌を持つ。
母親は日本とアメリカ、父親はポルトガルとロシアのハーフで
彼女自身はいわば四か国の血を受け継いでいる。また現代を生きる
退魔一族の中の名門『安倍家』の血を引く最後の一人ではあるが、
彼女自身は一族に対しては両親を迫害したことからよく思っていない。
しかし両親の死後は独自に情報収集しており外部にいながら近状に詳しい。

感情の起伏が激しい所があり激昂も落ち込みもしやすい。
されど負の感情などは熱しやすく冷めやすい傾向にあるため長続きせず、
また落ち着いている時は頭の回転が速く、シンイチすら手玉に取るほど。
陽子が解析した画像を見たのが切っ掛けではあったが出会いから考えると
恐ろしく短期間でマスカレイドの正体が誰であるかを見抜き、彼に認めさせた。
現在はそれを黙っている見返りという形でシンイチに弟子入りする。

霊能力の真っ当な教育は基礎の段階で止まっているが独学で修練し、
一人で汎用性の高いオリジナル霊符を作り出すなど非凡な才能を見せる。
ただ独学ゆえの自信のなさと母親が優秀すぎたため過小評価気味。
また突撃思考なのに自身は後方特化型能力なため実力を発揮するには
彼女をうまく動かせるブレーン役が不可欠になってくる。
なぜかシンイチにお姫様抱っこされやすい運命にある。
サーフィナは父方のファミリーネーム。



シングウジ・リョウ(神宮寺リョウ) 16歳 日本人

筋力:AAA(限界値)

体力:AA+

精神:AA-

耐久:AAA+(限界値)

敏捷:A

魔力:B-

技量:D-

ガレスト学園2-A所属。学園ランキング3位。
地球人生徒トップのステータスを持つ男子生徒。
4年前にガレストに漂流して入学できる年齢まで現地にいた。
その関係で輝獣との戦闘経験は生徒内では一、二を争うほどある。
当初見せていた傲慢で気難しい鼻持ちならない人物像は
自分を強く見せるための虚栄心から生まれたもので所謂高校デビュー。
再会した幼馴染と入学時からの腐れ縁の風紀委員たちには見抜かれている。
実際は背伸びがちな歳相応のただの男の子であったといえるものの、
千羽姉弟にシンイチの話をしないようにするなど気遣いも意外とできる。
トモエとは親戚で、母親がいとこ同士だが戸籍上その繋がりは消されている。
母親の死に関連して倒したい相手がおり、影ながら病的なまでに強さを求めていた。
霊力の総量ではトモエより上であるが扱いはまだまだ下手な部類。



ヴェルナー・ブラウン 年齢不詳(表向き17歳) ドイツ人

筋力:B(限界値)

体力:B-(限界値)

精神:B(限界値)

耐久:D+

敏捷:D

魔力:D

技量:E

技術科3-B所属。技術科ランキング21位(技術科は学園ランキングとは別採点)。
ブロンドのぼさぼさ頭に白衣がトレードマークな少年的外見を持つ男。
10年前にブームとなったアニメ「紅蓮鋼人グランファイザー」の大ファン。
ただそれだけの共通点でシンイチと一瞬で友情関係を持てた幸運(不幸?)な人物。
また日本アニメ全体のファンでもありそれらから得たアイディアや発想を
現実にしてしまうなど非凡ではあるが才能の使い方が少し間違っている技術者。
本来はBND─ドイツ連邦情報局の技術局員で公にガレスト科学を
学ばせるために送りこまれたいわゆる技術スパイともいえる存在。
ただし本人はそれを学びたかっただけで組織や国に対する忠誠心は
表向きあるようには振る舞うこともするが根っこには微塵もない。
技術のみの担当であるのをいいことに好き勝手やっていたが、
運悪くか運良くかシンイチと遭遇し試験運用契約を結ぶことに。
自分の作るロマン武装に一定の理解を示し的確に扱える彼は
自らの作品を託す相手としてはこれ以上はない人物なのだが、
彼自身の秘密を薄らと勘付いていたりその点で諸々の脅迫を受けていたりと
若干の後悔を抱きながらも話が合うため結局友人のイスに落ち着いている。



千羽せんば 陽子ようこ 16歳 日本人

筋力:AA+

体力:B

精神:A

耐久:A+

敏捷:B+

魔力:B+

技量:E+

普通科2-B所属。風紀委員。陽介の双子の姉。ランキング45位。
二卵性だが容姿は男女の違い以外の差は見られないほど似ている。
本来はシンイチの5歳下の妹だが現在は1歳年上となっている。
明るく活動的で場の中心になることが多く、風紀委員としても
公明正大であり真面目で勤勉でもあるので教員からも信用されている。
ただ弟に対してのみかなり横暴な面を見せているが、依存している節もある。
自身のルールに厳格で家族のことでは真剣になりすぎて融通がきかない。
かつては陽介と同レベルのブラコンだったらしいが、兄を失ったことで
大きく傷ついてしまった母や弟を守るために自分が頑張らなくては、と
気持ちを強く持ち過ぎた結果、皮肉にも厄介な形で帰還した兄の存在を
うまく処理できず、母同様に拒絶してしまう。
シンイチが平静を装ってしまったのも結果としてその感情を煽っていた。
外見は母親似なため父親似のシンイチとはまったく似ていないが、
スキルや道具の突飛な使い方を思いつく発想力や悪党への態度、
家族への態度が不器用な点などはよく似ているともいえる。
また弟からみると無意識に兄の真似をしている所もあるらしい。
そして血縁者では唯一シンイチのズレた性質を見抜いていた。



千羽せんば 陽介ようすけ 16歳 日本人

ステータス

筋力:B+

体力:B+

精神:AA

耐久:B

敏捷:AA+

魔力:AAA(限界値)

技量:E+

普通科2-B所属。陽子の双子の弟。ランキング47位。
二卵性だが容姿は男女の違い以外の差は見受けられないほど似ている。
本来はシンイチの5歳下の弟だが現在は1歳年上となっている。
中村家男子の血筋の中では珍しく社交性が高く、周囲の緩衝剤となって
生徒同士の諍いの仲裁を行ったり友好的な交友関係を無難に作っている。
が、そのために不本意ながら周囲から余計に副風紀委員として扱われている。
姉や母と違ってシンイチへの態度は二人に合わせるための演技に近い。
それでも突然の帰還とその静かな態度には動揺し彼なりに憤ってしまった。
本来は今でも兄を子犬のように慕っている重度なブラコン。
あるいは姉に結婚相手ができそうにないと今から悩むシスコン。
本人は自分の恋愛には無頓着でそこそこ人気があるのに気付いていない。
外見上は母親似なためシンイチと全く似ておらず気付かれてないが
両者を知る者からは言動の節々が似ているように見えている。




〈ガレスト学園関係者〉



リゼット・ハウゼン 17歳 ガレスト人

筋力:A+

体力:A

精神:A

耐久:A

敏捷:A+

魔力:D

技量:E

ガレスト学園3-A所属。ランキング4位。髪は紺色。
同性ということもありアリステルの女性筆頭従者である。
彼女自身も貴族であり代々パデュエール家に仕えてきた一族の娘。
アリステルとはそれが縁で幼少期からの遊び相手で付き合いは長いが
最近では主義主張の違いから意見衝突が激しいが命令には従っている。
しかしそれもあって他の従者やアリステルの新派とは距離ができている。
若いガレスト貴族が陥りがちな典型的なガレスト至上主義者。
地球という技術力で劣る世界の存在でそれに拍車がかかってしまった。
基本的に地球人を下に見ているものの実力を示した者に対しては
不承不承ながら認めてはいるらしい。



オルト・カンルー 17歳 ガレスト人

筋力:A

体力:AA+(限界値)

精神:A

耐久:A+

敏捷:A-

魔力:D

技量:E

ガレスト学園3-A所属。ランキング5位。山吹色の髪。
彼自身も貴族であり代々パデュエール家に仕えてきた一族の男。
アリステルの従者の中では数少ない男子でその中で筆頭。リゼットと同期。
異性であるため一緒にいる時間はリゼットに比べると少ないが
従者たちの中では彼女とほぼ同等の立ち位置であり幼馴染でもある。
そのためかリゼットと考え方や態度が近く、これまた彼もアリステルと
最近意見衝突を繰り返しているが彼らは諫言のつもり。
自分達が思う理想の主人像を押し付けている自覚がない。



ザフォード 16歳 ガレスト人

筋力:B+

体力:A(限界値)

精神:A

耐久:B+

敏捷:A-

魔力:E

技量:E

食堂でシンイチにからんだ生徒達の代表。特別科2-A。
アリステルの従者ではなく、彼女からすれば後輩の一人という認識。
パデュエール家の従者になろうと画策してリゼットらの小間使いをしていた。
しかしあれ以後、リゼットからは切られてしまうが本人はそれ以上に
もうシンイチと関わりたくないと普通に生徒をやっている。
学園のルールやガレストの常識を守っている限りはガレスト至上主義者の中では
比較的話の分かる人物だが自分のルールで生きるシンイチとは相性が悪かった。
彼以外の者達も程度の差はあれどリゼットともシンイチとも距離を取っている。
つまりは一番平和な立ち位置に行けたともいえる。



ヤマナカ 15歳 日本人

筋力:D+

体力:B-(限界値)

精神:D+

耐久:C(限界値)

敏捷:D+

魔力:C-

技量:E

1-Dのクラス委員。
このクラスの中ではステータスが高い方にあたる生徒。
シンイチの転入は気にもとめていなかったが代理試験官任命には反発した。
だが逆らえない状況の中でその手腕をなんだかんだと認めるように。
試験後の測定でクラスの皆と同じく少しだけステータスが上がったらしい。



オクムラ・レイジ 16歳 日本人

筋力:B-(限界値)

体力:C+

精神:C(限界値)

耐久:C+

敏捷:C

魔力:D

技量:E

2-Cのクラス委員。精神スキルの実験台にされた2-C、D連合の代表。
元々は資産家のお坊ちゃんだったが現在実家は落ちぶれている。
何とか無理して学園に来たが伸び悩んでいた心情をスキルで操られた。
当初はシンイチに反発したが手腕に感心し一位到着を成し遂げた事で認める。
だがクラスメイト共々覚えてはいないのだがボコられた事への潜在的な恐怖は
抜けていない。試験後の測定で皆と共に少しだけステータスが上がったらしい。
余談だが最初の方の「05-00 壊された日常」においてケース??と
紹介された一文はいかにも意味があるっぽく見えているが彼の独白。


雨宮あまみや かなめ 23歳 日本人

筋力:B-

体力:AAA(限界値)

精神:A

耐久:B-

敏捷:A

魔力:D

技量:E+

ガレスト学園生徒会長。学園OB。第一期生。
茶髪とメガネで誤魔化しているがかなりの童顔の持ち主。
日本政府のエージェントであり優秀なのだが何故か苦労人となる。
特別科の一般的な生徒までなら2、3人程度なら1人で鎮圧できる実力はあるが
そもそも指揮官に近い立場の彼が現場に出ることは極めて、まれ。
マスカレイドに直接脅された事で今は余計に気苦労が絶えない人。
胃薬を送ろう。



リルティナ・バーグマン 23歳 ガレスト人

筋力:AA(限界値)

体力:A-

精神:A

耐久:AA+(限界値)

敏捷:A+(限界値)

魔力:E+

技量:E+

ガレスト学園生徒会・副会長。学園OG。第一期生。オレンジの長髪の淑女。
ガレスト政府側のエージェント。シンイチについては保護寄りの考えをしているが
人道的な理由ではなく政府の命令への順守と重要性はないという認識のため。
会長である雨宮とはタヌキとキツネの化かし合いのような会話をして互いの
領分に踏み込ませないようにしているが愛称で呼び、気遣いとも取れる行動などから
正確な関係は謎。ただ学園入学時からの同期で卒業後の進路まで同じという腐れ縁。
じつは軍人時代のフリーレのファンで今までもいくらか頼みごとを聞いていた。



カリスト・サランド 40歳 ガレスト人

筋力:B(限界値)

体力:B-

精神:B(限界値)

耐久:C+

敏捷:B-

魔力:D+

技量:E

1-D担任教師。ガレスト史担当。
見た目は強面で実際にそれが似合うほど厳しい教師ではあるが
なんでもありの陰謀論者でもあり語れる相手を見つけた事で露呈した。
本人に隠すつもりはそもそもなかったのでなんとも思っておらず、
またシンイチ以外には語らないのであまり問題視されていない。
噂、都市伝説、陰謀論を誰かとディスカッションしたかったらしい。
教師としては真面目で職務に忠実なタイプであり、戦闘畑の人間ではないが
有事にはこの学園の教員として戦う覚悟は持っていた。されど今回は蚊帳の外。
そのうえ事後処理にも深く関われない、真相をあまり知らされない、など
本当の陰謀とは幸か不幸か縁遠い人。



フリーレの隣の席の女性教師 26歳 日本人

担当教科は国語(日本)。現時点では名称不明。
どこのクラス担任でもないがフリーレとは同時期に学園に来ており、
同い年ということもあって同僚の中では一番友好的な関係を築けている。
そのためか周囲の評価と本人の性質が合ってない事に薄ら気付いているが
本人が頑張ろうしている意思を尊重して知らないふりをする大人な女性。
今回の事態に一般人ながら冷静な態度でサランドに意見を求めるなど
度胸もそれなりにすわっている。



フランク・ドゥネージュ 31歳 ガレスト人

筋力:C(限界値)

体力:C+(限界値)

精神:B(限界値)

耐久:D+

敏捷:C(限界値)

魔力:D

技量:E-

技術科教師。担当クラスはない。フリーレの異母兄。薄紫の長髪。
外見上フリーレと似ている部分が皆無なため兄妹と知らない生徒も多い。
幼い頃は家を継ぐ使命を背負って厳しく苛烈な鍛錬の中にあった。
しかしステータスの伸び代が短く戦闘関連の才覚が一切無いと後々判明。
ガレスト人では珍しく血筋によるステータスの恩恵がない稀有な例。
両親どちらかの先祖にいたランクの低い人物の先祖返りだと推測されている。
十大貴族の中で最も『武』を重んじるドゥネージュ家ゆえ、そして
可愛がっていた異母妹が反対にそれらの才能に恵まれていたために
継承権が一気に落ちてしまい、予備としての役目さえ与えられなかった。
何か自分が生きれる分野を探す内に科学者・技術者の方面に才覚を発揮するが
目立つ成果は出せず、認められようと焦って余計なモノ(アンフォトニウム)を発見したために
事実上クトリアへと島流しになり不本意ながら技術科の教師をしている。
教師としては可もなく不可もないが妹には露骨に嫉妬心を抱いている。
が、それも彼女とシンイチを除けば注目されてないので気付かれてない。
その妹が教師としてクトリアに来たことに関しての当人の心情は
シンイチがいつか推測で語ったモノが一番的を射ている。
ただ彼がいなければフリーレがどこかで歪んでいたのも事実である。



城田しろた 奈津美なつみ 33歳 日本人

ガレスト学園技術科教師。担当クラスはなく授業経験も皆無。
黒い長髪を雑にまとめ汚いつなぎ姿で過ごす黒縁眼鏡の女性。
事前公開された僅かなガレスト技術だけでその深淵に迫った唯一の地球人。
現在気になっているのは次元科学の分野だがやろうと思えばそれ以外も
一流の知識と技術、発想力を持つ文字通りの天才。そして狂人。
自身の興味があることだけを研究できればそれでよく、それで周囲に
どんなことが起ころうとも気にしない。というよりほぼ目に入らない。
それでいて自分が社会不適合者であるという自覚があるために
“自分がしたい研究”のために他者の協力が必要と判断すれば
相手がどこの誰だろうが望むモノをなんでも提供したり、TPOを
弁えた行動を取るがあくまで一時的な話で後者は長続きはしない。

ちなみにクトリアの事件ではスキルや通信の阻害、ガードロボの乗っ取り、
違法な次元エネルギー収集装置は彼女が準備し提供したものである。

現時点で唯一シンイチが気付いていないマスカレイドの正体を知る者。
(興味をもたれ、直接、間接的に接触をはかられている事は気付いている)
運に恵まれた面もあるがさすがの彼も偵察衛星まで意識していなかった。



ガレスト学園・学園長 地球人

中年男性。絵にかいたような中間管理職。
どこの国出身なのか判断しにくい容姿をしている。
基本的に学園運営組織からの指示に従うが現場の意見にも耳を傾けてしまうので
気苦労が絶えず、胃薬が手放せない日々だが最近その頻度が増えている。
尤も最近は遠縁の親戚“名義”で届く健康食品やサプリで回復傾向にある。
結婚しているが妻に頭は上がらない。



海上都市クトリアの市長 ガレスト人。

苦労人。学園長とは飲み友達で愚痴吐き仲間。
人種や世界の違いなどは仕事の苦労の前では関係ないらしい。
通常の都市以上に騒動の坩堝なクトリアの議会運営をしてきた一応偉くすごい人。
シンイチが来るまでクトリアが一応平和だったのは彼の頑張りもあるのだが
派手さがないのであまり認知されておらず、不満を抱えていたが
最近応援するファン“名義”で届けられる健康食品やサプリ。
そして添えられた市長の働きを称賛する手紙に地味に救われている。
妻子がいるがどちらにも頭があがらない。



レスカ・フロズン 年齢不詳(生きていれば今年30代後半)ガレスト人

ガレスト学園最古参の事務員、になるはずだった女性。
水色の髪を持つ細見だがどこにでもいそうなおばちゃん顔。
厳格な審査を突破した人物ではあったがアリアに抹殺、成り代わられた。
事件が隠蔽された関係で現状はまだ遺族には何も知らされていないが、
学園内では病気療養中ということになって誤魔化している。





〈主要人物の家族・友人〉



千羽 沙織 40歳 日本人

シンイチや千羽姉弟の母親。信彦の前妻。
当初は息子の生存を信じ願っていたが異世界の厳しさを知って絶望視する。
そのことで信彦と意見が衝突し最終的には醜く罵り合うまでになり、離婚。
裁判で争ってまで双子を引き取り、身を粉にして働いて育てていた。
(養育費はむろん支払われているが)
普段は元気で明るく、旦那を尻に敷くタイプの妻であり母であったが、
身内の悲劇に不慣れで弱く、シンイチの喪失に精神のバランスを崩す。
時間の経過と双子の支えによってこの数年は落ち着いていたのだが
シンイチの予期せぬ帰還でまたも大きく揺れ動いてしまう。
子供たちが家族のことで動揺しやすいのは彼女に似たといえる。
信彦の再婚と新たな兄弟の誕生は知っているが子供らにまだ伝えていない。



中村 信彦 43歳 日本人

シンイチや千羽姉弟、真治の父親。中堅どころの商社勤務のサラリーマン。
次元漂流した息子の生存を頑なに─根拠なく─信じて待っていたが、
その生存を絶望視していた妻と確執を生み、離婚の一因となる。
現在はその時の言動の落ち度を自覚している為その罪悪感と息子との距離で悩む。
シンイチの外見や性格などの大元は父親である彼から受け継いだものが多い。
尤も息子ほど極端にはなってないのでおそらくシンイチが普通の環境で
普通に育っていればこうなっていたであろう姿や性格は彼が一番近い。
離婚し子供たちが手元から離れてしまった事で一時生活が荒れたが
その時に出会った凜子に世話を焼かれるようになっていくうちに
彼女からの猛烈な逆アプローチを最終的に受け入れる形で再婚する。
じつは千羽姉弟とは離婚後一度も会えておらず学園にいる事も知らない。
余談だが、シンイチと同じく下に妹と弟(双子ではない)のいる兄。



中村 凜子(旧姓:笹森) 28歳 日本人

筋力:B+

体力:AA(限界値)

精神:B-

耐久:A(限界値)

敏捷:A-(限界値)

魔力:B-

技量:E+

異世界犯罪対策室・遊撃班所属。階級は三尉。元々は自衛官。
信彦の再婚相手にして真治の母親。シンイチの継母にあたる。
肩で切り揃えた黒髪と小柄だが幼くは見えない相貌を持つ美人。
母一人、子一人の家庭で育った影響か。異性の家族に憧れがあり、
強い結婚願望を持っていたがピンとくる相手を見つけられなかった。
しかし離婚後私生活が滅茶苦茶になっていた信彦と偶然知り合い、
世話を焼いているうちに惹かれていき、全ての事情を知ったうえで
逆プロポーズをして彼と結婚し、第一子を設けている。
『世話を焼きたくなる年上の男性』が好みだったもよう。
シンイチのこともその時点で息子同然に思っていたらしく
写真等でしか見ていない彼の顔を正確に記憶していて、すぐに気付いた。
対策室の仕事に関しては真面目で優秀だがドライで入れ込んではいない。
逆に家族のことになると必要以上に熱が入るタイプである。
公私における私優先タイプであくまで私のために公を頑張る女。
そして彼女もまた千羽姉弟がガレスト学園にいる事を知らない。


中村 真治 生後5ヶ月(初登場時) 日本人
信彦・凜子夫妻の子。シンイチたちの異母弟。
母親曰く人見知りするタイプらしく地味に中村家男子の特徴を受け継ぐ。
とはいえ本能的に兄とわかったのかシンイチの赤子の扱いがうまいのか。
異母兄である彼にすぐに懐く。またヨーコを恐れず尻尾を玩具にするなど、
赤ん坊とはいえある意味作中で最も怖いもの知らずな行動をしている。
陽子たちはまだその存在を知らないがさらにいえばシンイチは妹弟が
真治の存在を知らないことを知らない。



高峰たかみね 大吾だいご 21歳 日本人

筋力:C-(限界値)

体力:C-

精神:D(限界値)

耐久:B-(限界値)

敏捷:D+(限界値)

魔力:D+

技量:E

シンイチの幼馴染。背が高く体格が大柄な正義感の強い人物。
警察官を夢見ていたがステータスの差やガレスト技術に適応できず、
座学方面で大いに苦戦していたこともあって挫折し鬱屈した想いを抱く。
しかしシンイチと再会し夢の原点を思い出して、今はやれることをしながら
バイト三昧の日々。ちなみに凜子経由で番号は知っているが新生活を送る
シンイチをなんだかんだと気遣ってまだ連絡は取れていない。
アリステルの伝言はシンイチが学園に入ったと知った事で有耶無耶に。


佐々ささき 武史たけし 21歳 日本人

シンイチ、大吾共通の幼馴染。二人いわく賢い悪童。科学者を夢見ていた。
異世界交流による社会や家庭環境の変化に伴い、中学卒業後どこかへ引っ越す。
その後の足取りは不明だったが現在は地球工学界で若手のホープとなっていた。
業界内では有名らしく、専属のSPさえついている。
大吾が知らなかったのは世間的にはまだ無名なため。


サンドラ 30歳 ガレスト人

フリーレの友人。出身領は違うが入隊時からの付き合いの現役軍医。
本人曰くメガネの似合うクールビューティー。多分クールは嘘。
医者としても非常に優秀だが人工知能の開発にも高い技術と知識を持つ。
ただ白雪に余計な設定を黙ってつけておくなど悪戯好きな面も。
しかしその裏には彼女なりの友人のことを思ったお節介もある。




〈ファランディア勢〉


リリーシャ・アースガント 19歳 ファランディア人

金砂をまぶしたような美しい髪と翡翠の宝石のような瞳を持つ美姫。
ファランディアにある魔法大国アースガントの第二王女。
正確には既に第一王女だった姉が女王として即位しているので
管理している領地名を冠した呼び名か王妹といわれるべきだが、
まだ即位して間もない時期の問題と第二(ワガママ)王女としての悪名の根深さ。
などの理由で余程かしこまった式典でもない限り第二王女と呼ばれている。
世界一の魔法使いといわれるに相応しい腕前と知識を持ち、
強者を異世界から呼び寄せる召喚術を一人で開発した魔法の天才。
だが魔法戦においては過去にシンイチと戦って一方的に負けているらしい。
その時の屈辱と浴びせられた罵詈雑言、ひどい暴力等によって周囲も本人も
まるで気付いていなかった被虐性欲が開花してしまい彼に夢中となる。

まさに、どうしてそうなった、である。

責任を感じたシンイチが矯正しようとしばらく旅に同行している中で、
その変態性とは違う方向性で彼に恋焦がれていくが立場から諦めていた。
想いを断ち切るために別れの日に告白して案の定振られているものの、
その理由が彼が抱える肉体的な問題だったため微妙に吹っ切れていない。


ステラ 25歳 ファランディア人

水色の長髪を首元で結った静かな面持ちの女性。
アースガント第二王女付きの侍女長。
及び同王女付きのロイヤルガードの隊長でもある。
ごくごく一般的なメイド服にありえないサイズの武装を隠している。
たった一人で同じロイヤルガードでもある部下のメイドたちを相手に
軽々と無双して息も乱さずお仕置きができるなどその戦闘力はかなり高い。
目を引く美貌の持ち主だが基本無感情・無表情なためどこか威圧的にも見える。
ただシンイチの事になると好悪関係なく感情的になる傾向があるらしい。
ヨーコからはシンイチが最も信頼している女性と評され、
上司や部下達からは彼の事でからかわれるなど特に親密だったもよう。
彼自身も時折彼女に言われた言葉を回想しているなど関係の深さが窺える。
帰還してからのヨーコの態度のいくつかは彼女の真似である。

メイド部隊
リリーシャのロイヤルガードにして侍女。十代後半から二十代前半の女性
僅か10名(ステラ除く)で構成されたアースガントで屈指の実力者集団。
私的な場なら比較的に上司や主人にもフレンドリーに接しているが
それ以外では弁えた態度でステラ並に無表情・無感情だったりする。
出会い方は最悪だったのだがその後に色々あって今では全員が
シンイチのことを「お世話のしがいがある」と憎からず思っており、
彼の妙に女慣れした態度の大半は彼女らがあれこれしたせい。


カイト 18歳 日本人?

リリーシャに召喚された地球人。慈愛の勇者。
驚異的な成長率と伸び代があるステータスを持つ存在で勇者と呼ばれた。
リリーシャたちと旅している最中、彼女達と共にシンイチと最悪な形で出会う。
以後、紆余曲折あったあと彼とはどうやら数少ない同性の友人となったらしい。
現在どうしてか地球側に送還されてしまっているらしいが、現状は不明。
ただ召喚者たるリリーシャは生存を感じ取っており、また精神的には
シンイチより柔軟でタフらしく彼に比べればあまり心配されていない。
便宜上ここに分類する。


オレイル大司教 51歳 ファランディア人

リーモア教会の大司教にて対魔族同盟の立役者。
しかしそれは教会の名でどれだけの国がどう動くかの実験であり、
教会過激派内で一番無能で迂闊な彼を使い捨てるための茶番でもあった。
そうとは知らずに責任をとらされ同志のダモレスの将軍共々降格処分を受ける。


ダモレスの将軍 47歳 ファランディア人

対魔族同盟の司令官。魔族の国と隣接する国の将軍。
オレイルと手を組んで魔族討伐の栄誉を手に入れようとした無謀な俗物。
前任者が没したために繰り上がっただけの将軍で実力と人望はない。
同盟破綻後、ダモレス上層部はこれ幸いと責任をとらせて降格処分とした。


笑顔の男 28歳 ファランディア人

オレイルについていた謎の男。
会議中常にニコニコとした顔をしていたがかなり冷静。
教会側の人間ながらオレイルの失策を黙って見ているだけだった。
リリーシャたちは事の顛末を間近で見る観察者役だったと推理している。


フィリアス公国騎士団長 ファランディア人

内乱で混乱していた国を現在の大公と共に平定した立役者の一人。
そんな活躍と戦いの中で芽生えたロマンスはもう吟遊詩人の語る所。
リリーシャ達はその双方にシンイチの影を見ており関与を確信している。
元々同盟には大義がないと感じていたためリリーシャを言葉で援護した。


アイシス 享年26歳 ファランディア人

教会騎士団の精鋭リーモア騎士団の一員。数少ない神装霊機の担い手。
常にこちらのそれと意匠の似たシスター服姿だったブロンドの美女。
『神槍』という手甲と一体化した槍の投射機型の神装霊機を所持していた。
異世界に迷い込んで野垂れ死にかけたシンイチを騎士団候補生の
少年少女たちと共に発見して手厚く介抱した命の恩人である。
言葉が通じない怪しい少年をごく当然のように保護しつつも、
そんなことをまるで気にせずに日常的に、そして一方的に振り回した剛胆な人物。
人見知りな彼が短期間で候補生たちと馴染めたのはそのおかげでもある。
シンイチがいま振り返ると初恋だったかも、という程には好意を持っていた。
邪神復活の憑代にされて変貌したシンイチを救うために自らの命と魂と神装霊機を
これまた当然のようにあっさりと犠牲にして彼の腕の中で散った。
2年たった現在もシンイチはなぜ彼女がそんな決断をしたかに疑問を持つが
本人いわく「友達は見捨てない」らしくその言葉は彼に受け継がれている。
死の直前に三日月型のペンダントを彼に託すが現在その色が何故か変化している。


ジェイク ファランディア人

シンイチが迷い込んだ異世界で出来た最初の友人。孤児。
当時15歳の少年で騎士団候補生の中のリーダー的存在。
剣の才能に秀でており、いつか誰にも負けない剣士になって
皆を守れる強い男になるのを夢見ていた。

リリー ファランディア人

メガネをかけたおとなしい少女。孤児。当時14歳。
候補生ではあるがどうやらそれはアイシスが子供たちを
引き取る方便のようなものだったらしく本人は将来的には教会を離れ、
自分と同じ境遇の子供たちが安心して帰れる家を作るのを夢見ていた。

カッタ ファランディア人

赤髪の少年。当時16歳。孤児。
最年長だが、まとめ役には向かなかったらしい。
アイシスに好意を寄せており彼女の力になりたくて
リーモア騎士団に入る事を夢見ていた。

セレネ ファランディア人

唯一の獣人。猫耳少女。孤児。当時9歳。
候補生の中では最も幼いながらも一番の魔法の使い手であった。
最年少ゆえか歳が上の子らと必要以上に張り合っていたらしい。
でも根は優しい子だったのか初歩的な魔法術式を簡単にして
人々の生活をもっと楽にしたいという夢を持っていた。

ロー ファランディア人

茶髪の少年。当時13歳。孤児。
自他ともに認める怖がりであったが考古学への造形が深く、
いつか古代の謎を解き明かすのを夢見ていた。
ちなみに彼ら候補生は全員目標や性格、得意分野はバラバラだが
低級の魔物なら単独で仕留められる程度の戦闘力なら所持している。
また旅暮らしなため一通り必要な技能も全員習得している。



ゲーナン・ギオル 778歳 魔族

第142代の魔王。
側頭部から天に向かって伸びる巨大な二本角。
色素の薄い白髪と燃えるような赤い瞳を持っている。
どうやらシンイチとは友人関係だったらしく暗殺未遂事件は自作自演。
それによって魔族内の過激派の力を弱め、ヒューマンとの戦争を回避した。
そういうと非戦主義のように思えるが実際は弱者と戦う気がないだけ。
シンイチの戦闘狂に対するイメージは主に彼のことを差している。
しかし共同作戦だったとはいえ戦争回避と過激派一掃を同時に行う。
国民や子供たちから絶対的な支持と敬愛があるなどそれだけではない男。
件の一芝居には彼なりにさらなる別の思惑があるらしいが詳しくは不明。
ちなみに魔族は日本人と同じで家名・名前の順番。


ゲーナン・ユミル 257歳 魔族

第一王女。継承権第一位。
暗がりでも目立つ真っ赤な長髪と父ギオルのそれと似た二本角を持つ。
あくまで日本語訳した場合だが自称は公的な場では『私』で素は『妾』。
喋り方も表では普通だが素の方は日本でいう所の古風な喋り方になる。
魔族らしい魔族と弟からいわれるほど魔族らしいバトルマニアな思考をしている。
頭を使うのが苦手で自覚があるせいかそれを弟に丸投げする悪癖がある。
信頼と取るか横着と取るかで周囲はおおいにその評価で悩んでいる。
弟の力を借りて地球に行ったマスカレイドと勇者を追うことにしたのだが……。


ゲーナン・レーベン 247歳 魔族

第一王子。継承権第二位。魔族では珍しい頭脳派。金髪。二本の巻き角。
魔族にとっては面倒くさい上に威力で劣るヒューマンの魔法が持つ
多種多様な変化に強い興味を持って研究している魔族唯一の魔法学者。
魔族側で魔王暗殺未遂事件の真相を概ね見抜いた唯一の存在。
魔族らしくない、と好悪問わず周囲から言われるが、
それでも強者を見ると心躍るなど魔族らしさも持つ。
されど本質的には姉に逆らえないただの弟である。


シュトル 享年579歳 魔族

魔族内のヒューマン一掃派筆頭。過激派。
魔族では珍しい策を弄するタイプではあったが魔王の方が何枚も上手。
ギオルとシンイチの計略の結果、罠にはまって責任をとらされ処刑された。
ある意味シンイチが間接的に殺したといえる人物であるがこの場合は
彼のトラウマになんら接触しない方法なため問題はない。
何気にヒトを殺せない主人公がいきなり間接的に殺した人物である。



〈対策室〉


加山 38歳 日本人

異世界犯罪対策室・日本支部遊撃班所属。階級は一尉。元は刑事。
凜子が所属する部隊の上司。強面だが話の分かる人物。
刑事として多くの、そして様々な人間を見てきた経験からか。
シンイチの非凡さには初対面から薄々勘付いていたらしいが、
複雑になってしまった帰還と家庭環境を慮って気付かぬふりをしている。
凜子とは彼女の結婚前からの上司と部下で未だに旧姓で呼ぶことも。
彼女からするとタイプの男性ではないが仕事上での信頼は強い。


我妻あがつま 英司えいじ 33歳 日本人

筋力:C-(限界値)

体力:C-

精神:D(限界値)

耐久:C+

敏捷:C+(限界値)

魔力:D

技量:E-

異世界犯罪対策室・捜査班管理官。警視庁からの出向要員。
政治家の父と大企業の社長の母を持つゆえ幼き時より、
人を従えて生きてきた鼻持ちならない生粋のエリート。
それに見合った能力も持っていたがあくまで今までならのレベル。
ステータスは平均的なレベルで人格面での問題が多かったこともあり
対策室へは実質たいした権力も名誉も少ない閉じ込めに近い左遷だった。
一発逆転を狙って中村家に過剰な手段で手を出したためシンイチの怒りを買う。
以後そうとは知らないままマスカレイドに脅迫され、いいように使われる。
その扱いに裏でなんとか出し抜こうと考えていたがクトリアの事件後、
自分を脅している相手の力を知って何もしない事を決めた。




〈非合法組織関係者〉


アイグオン・オルティス 63歳 ガレスト人

ファーストネームはここで初登場。
白髪・白髭の老人だが腰は真っ直ぐ伸び、筋肉の鎧を持つ偉丈夫。
元ガレスト軍の中将だった男。俗称として知れ渡った『将軍』と呼ばれる。
ガレストで知らない者のない程の大英雄であるが約10年前に政府に反逆。
テロ支援組織にして死の商人でもある「無銘」を作りそのトップを務める。
組織内でも将軍あるいは閣下と呼ばれ、部下たちから強い人望を集める人物。
現在でも彼の信奉者は内外に多く、反逆したことを強く疑問視されている。
また日本にいくつかの拠点と人脈を持っているらしく退魔一族とも接点を持つ。
ミューヒが間に入ったことでマスカレイドとは妙な休戦状態に。
ただシンイチと彼の双方を知る人間は似た雰囲気を感じている。


リュビン 35歳 ガレスト人

『無銘』の構成員の一人。それなりに高い地位にあり基本優秀なのだが、
同僚からは欲をかくとたいてい失敗すると思われており実際にそこは抜けている。
とはいえデパートの件は、あの場での傭兵モドキの口封じを忘れていた、だけであり、
根本的には、シンイチがいたせい、なのが諸々の原因であるので
一概に彼のミスとは言い切れないところもある。



大津おおつ 義久よしひさ 37歳 日本人

無精髭を生やした色が黒くほりの深い顔をした男。
退魔一族から破門された大津家の跡取り、だった者。
狭い価値観の家に育ったせいか選民思想に染まり、
自らを選ばれた者と思い込んでそれ以外の者達を見下していた傲慢な男。
それゆえ外部の血を取り入れたリョウたちに破門前から嫌がらせをしていた。
トモエが大津家は知っていても彼を知らなかったのは直接の面識が無かったから。
ガーエン義勇軍のスポンサーという立場を利用して自分達の人形を運ばせた。
ただ彼自身の式紙は運んだ者がいい加減な位置に置いたため一人出遅れ、
結果としてデルタチームと互いの足を引っ張り合う。
シンイチに言いように遊ばれ、不憫に思ったトモエに倒される。
しかし全く懲りていなかったため罰としてアイデンティティでも
あった霊力を失って、さらに自決が不可能な状態で生かされる。



大津おおつ 義和よしかず 84歳 日本人

義久の祖父。退魔一族から破門された大津家の現当主。
両親を幼少期に亡くした孫を不憫に思い甘やかしすぎたのが今回の件の遠因。
当初は孫と似たような考えや態度をしていたがマスカレイドとトモエに完敗。
アレを敵に回すぐらいならと慎重策を取ろうとするが孫たちの反発を受ける。
が、仮面の登場により文字通り首輪をとりつけれた形でなんとか生き延びる。
家全体のことを考え、孫の扱いには目を瞑る形でその指示に従う。



ドクター

無銘を含めたいくつかの反体制勢力と協力関係にある科学者。
クトリアの事件では精神スキル、悪戯アンドロイド、偽装タンカーの提供者。
シンイチはそれらの発想と手腕にどこか既視感を覚えているが同時に
彼もまたマスカレイドの言動に既視感を覚えている。
どうやら互いに既知の相手らしいが……。


アイン 推定年齢400歳以上 アマリリス・フォックス

筋力:S

体力:S

精神:S

耐久:S

敏捷:S

魔力:A+

技量:E

ドクターに仕えるアマリリスの雄。四尾。
ヨーコと同じく人間の主を持ったゆえに人身を持つ。
年齢が上なためかステータスを万遍なくあげたせいか。
全体的なステータスはヨーコより優れているが技量は知らないため底辺。
それゆえシンイチにはまるで敵わず、軽くあしらわれるように完敗した。
この解りやすく高いステータスの相手を簡単に倒したことも
マスカレイドが恐れられている点なので遭遇は都合がよかったともいえる。
そして彼の存在によりアマリリスとテンコリウスが同種族と完全に判明した。
彼もまた主人第一主義だが少々時代錯誤な仕え方をしている。
その名前は独語で『1』を意味する。



三田 二十代 日本人

デパートにて発生したテロ偽装事件の主犯格のひとり。
裏の何でも屋で主に傭兵じみたことをやっていた。
偽名だが名前がついていた者が彼だけだったのでここで記す。
バイトをしていた大吾の同僚ではありその時はそれなりに付き合いがあった。
彼が自分の境遇を語るぐらいには深い交友となったのは人のいい青年を演じていたから。
事件の際に本性をあらわにしたが、大吾に非道な選択を突きつけたことで
シンイチの怒りを買ってボコボコに叩きのめされ、のちに対策室に逮捕された。


アリア・バンスレット 26歳 ガレスト人

テロ組織・ガーエン義勇軍のオメガ3、事実上の第三位の地位。
桃色の髪をボブカットした女性で相貌は整っているが目立つタイプではない。
ガレスト軍の特務部隊に所属していた元・中尉。フリーレとは同郷の同期入隊で
当時人間不信にも近かった彼女をその社交的な性格で解きほぐした人物。
同期の中では剣はフリーレ、銃はアリアというぐらいに有名な存在だった。
入隊時は深いガレスト愛と強い護国の意志を持った人物だったが強すぎた結果、
9年前に志を同じくする仲間達と共に政府転覆をはかってある基地を制圧するも
フリーレに制圧される。輝獣討伐刑に処されるが半年後に自らの死を装って逃亡。
レスカ・フロズンという女性と成り代わる形で学園に潜り込む。
以後8年諜報活動に勤しみ、今回長年温めていた計画を実行するも
宿敵になっていたフリーレとその担い手たるシンイチによって打破される。
逮捕後、フリーレから掲げていた大義の間違いの指摘と永久的な別れの挨拶をされ
失意のままガレスト本国へと極秘裏に移送される。


ジョイス・ローナン 27歳 ガレスト人

テロ組織・ガーエン義勇軍のオメガ1で事実上のトップ。
浅黒い肌の分厚い筋肉を持った偉丈夫。特殊部隊所属だった元・大尉。
ガーエン義勇軍の中核はこの特殊部隊の元メンバーが多かった。
深い付き合いは無かったもののフリーレと同期入隊だった一人。
仲間想いで部隊指揮能力の高さから将来を有望視されていたが、
政府に反旗を翻して逮捕されるも妻と共に脱走。ガーエンと手を組み義勇軍を結成。
8年かけて準備を整えるがマスカレイドによって全てを粉砕される。
アリアと同じく大義の間違いを指摘され、仮面に心を折られたこともあり
抵抗することもなく取り調べに素直に応じて極秘裏にガレストに移送された。


シェリー・ローナン 25歳 ガレスト人

テロ組織・ガーエン義勇軍のオメガ2、ジョイスの副官にして妻。
赤髪の気丈な女性。他と同じく元特殊部隊出身の元・中尉。
軍在籍時にジョイスと結婚。強すぎる愛国心から共に反旗を翻す。
自分達を圧倒したマスカレイドに最初は立ち向かうも最愛の人の命を
握られたことと仲間達を次々と消されたと思い込まされたことで折れた。
この時点で完全に気持ちが折れており、色んな真実を聞かされても
ろくな反応を見せずに夫が生きてるならそれでいいという心境で
おとなしくガレストに移送された。


アルファチーム・一番槍という名の囮に使われた部隊。
義勇軍戦闘班の中では一番下っ端で、いればいいがいなくてもいい、程度の扱い。
元・軍人、準軍人の集まりだが人生の不満から反社会的思想を持っただけの
人物が大半なため理想に燃える義勇軍内では軽く見られていた。
そういった思想的に理由と防衛隊に捕まっている状況から
唯一フリーレの暴露を聞かされなかったが皆と同じく非公式に裁かれる事に。

ベータチーム・義勇軍の主力。実力と数のバランスを整えた部隊。
対学生用に送り込まれたものの非戦闘員と侮った状態だった事と
試験だと思い込んで彼らが全力で向かってきた事が合わさり敗北する。
その敗戦と真実の二重のショックで完全に戦意や叛意が折れる。
非戦闘員に敗北する事はガレスト戦士にとって死より辛い屈辱だった。

デルタチーム・通常部隊では扱えない曲者を集めた少数部隊。
といえば聞こえはいいがようは世間のはみ出し者の義勇軍のさらなるはみ出し者。
実験段階のアンドロイド部隊も同行しているのは元々の人数が少なすぎるため。
反地球主義あるいは地球人を完全に見下した思想を持つ者が多く、
大人気ない態度と戦術で子供らをいたぶったが仮面に叩きのめされ、
隊長は最終的に見下していた地球の子供らに負けた。
暴露された真実に一番ショックを受けて抜け殻のようになる。
見下していた地球のおかげで生きてこれた事実に耐えられなかったもよう。

ガンマチーム・支援部隊。学園を狙ったがヨーコに遊ばれ、蹂躙された。
重傷を負ったメンバーが多くまだ大半がクトリアにて治療中。
皆と同じく捕まっているのだが全員生きていた事を一番素直に喜んだ。

オメガチーム・義勇軍中核の設立メンバー。
反旗を翻した元ガレスト軍特殊部隊の者達がほぼそのまま集まっている。
精神的なつながりは一番強かったが仮面によってズタズタにされる。
あの戦いで最後の方まで残されたメンバーであるほど精神的な傷が深い。
水・黒い物・仮面などを病的なまでに恐れる者が大半でほぼ再起不能。


ジェンキンス・ガーエン 68歳 ガレスト人

ガーエン義勇軍の名目上のトップ。実態は名義貸しと最大手のスポンサー。
禿げ頭の老人。歳を考えれば鍛え上げられた肉体を持つ。
代々軍人の家系の人物でありかつての軍サポート組織設立立役者の本当の子孫。
軍人時代の最終的な階級は少将。退役後、先祖たちが残してきた莫大な資産を
使って立ち上げた武装販売開発業の会社でさらに巨万の富を築いている。
金銭至上主義者でテロ活動も商売活動の一環程度にしか考えていない。
シェリーからの情報でマスカレイドにより血祭りにあげられ、
彼の無茶苦茶な転移能力の証明に利用されたあとガレストの捜査機関に
もろもろの不正や犯罪の証拠と共に突き出された。人が変わったように
怯えながら捜査に協力的になっているが20は老け込んだ顔になっていた。




〈その他〉



某国の老人権力者たち

義勇軍の計画を掴み、それを利用しようとした者達。
暴走した文民あるいは某国に住み着いた膿。
愛国心と利権に凝り固まった老害。今回の件で一掃される。
連れて行かれた老人は現在ベッドの上で悪夢に苛まれながら譫言を垂れ流している。


某国の政治家 三十代後半

当初は老人たちの計画に難色を示して説得していたが、
妻子を人質にとられた事で全く抵抗できなくなりいいように使われる。
膿を一掃した国で外交的には苦労しながら現状内側に敵がいないゆえか。
前より生き生きと政治活動に勤しんでいる。



日下部の老人 88歳 日本人

名前と能力からわかる通り、日本の退魔一族の一つ『日下部家』の当主。
なかなかの目と感性を持っており、シンイチが放った神気から
会ったことも見たこともない彼の性質を概ね正確に見抜いている。
オルティスとは知人ではあるが彼がしたある不義により関係は険悪に近い。
それでも求めに応じたのは彼が困っている事実を面白く感じたから。


男の子 7歳 日本人

デパートの事件に巻き込まれた少年の一人。
直前にシンイチが出会っていた母親の息子。
幼さからくる偏見の無さと正義感でアリステルを庇った。
事件後は約束を守り、シンイチの活躍を隠すも親には助けてもらった事だけは伝えた。
余談だがシンイチがこの子をあの母親の息子だと気付いたのはあの場でこの子だけ
保護者らしき人物がいなかったためである。


モニカ・シャンタール

十代から二十代の若者を中心に人気が高い実力派女性シンガー。
家族を題材とした歌が多い。劇中人物では今の所、陽子がファン。
現時点ではそれ以上の情報はない。
次話はできてるので明日か明後日には更新予定。
+注意+
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