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とどろけ!GPS ー 定年で正義の魂は終われない ー

作者:永橋 渉
 金輪 錠(かねわ じょう)は、団塊の世代として警察一筋、
定年まで無事勤め上げ、今後の生き方について悩んでいた。

金輪は、これからどう生きるべきか、元警官の先輩達に電話をかけた。
だが、定年退職によって極度の緊張感から解放された警察官達は、
その多くが突然訪れた安堵感と、正義への使命感の喪失から、
生きがいや人生の進むべき方位を見失い、
定年退職後の平均余命が十年に満たない事を知った。

そのような先輩達もいる中、元地域課で働き、
現在では「喫茶パトライト」を営む、
茶所 守(ちゃどころ まもる)が健在であることを知り、その店を訪れた。

そこは定年退職した元警官達が集う場所でもあった。

元白バイ隊の隊長でいつもお眠の、綱木 源吉(つなぎ げんきち)、

元鑑識課の鑑識官で、土壌分析クラブで土壌成分情報の交換を楽しむ、
犬神 健太(いぬがみ けんた)、

元警備部外事課の警官で若い外人の妻を持つ、米良 言語(めら げんご)、

彼ら個性的な面々は、燃え尽きかけている元警官達ではあったが、
金輪が発した、

「このまま年金暮らしをして、ただ老いてボケるのを待つなんて」

との言葉に心打たれ、長年培った正義の心を見失わない意味と、
グローバル・ポジショニング・システムをかけて、
グレイ・ポリス・サービス(GPS)を立ち上げて防犯パトロールを開始した。
1、定年退職の日
2017/01/08 15:23
4、GPS誕生の時
2017/01/08 18:29
5、生き方を貫く思い
2017/01/08 19:00
6、麻薬密売事件でお手柄
2017/01/14 11:38
8、子供達の治安を守る
2017/01/14 11:40
9、鬼頭との再会
2017/01/14 11:41
10、事件そして誓い
2017/01/14 11:42
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