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Birthday present〜キョリ〜
作:朧月



Prologue.招待状


 いつも泣いているあなたへ。
部屋の中……一人ぽつんと、寂しいあなたへ。
一人に耐えながら、涙を堪えて生きているあなたへ。



 たとえ遠く離れていても
 こんな特別な日は、お祝いしたい。



 さぁ、皆でプレゼントを買いに行こう。
さぁ、こっそりプレゼントを買いに行こう。
歳を増すごとに難しくなってくるプレゼント選びも、
一生懸命悩んで、一生懸命選んで。



 だって、今日は特別な日。
 大切なあなたが、この世に生を受けた特別な日。



 ケーキを食べよう。ろうそくを灯そう。
祝福の歌を歌おう。心から送る喜びをここに。
一生懸命、選んだプレゼントを、今君に。



 一年に一度の、素敵な思い出。
歳とともに増える素敵なプレゼント。
古ぼけてしまっても、一生残る、大切な思い出。



 あなたに心から伝えたい。
「おめでとう。」

 離れていても、心から伝えたい。
「生まれてきてくれて、ありがとう。」



 さぁ、笑って。クラッカー持って。
みんなで「せーの」で、笑顔で君に伝えよう。
大きな声で、今伝えよう。



「お誕生日、おめでとう!」




 さぁ、最高の一日が始まる。



 これは、たった一例の。
全く別の、けれど似通った悲しい思いを抱えた二人の少女のお話。
二人の少女の、”特別な日”のお話。
 さあ、あなたも彼女達と一緒に、特別な日を過ごしましょう。
一年に一度訪れる、この特別な誕生日。
私と一緒に、お祝いしましょう。
特別な日を、お祝いしましょう。

 さぁ、あなた自身の手でページをめくって。
これからお見せするのは、少し切ない、最高の一日の始まりです。


こんにちは!そして、初めての方初めまして(^^v
作者の、朧月です!
このお話は、当初短編小説として、コナン小説リング様に掲載させて頂いておりました。
ですが、今回何故連載にしたのか、というと、
後半部分に新たに加わった哀ちゃんのお話が原因で。
でも、前項編二話編成は何か悲しい気がしたので、ならば少し分けてみようと、前の蘭ちゃん編も加筆修正しつつ、小分けいたしました。

初めのプロローグという事で、まだ本編に入ってないので、何が何やら、と思うかもしれませんが、
どうぞ本編からもお楽しみいただければ、と思います。

実は、既に出来あがってたりします。このお話。
なので、さほど日を空けないように上手く投稿できれば、と思っております^^

それでは、これからもよろしくお願いします!
よろしければ是非、感想なども添えていただけると、とても励みになりますv











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