幻想種 妖精系
クーシー
全身に長い暗緑色の毛を生やし、丸まった長い尾を持つ牛並みに大きな犬で、妖精達の番犬とされている。妖精に害を成そうとする人間を襲う。全く音をたてず、滑るようにして移動する。
グレムリン
機械いじりの好きな妖精で壊したり直したりする。身長50センチメートル、体重8キログラム。赤い上着、緑のズボン、頭から角を生やし皮の飛行ジャケットとブーツを着ている。
コブラン
黒、赤銅色の顔をし小柄であり単数だとコブラン、複数だとコブラナイと呼ぶ。 身長は50cmくらいで、鉱夫の格好をしている。
見た目はとても醜いが、ノッカーのようにコンコンと岩盤を叩く音をたて、 鉱夫達に良質の鉱脈を知らせてくれる。
めったに姿を表さないので、コブラナイの姿を見たり聞いたりした者は、良い事があるといわれる。
馬鹿にされると、怒って目に見えない手で石を投げてくる。
ヨクルフロスティ(ジャックフロスト
雪と氷で出来た妖精で、雪だるまのような姿をしている。基本的には悪戯好きだが、無邪気で子供のような性格で、ツララの垂れた真っ白な衣装をきている。
一度怒らせると、その相手を笑いながら氷漬けにして殺してしまうという恐ろしい妖精。そのためジャックフロストの触れたところには霜柱が付くとされている。
冬が厳しい時は、ジャックフロスト達が悪さをしているといわれ、冬に現れては笑い声をあげて寒気をふりまき、春には溶けて消える。そのときには枯れ葉や窓の霜の模様を残していく。
ベルグフォルク
丘陵地、長塚、土墳などの下に共同体を作り暮らす。住処は財宝でいっぱいで夜になると光り輝く。
彼らは騒音を嫌い鐘や教会からは離れて暮らした。
気に入った人間には富と幸運をもたらし、気に入らないものには不運と破壊をもたらす。
金属工芸にも秀で、薬草や魔法を使った治療にも秀でている。
日の光に当たると石に変わるため、夕暮れ時から明け方までしか姿を見せない。