魔物種 水魔系
うみさそり
肉食系のモンスター。
主に浅海、特にサンゴ礁のラグーンに棲息しているが、稀に淡水域に棲息するものもいる。陸に出ることも出来て、歩く時は尻尾を背の上まで上げて歩く。
成長すると尻尾を伸ばした状態で全長約3メートル。尻尾は1.2メートルぐらいになる。
クラーケン
海に生息する。
多数の脚を持つ、巨大なイカ。
大きいものは島と見間違える程のサイズにまでなる。
船乗り、もしくは船ごと海に引きずり込むことで人を捕食する。
凪で船が進まず、やがて海面が泡立つなら、それはクラーケンが出現する前触れである。
アスピドケロン
複数形でアスピドケローネと呼ぶ。
島と見まごうほどの巨大な亀。
その姿は荒石のようで、大きな海藻類が背中の周りに生え、まるで小さな島のように見える。そこで船乗りたちは、船をアスピドケロンに留め、上陸し、キャンプを張る。彼らは焚き火まで燃やし、一休みしようとする。そこに至るまで、アスピドケロンは何もしない。しかし焚き火が燃やされて、船乗りたちが安心して島で休んでいるのを知ると、一気にその巨大な身体を海の中に沈みこめ、船もろとも船乗りを海中に引きずり込んで殺してしまう。
ファスティトカロン
アスピドケロンの亜種。
島と見まごうほどの巨大な鯨。
その姿は荒石のようで、大きな海藻類が背中の周りに生え、まるで小さな島のように見える。
ファスティトカロンは、餌をとるときにまず大きく口を開く。するとその口から快い香りが漂い海の中に広がっていくので、ほかの魚たちはその臭いに釣られてこの怪物の巨大な口の中へと入ってくる。かなりの魚がおびき寄せらたところで突然口を閉め、そして獲物を食べてしまう。




