第六系統種 水棲系
螺旋貝
タニシに似た姿をしており、大きさはまちまち。
貝の内部では無く、殻が本体の生き物。
実というものが無く、殻の中は空っぽ。内部には“魔力精命種元素系”の“水素さん”が住んでいる。
火を付けると“水素さん”に引火して、小爆発を起こす。
ヌマワタリ
手足もない魚だが、沼から飛び出してビチビチと跳ねて、100メートルほど先の沼まで陸上を移動する。
白身魚で沼にすんでいる割には、泥臭さがなく泥抜きせずに食べられる。大きさはフナと同じくらいで結構大きい。
ヌマワニ
高級食材。
完全な淡水に生息するワニで、最大全長8メートル重量1トンの大型になるワニ。
肉食性で魚や草食動物などを食べる。時には自分と同じサイズの魔物も食い尽くす。
ヌマガニ
高級食材。
通常のヌマガニは足も入れて横幅1メートルくらいの大きさ。
ヌマガニは大きいので大変調理しやすい。足を広げると1メートルほどの小型のカニに比べると、このヌマガニは足を広げたとき2.5メートルほどになる。そのため、カニの身を穿り出す必要はなく、殻を割って肉を取り出してしまえばよい。むしろ大きすぎて鍋に入らないので、茹でるときは足をバキバキ折ってから放り込むことになる。
アーケロン
体の大きさの割に軽く、全長4mで体重400kg程。
背の部分の甲羅は薄く肋骨が大きく開いており、その肋骨の間を厚い皮で覆う事によって背中が形成されている。
大きな特徴は泳ぐ際に用いられる前肢の巨大さと大きな頭部で、頭部にある大きな口は鷲などの猛禽類の鳥と同じように鉤型に曲がっている。
口蓋が頑丈で、獲物に食いついて押しつぶして殺し、その肉を食べる。
アンモナイト
全長2.5~250cm程で、巻貝のような螺旋状に巻いた特徴的な殻を持っている。
殻の内部は複数の部屋に分かれていて軟体部は一番外側の部屋にのみ入っている。その他の内側の部屋は気房と呼ばれている空気か水を入れる事によって海中での浮き沈みを調整する為の箇所。
体内に取り込んだ水を噴出する事でしか推進力を得られない為、動きは遅く、餌となる生物はエビやカニなどの甲殻類やクラゲなどの動きの遅い生物に限られる。また、生息数が多く、動きが遅かった事から大型モンスターの餌にされる事が多い。