注意!
若干の性的描写?を含む可能性が有るかもしれません?
○○
今日も今日とて御剣古美術店に遊びに来たはやてだが、いつもと違い元気が無い。
ぼぉっとして動きにもメリハリが無い。
「はやて? どうかしたのか?」
「…え? あ、御剣さん、どうかしましたか?」
こうして御剣が話しかけても反応が遅れる。
具合でも悪いのだろうかと御剣は、はやての額に手を当てる。
「どうかしたのは、はやての方だろう。具合でも悪いのか?なら今日はもう帰れ。
何なら送って行く」
「い、いえ。具合が悪い…とも違うんですけど…」
なぜかはやての歯切れが悪い。
「その………です。」
「ん? 何だって?」
「その…生理…です。私、重くは無いんですけど、だるくなるみたいで。
ちょっと眠くてぼぉっとしてました」
はやての顔は羞恥からか真っ赤だ。
「そうか。辛いなら奥で休んでもいいぞ」
対して御剣は平然としている。
「…こういう事って男の人に言うと気まずくなるもんじゃないですか?」
御剣は不思議そうに首を傾げる。
「なにか問題が有るか?
体の生理現象なのだから、別段恥ずかしがる事でも無いだろう。
それに、それが無ければ子どもも産めん」
「その通りと言えばそうですけど、あんまり他の女の人に言わん方が良いですよ? それ」
呆れたように、はやてが言う。
「何故だ?…まぁ、私は男だからその痛みは分からんが。
女性は凄いと思うぞ?毎月1回腹が痛くなるなど、男では耐え切れんだろう。
もちろん、お前も凄いよ。はやて」
そう言いながら御剣は、はやての頭を撫でる。
「…御剣さんはずるいです」
大きさ
「御剣さんって大きいですよね?」
「平均程だろう。背が大きいと大きい、というのも迷信だ。
はやて? 何故脱がす?」
「触ってどんなもんか測ってみようと思って。
…大きいですね」
「確か黒峰の方が大きいぞ。じっくり見た事は無いが」
「そうなんですか?」
噂をすれば影。黒峰が現れる。
「俺の名前が聞こえたが何を…してんだ?」
「あ、黒峰さん、御剣さんと比べてみて下さいよ」
「…何を?」
「足のサイズを」
唇
「御剣さん、唇荒れてません?」
はやてが唐突に言ってきた。
季節は冬。乾燥注意報が連日出る程だ。
実際唇に触れてみると唇の端が軽く荒れている。
「え~と…これどうぞ。結構効くんですよ? それ。」
そう言うとはやては鞄からリップクリームを取出し差し出して来た。
指で唇に塗るタイプだ。
「そうだな。有りがたく使わせてもらおう」
自身の能力に頼ると無駄に健康になり過ぎるので使わない。
唇が荒れる程度でエリクサーだのソーマだの使うわけにもいかないし、市販の物の方が手軽だ。
はやての行為を無碍にする訳にもいくまい。
「む…意外に難しいな」
薬指に少量取り、唇に延ばそうとするも中々うまくいかない。均一に延びないのだ。
「あ、御剣さん、ちょっと動かんでくれます?」
そう言うとはやては私の手からリップクリームの容器を取ると、指に付けこちらに手を伸ばす。
「は、はやて?」
「あ、喋っても駄目ですよ?クリームがはみ出ますから」
そのまま唇に触れられた。
はやての細く白魚のような指が私の唇の上を滑って行く。
「あ、やっぱりちょっと荒れてますね」
こちらを覗きこんでくるはやて。
…無自覚ここに極まれり。
ゴミ
「痛っ!」
倉庫整理を手伝ってくれていたはやてが突然声を上げる。
「はやて!? どうした?」
「大丈夫です。目にゴミが入ったみたいで」
上を向いて作業していたために、ほこりが目に入ったらしい。
「あぁ、擦るな。瞬きしろ」
目を擦ろうとするはやての手を優しく掴み、瞬きをさせる。
「ん…ん~…駄目です…目の中がゴロゴロして…」
「…そうか。なら…」
はやての目蓋を指で開け、眼球を舐める。
「ひゃ! み! みみみみみみみ御剣さん!? 何を!!?」
はやては目を白黒させている。
「取れたか?」
「へ? え? あ…取れました。
…でも御剣さん…一言有っても良かったんじゃないですか?」
「ん? あぁすまん。驚かせたか。念のため下に行って目を洗って来ると良い」
「…分かりました。行ってきます」
私がそう言うと、はやては逃げるように下の階へ降りて行く。
…怒らせたか?
あとがき(と言う名の言い訳):今回はアレな短編集です。
PG-12くらいでしょうか?
この程度なら大丈夫かな~と。
ではまた次話で。
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