作中で御剣が使用した宝具及び、作者が考えた宝具一覧です。
Fateシリーズで出た宝具に関しては原作を参照してください。
注意!これらは作者の妄想の産物であり、独自解釈も含まれます。
割と有名どころの物しか無いので、過度の期待はしないで下さい。
たまに更新します。
更新履歴:2月7日 投稿
2月9日 『万人に訪れし終末』 『金色獅子皮』 『禁鞭』 『盤古幡』 『金蛟剪』 『傾世元禳』 『ソロモンの指環』 追加
2月14日 グラム改訂。『雷霆の恐怖』追加
2月17日 『轟く五星』 『炎天落とすは明星の矢』 『光輪纏いし黄金の弓』 『三都焼き払いし三叉戟』追加
2月19日 『抜けば玉散る氷の刃』 『勢州千子右衛門尉村正』 『童子切安綱』 『布都御魂剣』 『天之尾羽張』 『天羽々斬』 『天叢雲剣』 『鋼鉄の乙女は 血化粧で 微笑んでいる』『天罰の断頭台』 追加
2月24日 『四宝剣』 『山河社稷図』 『如意羽衣』 『九竜神火罩』 『斬仙剣』 『太極符印』 『番天印』 『陰陽鏡』 『梱仙縄』 『乾坤圏』 『火竜鏢』 『青雲剣』 『混元傘』 『黒琵琶』 『花狐貂』 『叫名棍』 追加 その他色々補足修正
3月23日 『竜鱗鋼身』 『黙示の獣』 『絶世なる光輝の剣』 『栄光の黄金期』 『AZΩT』 追加。その他追記修正。
8月5日 『紫綬羽衣』 『打神鞭』 『五火七禽扇』 『金霞帽』 『土竜爪』 『混元珠』 『劈地珠』 『開天珠』 『拌黄珠』 追加 その他追記修正。
8月27日 『大典太光世』 『鬼丸国綱』 『数珠丸恒次』 『陸奥守吉行』 『避来矢』 『降妖宝杖』 『上宝沁金釘鈀』 『芭蕉扇』 『冷艶鋸』 『賽唐猊』 『硬き稲妻』 『吼え猛る黄金の盾』 『煌炎剣リットゥ』 追加。その他追記修正。
12月16日 『草薙之剣』 『三日月宗近』 『ヘレナの聖釘』 追加。『布都御魂剣』改定。その他追記修正。
北欧神話
『魔狼縛りし魔法の紐』:対獣宝具ランクA レンジ1~4 最大補足1~4頭
かつて世界を食らうとされた魔狼・フェンリルをラグナロクまで繋ぎ止める魔法の紐。
猫の足音、女の髭、岩の根、熊の腱、魚の息、鳥の唾液から作られた。
これらは、グレイプニルを作るのに使用されたため、この世に存在しなくなったといわれる。
魔獣、怪獣の類であれば、例外なく縛り付けられる。
それ以外の者には丈夫な紐でしかない。
『撃滅せし雷神の槌』:対城宝具ランクC~A++ レンジ1~10 最大補足1~100人
北欧神話に登場する、雷神トールが持つ北欧神話中最強の槌。
その威力はそれを受けて生き残った生き物は、かのヨルムンガルドだけであったと伝えられる程。
それも海水がクッションになり偶然助かっただけであり、当たり所が悪ければ即死だったと言われている。
投げれば相手を打った後に再び手元に戻り、掲げることで雷を呼び出すこともでき、大きさも自在に変えることができるとされる。
また、他者を生き返らせる際に振るわれたり、葬儀の際、儀式を聖別するためにも用いられた。
本来扱うには帯と、鋼鉄の籠手が必要。
『大神宣言』:対軍宝具ランクA++ レンジ1~99 最大補足1人
北欧神話最高神、オーディンの持つ柄がトリネコで出来た槍。その穂先にはルーン文字が刻まれている。
一度放たれれば、必ず標的を貫き再びオーディンの手元に戻ってきたと言う。
オーディンは戦神であると同時に、全てのルーン文字の秘密を知る大魔術師でもあり、グングニルはその杖としての機能も併せ持ち、『祈願成就』の能力を持つ。
前述の放たれれば標的を貫く、と言うのはその能力の一端に過ぎず、その力は戦に於いて勝者を決定する程強力。
だが、槍としての側面が強い為、戦いに関する願いを叶える様特化され、万能の願望器では無い。
『破滅招きし魔杖』:対神宝具ランクA+ レンジ1~99 最大補足999柱
エッダ詩の一つ『フョルスヴィーズルの言葉』に登場する、輝く雄鶏ヴィーゾプニルを殺しうる唯一の武器である。
だが、レーヴァテインを手に入れるにはヴィーゾプニルの尾羽が必要、と言う堂々巡りの謎かけになっている。
一般的に剣のイメージが強いレーヴァテインだが、神話中に明言はされていない。
ヴィーゾプニルが住むのはユグドラシルの頂きである事から、それを撃ち落とす矢、槍、細枝であるとも言われている。
このレーヴァテインを持つのが炎の巨人スルトの妻、シンモラであることからラグナロクの際、スルトが振るう炎の剣と考えられている。
また、失われしフレイの剣、そしてミストルティンもまた、レーヴァテインと同一視されている。
これらの共通点は神殺しの武器、と言うことであり、神々に仇なす武器の総称とも考えられてる。
前述の剣、槍、矢、杖の4形態を持つ神殺しの武器。
いずれも炎を吹く武具だがその炎は対象が燃え尽きるまで消えることは無く、炎熱耐性に依って威力が減衰されない。
また、武器による直接攻撃、炎のいずれもが相手の神性が高ければ高いほど与ダメージが大きくなる。
『再誕せし怒りの刃』:対城宝具ランクA++ レンジ1~99 最大補足999人
北欧神話に登場する竜殺しの剣。バルムンク、ノートゥングのモデル、即ち原典である。
元々はオーディンが林檎の巨木に突き立てた剣。これを引き抜けば戦神たる自分の加護を与える、と告げ、ガウトランドの王子シグムントが引き抜いた。
その後、シグムントは常勝不敗であったが、ある時戦場に現れたオーディンの槍、グングニルによってグラムを砕かれてしまった。
その後、シグムントの息子、シグルズが悪竜ファフニールを倒す為、砕かれたグラムの破片から新たに剣を鍛え直すよう養父レギンに頼み、レギンは3度目にして見事グラムを鍛え直した。
140cmの長剣。砕かれた際にオーディンの加護は失われたが、石や鉄をも容易く切り裂く名剣。
神与の聖剣だが、シグルズが養父レギン、そして自身の義兄の1人、グトホルムをグラムで殺した事で魔剣に堕ちてしまった。
太陽剣の名を冠する『最強の魔剣』。刀身は太陽を模しており、その様はミニチュアの太陽その物。
その内部温度は15.7 ×10の6乗度、表面温度だけでも約6000度になる。
刀身が何かに触れると、コロナが噴き出し、触れるものを焼く。その温度は10万度にも達する。
この剣は竜の因子を持つ者に追加で大ダメージを与える。
真名解放すると刀身が砕け散る事で内部太陽を解放し、使用者以外全てを焼き尽くす。効果範囲は使用者を中心に約20Km。
刀身が砕けようとも、残った柄に持ち主の魔力を充填することで再び宝具としての機能を取り戻すことが出来る。
が、途方も無く莫大な魔力が必要になる為、基本的に真名解放は1度きり。
『竜鱗鋼身』:対人宝具ランクA++ レンジ0 最大補足1人
北欧神話に登場する英雄シグルズは悪竜ファフニールを殺害した際、全身にその血を浴びた事で不死身の肉体を得た。
この宝具はファフニールの血液を濃縮したもので、普段は鱗の装飾が施された籠手の形をしている。
この籠手を装備している間、物理攻撃に対してはほぼ無敵の肉体を得る。
真名を解放する事で鱗に封じられていた血液が溢れだし、その全身の殆どを覆う竜鱗鎧に変貌する。
これによって、宝具・魔術・呪いを含むすべての攻撃を完全無効化する。が、シグルズの伝承の通りに鎧は肩甲骨の間だけは覆わず、そこだけが唯一の弱点となる。
また、この宝具自体が竜の因子を持つため、竜殺しの武器や能力の前では相手のランクに応じて弱体化する。
ギリシャ神話
『医神携えし蛇の杖』:対人宝具A++ レンジ1 最大補足1
ギリシア神話に登場する名医アスクレピオスの持っていたヘビの巻きついた杖。
対象者の体力、魔力を完全回復し、欠損した四肢すら復活させ、死者蘇生さえも可能。
かつて、医神の一面も持つアポロンの子であるアスクレピオスは、その医術で死者すら蘇らせた。
しかし、死者の国の王ハデスに嘆願されたゼウスは死者蘇生の罪により、アスクレピオスを雷霆でもって撃ち殺した。
その伝説に基づき、死者蘇生を行えば雷霆でもって罰せられる。
『万邪退けし山羊革の盾』:対人宝具ランクA++ レンジ1 最大補足1
アテナ女神の持つ盾で、ペルセウスがメドゥーサの首をとりアテナに献上し、アテナはこのアイギスの真中につけたという。
アイギスは、ギリシア神話最高神であるゼウスの乳母のヤギ、アマルティアの皮を使用した盾で、その山羊の皮の加護により、破邪の力を持つと言われる。
盾としては最高ランクに位置する防具で、ゼウスの『雷霆』でさえ傷を付ける事が出来なかったとされる程。
ありとあらゆる攻撃を自動で防ぎ、メデューサの首によって攻撃してきた者へ状態異常:石化(移動、攻撃等、行動が一切行えなくなる。)を与える。
石化判定は対象の|MAG(魔力)で行われ、A以上ならば状態異常:重圧(敏捷に大きなマイナス効果。2ランクダウンさせる)で済む。B以下でもすぐさま石化するわけではなく、|MAG(魔力)に準じた速度で石化は進行する。
アイギスは楯であるという伝承と同時に、アテナ女神が身に纏う胸当てであるとの伝承もある。
それ故にこの楯は同時に胸当てでもあり、その場合やや防御力が落ちるものの、真中に据えられたメドゥーサが覚醒し、その視界内の全てを問答無用で石化させる。
『万象映せし神与の盾』:対人宝具ランクA+ レンジ0 最大補足1人
ギリシャ神話の英雄、アキレースが宿敵ヘクトールと戦った際に用いた盾。
アキレースは友のパトロクロスに防具を貸すが、パトロクロスはヘクトールとの戦いで殺され、武具は戦利品として奪われてしまった。
そこでアキレースの母テティスは鍛冶の神ヘパイストスに、代わりの防具をアキレースに与えるよう求めた所、貸し与えられたのがこの盾である。
限りなく真円に近い盾であり、中心から大地、空と海、太陽、月と星座、その周りを人々で溢れた2つの美しい都市が、その周りを3度目の農耕をおこなう畑、収穫される畑、葡萄摘みが行われる葡萄園が三等分に描かれ、更にその周りをライオンに襲われる牛の群れとライオンを追い払う牛飼いとその犬、牧羊場、ダンスフロアで踊る若い男女が、そしてその外側を海の海流が取り巻いている。
これらは世界全体を物質的にカプセル化したものであり、即ち世界そのものとも言える。
この盾を貫くには世界を貫きうる概念、即ち対界宝具でなければならない。
『金色獅子皮』対人宝具ランクA+ レンジ0 最大補足1人
ギリシャ神話に登場する大英雄、ヘラクレスの纏う皮鎧。
ヘラクレスの十二の難行の1つ、ネメアの獅子退治の際手に入れた皮を元に作られた物。
ネメアの獅子は怪物大母エキドナとその息子オルトロスの子であり、竜に近しい幻想種。
その守りはありとあらゆる武器を受け付けず、唯一獅子自身の爪でのみ、その皮は切り裂けたと言う。
所持者自身の武器でのみ、この皮鎧は傷付ける事が出来る。Aランク以下の攻撃は例外なく無効。
空に獅子座が浮かんでいる間、物理的なダメージではこの鎧を傷付ける事は出来ない。
『空翔ける靴』対人宝具ランクC レンジ0 最大補足1人
ギリシャ神話の英雄ペルセウスがヘルメスより賜わった空翔けるサンダル。
履いていれば空を自由に駆け回れる。
大気を踏みしめて走る為、速力は所有者の敏捷に依存するが、この宝具自体に敏捷を1ランク上昇させる能力を持つ。
『雷霆の光輝』:対人宝具ランクA++ レンジ0 最大補足1人
ギリシャ神話の主神ゼウスの持つ身軽な鎧。ゼウスの持つ雷神としての力を鎧としたもの。
雷霆で編まれたこの鎧の前には、並大抵の武器では歯が立たないどころか逆に消し炭にされてしまう。
また、鎧の放つ光は強力で人間では耐え切れず、対峙しただけで灰になってしまう。
ゼウスはこれの他にも、『雷霆の恐怖』という鎧も持つ。
『雷霆の恐怖』:対人宝具ランクA++ レンジ0 最大補足1人
ギリシャ神話の主神ゼウスの持つ重厚な鎧。ゼウスの持つ雷神としての力を鎧としたもの。
雷と言う大自然の力に対する根源的な畏怖、神としてのゼウスに寄せられる畏怖を形にした鎧。
対峙した相手に恐怖のバッドステータス、加えて運以外の全ステータス3ランクダウンを与える。
ゼウスはこれの他にも、『雷霆の光輝』という鎧も持つ。
『雷霆』:対人宝具ランクA+ レンジ1~99 最大補足1人
ギリシャ神話の主神、ゼウスの雷。またはゼウスの別名。
ゼウスが罪人を裁く際に使う雷で、火の神プロメテウスや医の神アスクレピオスを貫いたのもこの雷。
神罰の具現でもあり、罪人がこれをかわす事は不可能。
『死神携えし双蛇の杖』:対人宝具ランクA+ レンジ1~5 最大補足1人
ギリシャ神話の神ヘルメスの持つ一対の羽のついた双蛇の杖。
アスクレピオスの杖と混同されがちだが、こちらは羽が付いていて蛇も2匹。
指し示した相手の生気を吸い取る事で深い眠りに誘う杖。
この場合の深い眠りとは永眠のことである。
『海王の三叉鉾』:対城宝具ランクA+ レンジ1~99 最大補足999人
海王ポセイドーンの権能を示す銛。嵐や津波、洪水や風という海の力と、地震や地割れと言った大地の力を操ることが出来る。
これは、元々ポセイドーンが大地の力を司っていた神である事に由来する。
ポセイドーンは海洋神であると同時に、地下水の支配者、泉の守護神でもあり、トリアイナで大地を突くとそこから海の如く大量の湧水が噴き出す。
『万人に訪れし終末』:対運命宝具ランクA レンジ1~10 最大補足1人
運命の女神モイライ三姉妹の末妹、アトロポスの名を冠した鋏。
予めその相手に定められた『運命』を強制的に断ち切り死に至らせる能力を持つ。
相手を視界内に収め、鋏の刃を鳴らす事で発動する。
世界に存在している以上『運命』を持たない者は存在しないが故に、回避判定は存在せず、耐える事も不可能。
日本神話・伝承
『抜けば玉散る氷の刃』:対軍宝具ランクA レンジ1~20 最大補足200人
『南総里見八犬伝』に登場する刀。
元は鎌倉公方足利家に伝わる重宝であり、人を斬れば刀身に帯びた水気が血を洗い流すと言う。
また、刀身から霧を生じ、山火事や掛火を消す等、水に纏わる能力も持つ。
真名を解放すると、刀身から濃霧が溢れだし、レンジ内に満ち、霧の迷宮を生み出す。
この霧の中では全ての物が混迷に包まれ、自身すら定かでは無くなる。この霧は直感Aすら阻害する。
この霧から出ようとしても、方角が分からず、永劫霧の中をさまよい続ける事になる。
唯一、村雨を持つ者だけが霧の迷宮から脱する事が出来る。
『勢州千子右衛門尉村正』:対人宝具ランクA++ レンジ1~3 最大補足1人
徳川家に仇をなす「妖刀」として人口に膾炙している、言わば妖刀の代名詞である。
元は伊勢から東海道に掛けて活動していた刀鍛冶一派の作品を指すものだったが、徳川家康の祖父、父、更に嫡男信康が謀反の疑いで死罪となった際、介錯に使われた刀も村正の作であったと伝えられ、その上関ヶ原の戦いの折、東軍の武将織田長孝が戸田勝成を討ち取るという功を挙げ、その槍を家康が見ている時に、家臣が槍を取り落とし、家康は指を切った、更には家康夫人である築山御前を小藪村で野中重政が殺害して斬った刀も村正、元和元年五月七日、真田幸村が大坂夏の陣で徳川家康の本陣を急襲した時家康に投げつけたと云われる刀も村正という伝承がある。
これらの伝承から、徳川家と対立する立場の者には逆に縁起物の刀として珍重され、宝具となるまでに至った。
『村正』と言う名自体に寄せられた信仰、畏怖の両方を受け宝具となった為、明確な所有者は居ない。
信仰、畏怖、その両方が『妖刀』村正に向けられたものであり、故にこの刀は名実ともに最高クラスの妖刀である。
所有者は幸運以外の全ステータスを4ランク上昇されるが、かつて徳川幕府を呪った人々の怨念によってスキル:精神汚染A(精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。)を受ける。
精神汚染の方向性は殺意。目に映る全ての人間に殺害衝動を抱く様になる。
『童子切安綱』:対人宝具ランクA++ レンジ1~3 最大補足1人
源頼光が丹波国大江山に住み着いた鬼、酒呑童子の首を切り落としたという伝承を持つ刀。
刃長二尺六寸五分(約80.3cm)、反り鎺元にて約一寸(3.03cm)、横手にて約六分半(1.97cm)、重ね(刀身の厚さ)ニ分(約0.6cm)。造り込みは鎬造、庵棟。
腰反り高く小切先。地鉄は小板目が肌立ちごころとなり、地沸が厚くつき、地斑まじり、地景しきりに入る。刃文は小乱れで、足よく入り、砂流し、金筋入り、匂口深く小沸つく。帽子は小丸ごころに返り、掃き掛ける。茎は生ぶ。先は栗尻。鑢目は切。目釘孔1つ。佩表に「安綱」二字銘を切る。
現存する刀であり、天下五剣の一刀にして国宝。東京国立博物館に保存されている。
江戸時代に町田長太夫という試し切りの達人が、6人の罪人の死体を積み重ねて童子切安綱を振り下ろしたところ、六つの死体を切断しただけではなく、刃が土台まで達した、という逸話が残っている程の切れ味を誇る。
また、酒呑童子の征伐に用いられた他にも、松平光長が幼少の頃、「疳の虫」による夜泣きが収まらないのでこの刀を枕元に置いたところたちどころに夜泣きが止んだ、浮かんだ錆を落とすために本阿弥家に持ち込んだところ近隣の狐が次々と本阿弥家の屋敷の周囲に集まってきた、等の様々な逸話が伝わっている。
日本有数の鬼殺しであるが、それはこの刀の本質では無い。
真の能力は『種族殺し』。この刀の元の名は『血啜り』であり、その名の通り刀身から血液を吸収する。
そして、その中に含まれる因子を学習し、その種族に対する攻撃性を習得する。
数多の人々を斬り殺した事、そして鬼の棟梁である酒天童子を殺害した事で、人と鬼に対してはほぼ絶対的と言っても良い殺害能力を持つ。
また、酒天童子は八岐大蛇の子だと言う伝承も残っており、それによって微弱ながら龍殺しと神殺しの能力も持つ。
『大典太光世』対人宝具ランクA++ レンジ1~3 最大補足1人
平安時代後期の筑後の刀工・典太光世の作。
現存する刀であり、天下五剣の一刀にして国宝。現在は前田家に伝わった文化財を保存、管理する「前田育徳会」が所蔵している。
刃長66.1cm、先身幅2.5cm、元身幅3.5cm、反り2.7cm。
茎から刀身の五分の一ほどまで鎬筋に沿って「腰樋」と呼ばれる様式の樋を掻き、同時代の太刀と比べて非常に身幅が広く刀身長の短い独特の体配を持つのが特徴。
元は足利将軍家の家宝であったが、足利家の没落により流出し豊臣秀吉の所有となる。
前田利家の四女豪姫が原因不明の病気にかかったとき、大典太光世を借りて枕元に置いたところ、不思議なことに病気は治癒した。
だが、大典太光世を返すとなぜか病気は再発してしまう。太刀を借りては返し、借りては返しを繰り返していたが、結局豊臣秀吉は大典太光世を前田家に贈り、やがて豪姫の病気も完治したという。
古来から日本では守り刀という考えがあるが、大典太光世はその最高峰であったといってもよく、病魔退散の能力を持つ。
この刀の周囲には常に聖属性の結界が展開され、その内部にいる人間には呪いや病魔の類に罹らない。
詰まりは状態異常無効、治癒の効果を結界内の人間に与える。
また、その切れ味は鋭く、江戸千住の小塚原で行われた試し切りにおいて試し切りを行った際、積み重ねた死体の2体の胴体を切断し3体目の背骨で止まった程。
『三日月宗近』:対人宝具ランクA+ レンジ1~99 最大補足999人
平安時代の刀工・三条宗近作の日本刀(太刀)。
現存する刀であり、天下五剣の一刀にして国宝。「天下五剣」の中でも最も美しいとも評され、「名物中の名物」とも呼び慣わされた。現在は東京国立博物館に所蔵されている。
刃長二尺六寸四分(約80.0cm)、反り九分(約2.7cm)。細身で反りが高く、刀身の鍔元の幅が広く切先の幅が狭く、その差が大きい極めて優美な太刀である。地鉄は小板目肌がよく約み、ところどころ大肌まじり、地沸が厚くつき、地景入る。刃文は小乱れ主体で小足入り、小沸つき、匂口深く、三日月形の打除けがしきりに入る。
中ほどから上は二重刃、三重刃となり、帽子も二重刃となって先は小丸ごころに返る。茎は生ぶで雉子股形となる。通常の太刀と異なり、佩裏に銘(「三条」二字銘)を切る。
足利将軍家の秘蔵の名刀として継承され、1565年(永禄8年)、松永久秀と三好三人衆が二条御所を襲撃して将軍足利義輝を殺害した際に、義輝はこの三日月宗近を振るって奮戦したと伝えられている。
「三日月」の号の由来は、刀身に三日月形の打除け(うちのけ、刃文の一種)が数多くみられることによるものとされる。
真名を開放し振ると、その打除け1つ1つから三日月形の光刃が飛び、それらを自在に操る事が出来る。
『鬼丸国綱』:対人宝具ランクA+ レンジ1~3 最大補足1人
鎌倉時代初期、山城国の京粟田口派の刀工で、粟田口六兄弟の末弟である国綱の作。
現存する刀であり、天下五剣の一刀にして皇室御物。現在は皇室御物として宮内庁の所蔵となっている。
刃長二尺五寸八分(約78.2cm)、反り一寸一分(約3.2cm)。
鎌倉時代に入り、太刀の刀身の反りが大きくなり、またそれまでの太刀に顕著であった「腰反り」から刀身全体が均等に反っている「輪反り」へと移行した時期の太刀で、先代、また後代の「太刀」と比べても大きな反りを持つ。
北条時頼が夢で小鬼が現れて悩まされるという病にかかった折、国綱が夢に現れ、錆を取るよう言われた。
そのとおり錆を取り、抜き身で立てかけておくと、小鬼形の火鉢の足を国綱が倒れて切り落とし、それ以降時頼の病は治ったという。
この事から国綱は鬼丸国綱と号されたと伝えられる。
また、この伝承から払魔、鬼殺しの能力を持つ。
余談だが、天下五剣のうち鬼丸国綱だけは「御物」であるために国宝及び重要文化財としての文化財指定を受けていない。
『数珠丸恒次』:対人宝具ランクA レンジ1~3 最大補足1人
刃長81.1cm、反り3.0cm。太刀銘で『恒次』の銘が切られており、平安時代の刀工、青江恒次の作とされているが、備前恒次の作との説もある。
現存する刀であり、天下五剣の一刀にして重要文化財。現在は尼崎市の本興寺に保管されている。
日蓮が所持していたとされる太刀で、日蓮が甲州身延山へ入山したとき、護身用として信者から贈られたと伝えられ、柄に数珠を掛けていたことからこの名が付いたとされる。
日蓮没後は他の遺品とともに身延山久遠寺に保管されていたが、享保年間から大正まで一時行方不明となっていた。
数珠丸の銘と日蓮上人が所有していたという事から退魔の力を持つ。
『陸奥守吉行』:対人宝具ランクE- レンジ1~3 最大補足1人
幕末の志士、坂本竜馬が所有していた刀。
江戸初期に打たれたもので、名刀ではあるが近代までは無名だった。
この刀の特異性は何よりも『斬り付けた相手を殺さない』事にある。
坂本竜馬は江戸の千葉道場で塾頭を務め北辰一刀流免許皆伝の腕前であった。
にも拘らず、この刀を抜いても他者を殺めた事は無かったとされ、この伝承が元となってこの刀は『不殺』の刀となった。
『布都御魂剣』:対神宝具ランクA++ レンジ1~99 最大補足999人
記紀神話に現れる霊剣。ふつ、とは物を断ち切る音を示すものであり、この剣は物質は当然の事、『概念』、『現象』さえも断ち切る。
この効果によって、所有者に対する『不運』さえも断ち切り、『布都御魂剣』の所有者には戦場における最大限の加護が与えられる。
神武天皇は神武東征の折、ナガスネヒコに敗退し熊野山中で危機に陥った。
そこで天照乃命は高倉下を通じ、この剣を神武天皇に渡した。
すると、この剣の霊力に依り神武天皇の軍勢を取り巻いていた毒気は祓われ、軍勢はたちまちの内に活力を取り戻し、後の戦では大勝利を収めた。
また、この剣を示す事で荒ぶる神を鎮める事も出来る。
長さ2mを越える巨大な直刀。元は雷と剣の神、建御雷之男神の持つ剣であり、建御雷之男神はこの剣を用いて葦原中国を平定した。
真名を解放する事で雷を纏った極大の斬撃を放つ。この斬撃は物質的、概念的にも防御不能。
斬撃判定は先端部だけだが、撒き散らされる雷に依って周囲にも多大なダメージを与える事が出来る。
この剣自体が神として祭られているので、独自の自我を持つ。
また、この剣は刃物として最上級の格を持ち、更に元々の持ち主が剣神にして雷神、建御雷之男神であるが故に、その加護で所有者は金属、火、雷には害されなくなる。
『天之尾羽張』:対神宝具ランクA++ レンジ1~4 最大補足1柱
日本神話に登場する刀であり、天之尾羽張神という神。
別名は伊都之尾羽張。
『古事記』の神産みの段において、伊邪那岐命が迦具土神を斬ったときに使った十拳剣。
火の神である迦具土神を斬り殺し、火・雷・刀に関する神々を生み出した。
その最たる一柱が建御雷之男神である。
迦具土神を斬り殺した事で、炎殺しの能力を持つ。
この剣の所有者は一切炎に害される事は無く、この剣の一振りはありとあらゆる炎を吹き散らす。
神殺しの武器であり、この剣自身もまた神である為、強力な対神性を持つ。
『天羽々斬』:対神宝具ランクA+ レンジ1~4 最大補足1柱
須佐之男命が、八岐大蛇を退治する際に使用した十拳剣。
八岐大蛇の尾を斬った時、この剣の刃が欠けたので、尾を裂いてみると剣が出てきた。これは不思議なものだと思い、天照御大神にこの大刀を献上した。これが天叢雲剣のちの草薙剣とされる。
八岐大蛇を倒した剣である為、竜の因子を持つ者に追加ダメージを与える。
また、八岐大蛇は水をつかさどる水神でもあった為、これを倒したこの剣は対神宝具として扱われ、神性をもつ者に追加ダメージを与える。
『天叢雲剣』:対神宝具ランクA++ レンジ1~40 最大補足999柱
日本国三種の神器の一つ。日本に於ける皇族の武力の象徴とされる。
かつて出雲の国を荒らし回っていた八岐大蛇を須佐之男命が退治した際、尾を切りつけると持っていた天羽々斬が欠けてしまった。
そこで須佐之男命が尾を裂くと、現れたのがこの剣である。
八岐大蛇は水神でもあり、その尾から現れたこの剣は水の属性も帯びている。
鞘から抜き放てばその刀身は雲を纏い、この雲自体も刀身の一部である為、本来の刀身の間合い以上の範囲を攻撃できる。
真名解放は剣に宿る八岐大蛇の魔力を解き放つ事で八頭の水でできた龍首を生み出し、
それを操り攻撃出来る様になる。
『草薙之剣』:対軍宝具ランクA+ レンジ1~99 最大補足999人
『天叢雲剣』の別名。
日本武尊が東征の途上の駿河国で、『天叢雲剣』によって野火の難を払い、草薙之剣の別名を与えたとされる。
叢雲も草薙も共に風の名であり、前者は雲を呼び雨を降らす天津風、後者は草を薙ぎ地を這う国津風。
『天叢雲剣』も『草薙之剣』もその本質は風を操る事にある。
真名を開放して横薙ぎに振る事で、敵を文字通り草の如く薙ぎ倒す烈風が放たれる。
名を変えても変わらず水の魔力は纏っており、放たれる斬撃は水と風の両属性を併せ持つ。
『避来矢』:対人宝具ランクA+ レンジ0 最大補足1人
平安時代中期の武将・藤原秀郷が、百足退治の礼として龍宮の王からもらったという伝説のある大鎧。
その兜鉢は15枚の鉄板を重ねて作られており、一行には六点ずつとがった星が打たれており、その内部は空洞になっている。
非常に重いが、飛んできた矢が避けて通るという伝承を持つ。
飛び道具に対して絶対的な防御能力を誇る。飛来する物は決して命中することは無く、それは飛び道具の余波による物も例外ではない。が、代償として敏捷が1ランク低下する。
この鎧は『避来矢大権現』と呼ばれ唐沢山神社の御神体となっている為、この鎧自体がスキル:神性Cを持ち、それ以下のランクの宝具による攻撃は軽減され、通常武器による攻撃は無効化される。
が、この鎧に宿っているのは前述の龍宮の王なので、龍殺しの武器に対して上記の効果は適用されない。
宿っている龍神は所有者が幸運判定に成功すると、相手の弱点を教えてくれる。
中国神話
『雷公鞭』:対界宝具ランクEX レンジ1~99 最大補足999人
中国の伝承、小説「封神演義」における黒点虎に乗る道士、申公豹の武器、宝貝。
申公豹が太上老君から授かったもので、随意に雷を起こし、形あるものを焼き尽くし粉砕できる。
影や魂まで溶かすという。
放たれる雷はユーラシア大陸を横断する程の射程も誇る。
仙界の中心地、崑崙山にもかなう武器がないのではないかともいわれる威力を持つ。
藤竜版で結界を破壊していたので対界宝具に分類。
『六魂幡』:対軍宝具ランクEX レンジ1~99 最大補足999人
金鰲山の教主、通天教主の宝貝。スーパー宝貝の1つ。着衣が渦となって相手を飲み潰す。究極的には飲み込んだ相手を“無”にまで縮めることができる。
仙人界二大教主の持つ宝貝にふさわしいだけの能力を持つ。
また、身に纏う事で攻撃を吸収する防具としても使用可能。
『大極図』:対界宝具ランクEX レンジ1~99 最大補足999人
仙人、太上老君が所有する巻物。
乾坤(天と大地)を開き、陰陽(物事の相反する性質)を分かち、四象(春夏秋冬、若しくは水火土石)を治めると謂う。要するに「この世全ての物質や現象を自在に操作する」事が可能。
世界に満ちる力の全てを操る事で味方を癒す、または自身を強化させる事も出来る。
『禁鞭』:対軍宝具ランクA++ レンジ1~99 最大補足999人
金鰲島出身の道士であり殷王朝の太師(軍師)にして金鰲三強の一人、聞仲が持つスーパー宝貝。
能力は使用者から半径数Km以内の敵を打ち据えるだけ。しかし単純な打撃故の防ぎ難さ、一撃で相手を屠る攻撃力、更には虚実を入り混ぜる事で対処し辛くなっている。
『盤古幡』:対城宝具ランクEX レンジ1~99 最大補足999人
三大仙人の一人にして、崑崙十二仙の頂点に君臨する崑崙山の教主、元始天尊の持つスーパー宝貝。
見た目は黒い球体。一定空間内の重力係数を自在に操る能力を持つ。最高は重力万倍。
『金蛟剪』:対城宝具ランクB+~EX レンジ1~99 最大補足999人
金鰲島出身の道士であり金鰲三強の一人、趙公明の持つスーパー宝貝。
使用者の生命エネルギーを元に龍を召喚する能力を持つ。召喚中は持続的に生命エネルギーを消耗する。
全長数Kmに及ぶ巨大な黄金龍が最強召喚。
龍は独自の意志を持ち、自身のランクより低い宝貝を食べてしまう。
白と黒の双龍~B+相当
七色の七龍~A++相当
黄金龍~EX
七色の七龍までは龍の数によってランクが変動する。
『傾世元禳』:対軍宝具ランクA++ レンジ1~99 最大補足999人
金鰲島出身の仙女であり殷の皇后、しかしてその正体は齢1000を数える大妖狐、妲己の持つスーパー宝貝。
精神操作系の宝貝であり、誘惑を筆頭に様々な状態異常を効果範囲内の相手に与える。
また、封神演義内最高性能の防具でもあり、同ランク程度の攻撃では傷1つ付かない。
『四宝剣』:確率変動宝具ランクEX レンジ1~99 最大補足999人
古代中国神話における人間創造の女神、女禍の持つ宝貝。
物の存在する確率を変動させる能力を持つ。
そこに『有る』物を『無い』事にするのではなく、存在しつつも存在しない、と言うあやふやな存在に相手を堕とす。
そうなった場合、世界はそれを不確定因子として修正する為、消滅させられてしまう。
防御する、吸収する、と言った次元には最早存在しない宝貝。
パワーを押さえた接近戦時ならばともかく、フルパワーで放たれた場合、一撃で1つの星が滅ぶ。
何度も世界を破壊し、創り直してきた正真正銘最強の宝貝。
『山河社稷図』:結界宝具ランクA++ レンジ1~4 最大補足10人
女禍の持つ宝貝。
本体でもある無数の蛇が、相手の周りの世界を食らい無窮の牢獄に閉じ込める。
五感を奪われ時の流れすら淀む世界で心を壊す精神宝貝。直接相手の生気を食うことも可。
『五火七禽扇』:対軍宝具ランクA レンジ1~20 最大補足1~30人
金鰲島出身の仙女であり殷の皇后、しかしてその正体は齢1000を数える大妖狐、妲己の持つ宝貝。
その名の通りに青、赤、黄、白、黒、即ち木火土金水の属性を持つ5色の炎を放てる扇。
全ての属性の炎を同時に放つことで無属性の衝撃波を放つことも可能。その衝撃波は辺り一面が灰燼と帰す程。
『金霞帽』:対人宝具ランクA レンジ0 最大補足1人
金鰲島出身の仙女であり殷の皇后、しかしてその正体は齢1000を数える大妖狐、妲己の持つ宝貝。
被る事で使用者の姿を隠すことが出来る。また、被っている間は逆に姿を隠している者の姿を見抜くことが出来る。
『如意羽衣』:対人宝具ランクA++ レンジ0 最大補足1人
妲己の義妹で、正体は雉鶏精の妖怪仙人、胡喜媚の持つ宝貝。
文字通り、使用者を何にでも変化させる能力を持つ。不定形である風はおろか、素粒子にさえ変化させられ、通常の宝貝ながら、スーパー宝貝さえも凌ぎ得る能力を秘めている。
変化した相手が人物ならば、その人物の持つ能力も再現される。
変化に必要とされるのは使用者の想像力。イメージに綻びが有ると、変化できないか、出来ても不完全なものとなる。
『紫綬羽衣』:対人宝具ランクA レンジ1~10 最大補足1~99人
妲己の義妹で、正体は瑠璃琵琶の妖怪仙人、王貴人の持つ宝貝。
仙界に住む毒蛾の繭から紡いだ糸で織られており、周囲に毒の鱗粉を撒き散らす能力を持つ。
その効果範囲は風向きに左右されるが、毒粉は非常に強力であり、一般人ならば一呼吸だけでも命に関わる。
毒粉だけで無く、空中浮遊とかなり高い防御能力を持つ。
しかし、毒粉も羽衣自体も熱には弱く、短時間炎に晒されただけで効力を失ってしまう。
ただし、後者の羽衣自体の耐熱能力は使用者の力量に左右される。
因みにこの羽衣は金鰲島大司教、通天教主の手織り。
『落魂鐘』:対軍宝具ランクA レンジ1~30 最大補足100人
崑崙十二仙、霊宝大法師の持つ宝貝。
ハンドベルの様な見た目ながら、それから発せられる音を聞いたものは魂を砕かれ、絶命する。
防ぐには純粋に耳を塞ぐか、使用者以上の魔力を持っていなければならない。
『九竜神火罩』:対人宝具ランクA レンジ1~5 最大補足1人
崑崙十二仙の一人、太乙真人の持つ宝貝。
普段は肩に装備されているアーマーの様な形態だが、真名を解放すると相手に向かって飛んでいく。
拘束用の宝貝で、仙界でも有数の硬度を誇る。
閉じ込めた内部の相手を、九頭の竜の形をした火炎で焼き付くす事も出来る。
前述の通り拘束用の宝貝だが、その硬さからシェルターの様に使う事も出来る。
『斬仙剣』:対人宝具ランクB レンジ1~3 最大補足1人
崑崙十二仙の一人、玉鼎真人の持つ宝貝。
皮の鞘に納められた一見変哲もない刀だが、その切れ味は斬られた事さえ相手に気付かせない程。
持ち主である玉鼎真人の技量も相まって、その剣速は音速を超える。
『太極符印』:対軍宝具ランクA+ レンジ1~20 最大補足999人
崑崙十二仙の一人、普賢真人の持つ宝貝。
元素、重力などを操り、また敵の行動パターンを記憶するなど多機能なコンピューター宝貝。
スーパー宝貝、『盤古幡』と『大極図』を元に元始天尊が作ったもの。
水素を分解して水素原子を作りだし、放射性物質である三重水素を生成する事で小規模な核爆発を起こす事も可能。
『番天印』:対軍宝具ランクA レンジ1~50 最大補足500人
崑崙十二仙の一人、広成子の持つ宝貝。
平時は直径20cmぐらいの印鑑(朱肉がいらないタイプ)だが、戦闘時に生物的な展開をして片腕を覆う重砲になる。
まず有視界範囲内の全ての敵に「番天」と書かれたターゲットロックオンを行い、次に砲身から誘導性の光線をロックした全員に向かって発射、的確に致命傷を与える大量殺戮宝貝。
押印は破壊する事は可能。押印しなくとも発射は出来る。
『陰陽鏡』:対軍宝具ランクA レンジ1~50 最大補足500人
崑崙十二仙の一人、赤精子の持つ宝貝。
片面が白く、片面が赤い鏡。赤い面で一度照らせば相手を昏倒させ、二度照らせば相手を殺し、三度照らせば相手を血水にする。白い面は助けるときに使うが、血水となったものは助ける事ができない。
鏡は複数枚ある。
『梱仙縄』:対人宝具ランクB+ レンジ1~9 最大補足1人
崑崙十二仙の一人、懼留孫の持つ宝貝。
相手に向かって投擲すると自動的に相手を捕え、梱仙縄を切ろうとすると、よりきつく締めあげられる。
『打神鞭』:対神宝具ランクB レンジ1~8 最大補足1~30人
元始天尊の直弟子にして周の元帥、太公望の持つ宝貝。
長さ三尺六寸五分の木製の鞭で、21に分かれた節に四道の符印が施されている…のだが、その様はまるで伸縮式の指示棒。
基本的な使用方法として真空波のようなものを形成して敵に飛ばす。
また、全力使用することによって竜巻を起こすこともできる。風の結界を張って敵の攻撃をそらすことも可能、と応用に富んでいる。
操る風は唯の風ではなく、一種の生体エネルギーなので物理的でない攻撃にも有る程度干渉できる。
『乾坤圏』:対人宝具ランクC レンジ1~99 最大補足1人
太乙真人の弟子、哪吒が生まれた時から持っていた銅輪。
真名解放し投げつける事で発動する。
相手を坤(大地)とし、その他を乾(天)とする事で、『乾坤圏』は相手に向かって落下し続けて行く。
その為、相手との距離が有ればある程、相手がかわせばかわす程、威力は上がって行く。
手元に戻す時は手元を坤とする事で『乾坤圏』は戻って来る。
『火竜鏢』:対人宝具ランクB レンジ3~8 最大補足1人
妲己の配下で原型が蟷螂の妖怪仙人、陳桐の持つ宝貝。
竜の吐いた炎を鍛えて造られたと言われている。
ブーメランの様な形状をしており、投げて相手に当たらなかった場合は自動的に戻って来る。
火竜鏢は高熱を帯びており、通った後には火炎が残る程。
『土竜爪』:対人宝具ランクC レンジ0 最大補足1人
崑崙十二仙の一人懼留孫の弟子、土行孫と聞仲付きの秘書官、張奎の持つ宝貝。
装備することで土の中を自在に移動できる様になる。また、爪の部分をミサイルのように飛ばして直接攻撃も可能。
しかし、張奎は土行孫以上にこの宝貝を使いこなしており、土を自在に操って周軍と崑崙側の同士を生き埋めにして進軍を妨害した。
崑崙側と金鰲側の宝貝開発能力の差もさることながら、宝貝は使用者によって能力が左右される、と言う見本でも有る。
『青雲剣』:対人宝具ランクC レンジ1~5 最大補足1人
魔家四将長兄、魔礼青の持つ宝貝。
本体の刀身とは別に、斬撃時に予測不可能な位置へ切っ先を複数形成する初見殺しの宝貝。
『混元傘』:対人宝具ランクB+ レンジ0 最大補足1人
魔家四将次兄、魔礼紅の持つ宝貝。
攻撃を反射する能力を持つ傘。強力な斥力フィールドを展開し、攻撃してきた相手にその攻撃を返すリフレクター宝貝。通常の射撃武器としても使用可能だが、吸収したエネルギーが無ければ撃てない。
『黒琵琶』:対軍宝具ランクA レンジ1~60 最大補足100人
魔家四将三兄、魔礼海の持つ宝貝。
地水風火をあらわす四弦の張られた琵琶。
弦を弾けば地震・洪水・暴風・火事を引き起こすことができる。
また、音色を聞かせた相手を混乱させ同士討ちを誘う事も出来る。
『花狐貂』:対城宝具ランクA+ レンジ1~80 最大補足600人
魔家四将末弟、魔礼寿の用いる獣型攻城兵器型宝貝。
浮遊移動しながら城壁などを破砕しつつ飲み込む。鉄人28号のようなコントローラーで遠隔操縦可能。
剛性と弾性を兼ね備え、熱兵器や光学兵器の類もはじくという強力極まりない装甲を誇る。
大型の宝貝だが、ポケットに入るぐらいに小型化できるのでギリギリまで接近を気取られない。
活動エネルギーを飲み込んだものを消化することで賄う為使い手の負担も軽く、戦線に複数投入することができる。
『混元珠』:対軍宝具ランクB レンジ1~40 最大補足1~100人
聞仲配下、九竜島の四聖が一人、高友乾の持つ宝貝。
水の形状を自由に操ることができる珠。
操れる水の量は使用者の能力に依存するが、水はもう1つの珠から調達することができる。
当然、片方を水が大量に有る所に浮かべておかないと実力を発揮できない。
『劈地珠』:対軍宝具ランクB レンジ1~40 最大補足1~100人
聞仲配下、九竜島の四聖が一人、楊森の持つ宝貝。
掌に埋め込まれた珠によって高速で地形を変化させ攻撃、防御、足止めを行ったり、地霊を吸い上げ味方の体力を回復したりする汎用宝貝。
四聖の持つ宝貝全てに共通するが、攻撃範囲は広いが接近戦には不向きと言う欠点を持つ。
『開天珠』:対軍宝具ランクB レンジ1~40 最大補足1~100人
聞仲配下、九竜島の四聖が一人、王魔の持つ宝貝。
外套に仕込まれた無数の珠によって構成される宝貝。
珠一つ一つに爆発力と飛行能力を持ち、空中からの広範囲爆撃やオールレンジアタックを可能にする。
爆発の威力は高く、山を1つ崩す事も容易い。
『拌黄珠』:対軍宝具ランクB レンジ1~40 最大補足1~100人
聞仲配下、九竜島の四聖が一人、李興覇の持つ宝貝。
空中を浮遊する球体で、李興覇はこれにまたがっている。
球体表面から熱線を複数放つが、1発1発の威力は低い。また、相手の射撃武器を自動回避する性質を持つ。
『叫名棍』:対人宝具ランクC レンジ1~10 最大補足1人
聞仲配下、張圭芳の持つ宝貝。
呼んだ相手の神経を支配することができるメガホン。相手の名前が判らないと使用できない。
聴覚を元にした効果である為、耳栓程度で防がれる。
『照魔鏡』:対人宝具ランクB レンジ1 最大補足1~4人
魔物や妖怪の正体を明らかにする、または人間の持つ魔性の部分を映し出す鏡。
これで覗かれると過去や考えている事がダダ漏れに。
どこかの外道神父に渡してはいけない。
別名、照妖鏡、ラーの鏡。
『如意金箍棒』対人宝具ランクB レンジ1~99 最大補足1人
『西遊記』に登場する、斉天大聖・孫悟空の持つ伸縮自在の鉄棒。
別名、『天河鎮定神沁鉄』。
中国最古の王朝・夏の王、禹が洪水を防ぐために海に沈めた巨大な柱、海底を均す為の棒、禹が江海の深さを測定した際のおもりとも言われている。
別名の通り、この棒は神沁鉄と謂う特殊な金属で出来ているので滅多な事では壊れない。
大きさ、長さは自由自在だが、重量だけは一定で一万三千五百斤(約8t)。
『降妖宝杖』:対人宝具ランクB レンジ1~2 最大補足1人
『西遊記』に登場する、捲簾大将・沙悟浄の持つ降魔の杖。
かつて沙悟浄が天界の役人だった頃、天帝・玉皇上帝から授けられた物。
降妖宝杖は黄金の芯が通った月桂樹で出来ており、周囲には連珠が配置されている。杖の片側には箆型の刃、もう片側には半月型の刃が付いている。その刃の材質は月から取り出された摩訶不思議な金属で作られている。その刃に触れた妖怪はたちどころに浄化されて消滅してしまうと言う。
重さは五千四十斤(約3t)。
『上宝沁金釘鈀』:対軍宝具ランクB+ レンジ1~40 最大補足30人
『西遊記』に登場する、天蓬元帥・猪八戒の持つ鈀風の武器。
かつて猪八戒が天界で天の川の水軍を指揮する天蓬元帥の任務を賜っていた時、天帝・玉皇上帝から下賜された宝物。
それは道教の神、太上老君が自ら神沁鉄を鍛えて作った武器で、玉の様な9本の歯と金環が付いており、六曜五星が飾られている。
太上老君が鍛えただけあって、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の持つ武器の中で最も立派に見え、神々しく輝いていると言われる。
振り上げると焔を巻き上げ、振り下ろすと吹雪が舞い、敵を広範囲にわたって倒す事が出来る。
重さは五千四十斤(約3t)。
『紫金紅瓢』対人宝具ランクB レンジ1~10 最大補足1人
『西遊記』に登場する鬼・銀角が持つ、名前を呼ばれて返事をした者を内部に吸い込み、溶かしてしまう瓢箪。
偽名であろうと返事をすれば吸い込んでしまう。
中に吸い込んだ者が溶けきらない内にふたを開ける事で、吸い込んだ者を使役する事が出来る。
『芭蕉扇』:対軍宝具ランクB++ レンジ1~50 最大補足100人
『西遊記』に登場する、翠雲山に住む鉄扇公主が持つ南方風の団扇。
1扇ぎすれば大風を起こし、2扇ぎすれば乱雲を呼び、3扇ぎすれば豪雨を降らす能力を持つ。
その風は孫悟空が鉄扇公主と戦った際、孫悟空が1扇ぎで七日七晩の間飛ばされ続けた程。
『冷艶鋸』:対軍宝具ランクA+ レンジ1~99 最大補足999人
『三国志演義』に登場する実在の武将、関羽雲長の持つ青龍偃月刀。
鍛冶匠達がこの偃月刀を鍛えていた時、空から一閃の光芒が走り、金床に置かれた刀身を貫いた。その閃光が治まると、そこには青龍の姿が刻まれた冷ややかな蒼さを放つ青龍偃月刀が出来上がっていたと言われている。
真名を開放して振ると、龍の姿をした極大斬撃が放たれる。その威力は大地に亀裂が奔り地が裂ける程。
関羽は学問を好み文武両道、信義に厚く義理堅いその様は多くの信仰を集め『三界伏魔大帝神威遠震天尊関聖帝君』と言う神として祭られている。
その為、この斬撃を防ぐには対神性が加味され、物理的な防御では軽減にもならない。
『賽唐猊』:対人宝具ランクA+ レンジ0 最大補足1人
『水滸伝演義』に登場する梁山泊百八星の1人、徐寧が持つ薄羽で編まれた金色の鎧。
この世に二つとない代物で、徐家に代々伝わる家宝。軽くて着心地が良いうえに刀で斬れず、矢を通さない丈夫な鎧だったと伝えられる。
因みに賽唐猊とは、獅子よりも強いとの意味を持つ。
キリスト教
『生命の実』(真):対人宝具ランクEX レンジ0 最大補足1人
エデンの園の中央に植えられた生命の木の実。
知恵の実、生命の実をともに手に入れると、神に等しき存在になるとされている。
故に人間が食べると、神に等しい力を得る。
本編で登場したのは、その名を冠しただけのロストロギア。
『ソロモンの指環』:対人宝具ランクEX レンジ0 最大補足1人
旧約聖書の中で、ヤハウェの命を受けた大天使ミカエルよりソロモン王に授けられた真鍮と鉄でできた指輪。
様々な天使や悪魔を使役し、所有者にあらゆる動植物の声を聞く力を与える。
天使を使役する場合は真鍮の部位を、悪魔を使役する場合は鉄の部位を投げ当て、呪文を唱えるといかなる魔神も強制的に従わせる事が出来る。
神性、魔性、いずれかを持つ者に対して、絶対の命令権を持つ宝具。
元からの契約を打ち破り、神霊や大悪魔であろうと例外は無く強制的に指輪の使用者と隷属の契約を結ばせる能力を持つ。
『黙示の獣』:対軍宝具ランクEX レンジ1~99 最大補足999人
かつて存在し、現在は存在せず、そして終末の時、赤き竜と共に現れる獣。
赤き竜より同等の力と権威を与えられ、善を汚し悪へと誘惑する呪詛で構成された、7つの頭と10の角を持ち、それぞれの角に冠を持つ緋色の獣。
その身体はヒョウに似て、足は熊、口は獅子の様。冠にはそれぞれ神を冒涜する名が刻まれている。
ただそこに存在するだけで世界を侵す最悪の獣。
その身を構成する呪詛は常に気化し、周囲を侵食し汚染し続ける。
常に気化し続けると同時に、周囲の大源を吸い上げてその身を再構成し続ける。
そして、大源を吸い尽され呪詛に侵された土地はいずれ死を迎え、撒き散らされる呪詛で人は悪徳の道へと堕ちてゆく。
呪詛に耐える為には神性か神、若しくは天使の加護を必要とする。
『ヘレナの聖釘』:対人宝具ランクEX レンジ0 最大補足1人
かつてイエス・キリストが磔刑となった際、その手足を十字架に打ち付けた釘。
キリストの血に触れた聖遺物であり、心の臓腑に突き立てる事で発動する。
聖釘を心臓に突き立てられた者は殉教者の血の象徴である赤い薔薇にその身を変え、文字通り殉教の使徒と化す。
再び聖釘が引き抜かれるまで、その身は朽ちず、キリスト教に仇為す全てのモノを排除する。
『魂刈り取る大鎌』:対人宝具ランクB レンジ1~3 最大補足1人
魂の刈り取り人、死神の持つ大鎌。
死神による魂の刈り取りは神に託された仕事であり、不可侵の物である為、神性を持つ物にしか防げない。
仏教
『降魔三鈷剣』対人宝具ランクB++ レンジ1~3 最大補足1人
不動明王の持つ、退魔の剣であり、人々の煩悩を断ち切る剣。
人の持つ根源的な煩悩、すなわち貪・瞋・癡に応じて威力が変動する。
だが、切り裂かれるのはあくまでも煩悩であり、その刃は肉体を傷付ける事は無い。
しかし、その精神的ダメージは多大なものであり、戦闘不能とするに十分である。
『羂索』:対人宝具ランクB+ レンジ1~10 最大補足1人
不動明王の持つ、悪を縛り上げ、また煩悩から抜け出せない人々を救い上げるための投げ縄。
相手が悪人で有ればある程拘束はきつく、羂索自身も丈夫になる。
ケルト神話
『万物薙ぎし光輝の剣』:対城宝具ランクA++ レンジ1~99 最大補足999人
銀の腕のヌァザが持つ魔剣。
炎と光を放って輝く宝剣で、魔の四都の1つ、フィンジアスが奉戴しウスキアスが守護していた剣であり、ダーナ神族の至高の四宝のひとつでもある。
その刀身には呪文が刻み込まれ、一度鞘から抜き払われれば敵はその一撃から逃れ得ないとされ、魔族フォモールとの死闘・モイトゥラの戦いでは敵軍の大将である剛力王インジッヒの首を、一閃で打ち飛ばしたという。
真名解放と同時に居合い抜く事で、使用者の視界内に居る全ての敵、敵に属する器物に『切断』の概念を叩き付け、森羅万象一切合財両断する。
防御の概念に対しても『切断』する為実質防御不可。
『轟く五星』:対軍宝具ランクA++ レンジ1~99 最大補足999人
トゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ神族)の太陽神ルーが所持する宝槍。
クラウ・ソラスと同様に、魔の四都の1つゴリアスが所有しエスラスが守護していたもので、ダーナ神族の四つの至高の宝の1つでもある。
穂が5本に分かれており、放たれると轟く唸りと強雷を纏って敵を貫き、そのまま次から次へと自ら敵を求めて飛び回り、全ての敵を打ち倒すと再びルーの手元に舞い戻ってくるとされる。
ブリューナクとは『貫くもの』という意味であり、この槍に貫けない物は無い。
5つに分かれた穂先がまるで掌の様にも見え、それ故にルーは『長腕のルー』、『光り輝く腕のルー』の異名を持つ。
真名を解放する事で穂先の1つ1つが敵に向かって飛んでいく。
この穂先には因果逆転の呪いが掛かっており、放たれる前に既に当たる事が確定している。
また、穂先自体が纏う雷光の余波で周囲にも多大なダメージを与える。
手元に残る柄は司令塔であり、離れた穂先をある程度操る事も出来る。
『大なる激情』:対人宝具ランクA レンジ1~2 最大補足1人
ケルト神話の英雄、ディルムッド・オディナの持つ2振りの剣の1本。
いかなる相手であろうとも、一刀の下に斬り伏せる能力を持つ。
相手の最大HP+1のダメージを相手に与える為、必ず相手を打倒する事が出来る。
『小なる激情』:対人宝具ランクB+ レンジ1~2 最大補足1人
ケルト神話の英雄、ディルムッド・オディナの持つ2振りの剣の1本。弐撃決殺の能力を持つ。
まず刀身で相手に斬りつけると刀身が粉々に砕け、相手の身に降り注ぎ、体内に侵入する。
そして、柄を投げつける事で刀身の欠片1つ1つが元の刀身となり、相手を内側から串刺しにする。
だが、一撃目を当てても二撃目を当てられなければ全くダメージは与えられない。
『硬き稲妻』:対人宝具ランクA レンジ1~99 最大補足999人
ケルト神話の第2期、アルスター神話に登場する英雄、王弟子フェルグス・マク・ロイヒが持つ長剣。
1振りで3つの丘の頂きを切り落としたと言う伝承を持つ。
真名を開放し振る事で刀身が伸び、その間合いは虹の端から端に届く、と言われる程。
また、切れ味も凄まじく、鉄をバターの様に切り裂いたとも伝えられる。
フェルグスとアルスターの光の御子クー・フーリンはフェルグスが師匠の師弟関係であり、叔父と甥で、養父と養子で、友人でもあったが、フェルグスが王に裏切られコノートに亡命した後、アルスターとコノートの間に起きた『クーリーの牛争奪戦』でフェルグスはコノート陣営につき、クー・フーリンと戦うことになった。
しかし、かつての自国と戦う事、盟友クー・フーリンと戦う事を避けたかったフェルグスはカラドボルグの鞘のみを持ってクー・フーリンの陣営を訪れ、自分を殺すようにクー・フーリンに頼んだ。
だが、丸腰の相手を切る事は戦士の矜持に反する、とクー・フーリンは告げて退却し、その時にフェルグスとクー・フーリンは次から交互に勝ち負けを譲り合うという誓いをした。
しかし、互いの陣営の最強格の戦士が勝負を避け続けた結果、戦争は膠着状態となり痺れを切らしたコノートの魔女王メイヴがフェルグスのことを臆病者と罵る。
こうなると不名誉を何よりも嫌うケルトの戦士は戦いに赴かざるを得なくなり、フェルグスは部隊を率いて戦場に向かったが、彼は戦場でクー・フーリンの姿を見るとその場から立ち去り、あろうことかクー・フーリンを背後から襲おうとしたメイヴを妨害し、クー・フーリンを窮地から救った代わりにフェルグスは魔女王メイヴの信用を失ってしまった。
これ以降クー・フーリンはフェルグスが死ぬまで彼と戦うことは無かった為、カラドボルグの所有者には1度だけ勝ちを譲る、という誓いを後に立てている。
フェルグスが最も有名なカラドボルグの持ち主だが、フェルグス亡き後、カラドボルグは数人のアイルランドの英雄達の手を転々としたとされる。
『吼え猛る黄金の楯』:対人宝具ランクA+ レンジ0 最大補足1人
アルスターの王、コンホヴァル・マク・ネサが持つ四本の黄金の角と、四つの黄金の覆いが付いた名楯。
持ち主に危機が迫ると大海が轟く様な音で吼え、それを周囲に知らせる。
その音は周囲の味方の楯にも伝播して行き、それを聞いた敵を怯ませて行動不能にする。
その能力と共に楯としても優秀で、かのフェルグス・マク・ロイヒの持つ名剣『硬き稲妻』に3度斬り付けられても傷1つ付かなかった程。
アーサー王伝説
『聖槍』:対人宝具ランクA+ レンジ2~5 最大補足1人
アーサー王伝説に登場する槍。
先端から血の滴る純白の槍で、その正体はロンギヌスの槍である。
イエス・キリストの処刑の際、生死を確認する為にこの槍を左脇腹に突き立てた百卒長ロンギヌスは、その滴る血を盲目の眼に受け、視力が回復した。
ロンゴミアトから滴る血はイエス・キリストの物であり、その血を受けた者はありとあらゆる傷が癒える。
この槍を所有する者は世界を制する力を与えられると言う。
『真白き柄の小剣』対人宝具ランクC レンジ1 最大補足1人
アーサー王が持っていたとされる、刀身は漆黒、柄は純白の短剣。
所謂鎧通しで、鎧による防御力の上昇を無効化する。
『不可視の外套』:対人宝具ランクC レンジ0 最大補足1人
アーサー王が持っていたとされる、纏った者の姿を消失させるマント。
見た目だけでなく、内部の気配や音をも隠し、探知の術も防ぐ。
『疾風纏う閃光の槍』対人宝具ランクB+ レンジ2~5 最大補足1人
アーサー王伝説の円卓の騎士が1人、ベディヴィアの持つ槍。
ベディヴィアは隻腕でありながら、サー・ケイ、サー・ガウェインに引けを取らぬ勇士であったとされ、2人よりも速く敵陣に辿りつき、一番槍を幾度も上げた。
この槍は所有者の俊敏を2ランク上昇させ、ST判定3倍、命中判定を2倍とする。
また、真名解放は一瞬のうちに9回に及ぶ刺突を繰り出す。
『簒奪されし王権の剣』:対人宝具ランクA(B) レンジ1~3 最大補足1人 ()内は本来のランク
聖油王の戴冠式のため、ウォリングフォードの武器庫に保管されていたアーサー王の重宝。
だが、アーサー王がランスロット討伐の為に遠征した際、モードレッドに奪われてしまった。
この剣の所有者はカリスマCを得る。(本来は王権としてカリスマB、軍略Bを得る)
モードレットには本来の儀式に則り委譲されていない為、その性能を落としているが、同時に新たな能力も付加された。簒奪剣としての能力、即ち切りつけた相手の体力、魔力の吸収である。
吸収した体力、魔力は所有者に還元される。
『無駄無しの弓』:対人宝具ランクA レンジ2~10 最大補足1人
アーサー王伝説の円卓の騎士が1人、トリスタンの持つ弓。
人間でも獣でも、射手が狙った場所に必ず矢があたるという伝承を持つ。
因果逆転の効果を持つので、かわすには相応の幸運と俊敏が必要。
フランス叙事詩
『不滅なる絶世の剣』:対人宝具ランクA++ レンジ1~3 最大補足1人
フランスの叙事詩、『ローランの歌』に謳われる英雄ローランが持つ剣。
出自には様々な伝承が有り、ローランの歌では天使からローランに授けられた剣として登場する。
窮地に陥ったローランがデュランダルを奪われまいと大理石に叩き付けた所、剣は折れず、逆に大理石が裂けた伝承はあまりに有名。
対人宝具としては、その切れ味によって防具に依る防御力の上昇を無効化する能力を持つ。
だが、相手の武器、防具に同様の『傷付かない』伝承が有った場合、その対象を弾き飛ばす。
また、柄には聖バジルの血、聖ピエールの歯、聖デュニの毛髪、聖母マリアの衣服の一部が収められており、其れによって強力な退魔効果も持つ。
『絶世なる光輝の剣』:対城宝具ランクA++ レンジ1~99 最大補足999人
フランスの叙事詩、『ローランの歌』に謳われる英雄ローランが持つ剣。
出自には様々な伝承が有り、ローランの歌では天使からローランに授けられた剣として登場する。
窮地に陥ったローランがデュランダルを奪われまいと大理石に叩き付けた所、剣は折れず、逆に大理石が裂けた伝承はあまりに有名。
柄には聖バジルの血、聖ピエールの歯、聖デュニの毛髪、聖母マリアの衣服の一部が収められている。
対城宝具としてはその柄に納められた4つの聖遺物の力を解き放ち、聖属性の極大斬撃を放つ能力を持つ。
前述の伝承から、この斬撃には防具による防御判定は適応されない。
この宝具の最大の特徴としては、この斬撃は柄の聖遺物の力を解放しただけの物である為、使用者の魔力を殆ど消費しない点にある。
『清らかなる至高の剣』:対魔術宝具ランクA レンジ1~3 最大補足1~4人
フランスの叙事詩、『ローランの歌』に登場する、フランク王シャルルマーニュ大帝に仕える12騎士「パラディン」の一人、オリヴィエ卿の持つ名剣。
握り柄は黄金、柄頭に水晶の飾り玉がついており、すさまじい威力を誇る。刃は茶褐色に施した鋼。
その刃は魔法の掛かった物ならば、如何なるものであろうとも切り裂く事が出来る。
如何なる不浄もを退ける清廉な剣であり、これを装備している者は一切の魔術を受け付けない(対魔力Aと同じ効果)。
また、刀身の腹で触れれば、その相手に加護を分け与える事もできる。
だが、この加護を受けている者はその加護の続く限り魔術を使う事が出来ない。
『壮麗なる歓喜の剣』:対人宝具ランクA レンジ1~3 最大補足1人
フランスの叙事詩、『ローランの歌』に登場する、フランク王シャルルマーニュ大帝の持つ王権を示す剣。
柄にロンギヌスの槍の穂先が収めらている。
所有者の全能力を2ランク上昇させる能力を持つ。また、カリスマ、軍略、黄金律をランクA相当で習得させる。
『冷徹なる慈悲の剣』:対人宝具ランクB+ レンジ1~3 最大補足1人
フランスの叙事詩、『ローランの歌』に登場する大司祭、チュルパンが最後に振るった剣。
褐色の鋼の刀身を持ち、『氷の刃』とも称される鋭い切れ味と美しさを持っていたと伝えられる。
切りつけた対象に氷結効果を与える。防ぐのに必要なのは耐久では無く魔力セービングスロー。
この剣を装備していれば、瀕死であろうが戦闘不能になる事は無い。だが、それはこの剣の冷気によって傷口が凍りついているからであり、戦闘終了時に適切な処置が無ければ死に至る。
『残酷なる炎熱の剣』:対人宝具ランクB+ レンジ1~3 最大補足1人
この剣はシャルルマーニュ大帝に仕えていたとされる騎士、ルノー・ド・モントーバンの所有していた剣である。形状は一般的に言うフランベルジュ。
刀身には炎の魔力が宿り、切りつけた相手を内側から焼き尽くす。防ぐのに必要なのは耐久では無く魔力セービングスロー。
また、その刀身は放たれる熱で陽炎が浮かび、元々波打った刀身と相まって形状が不鮮明になっている。
インド神話
『天空翔けし黄金の船』:対城宝具ランクA++ レンジ10~99 最大捕捉1~999人
古代インド最古の古典「リグ・ヴェーダ」叙事詩(ヴェーダの各スムリティ、特に『ラーマーヤナ』など)および叙事詩「マハーバーラタ」(バラータ族の戦争叙事詩の意味)に登場する、自在に空を飛ぶ乗り物。
ランクは搭載された兵器『万象遍く裁きし神炎』によるもの。
爆発の瞬間が「太陽を一万個集めたほど明るく煙と火が絡み合った光り輝く柱がそそりたった」と表現されており、また「死の杖のように恐るべき槍。その寸法は3キューブと6フィート。授けられたその力は、千の眼を持つインドラの雷、生けるもの全てを破壊した」と記されてある。
早い話が核兵器である。
『雷纏いし金剛の杵』:対軍宝具ランクA++ レンジ1~50 最大補足60人
インド神話の雷神インドラの持つ武器。
インドラは邪竜ヴリトラをこの独鈷杵で殺した事から、竜殺しの特性も持つ。
ヴァジュラは聖者の骨から作られ、雷と雨を操るとされる。
真名解放すると、大気中に存在する水分と、雷を自在に操る事が可能になる。
真名解放せずに投げるだけでもB+相当の投擲宝具として発動する。
その際には使用者の魔力を消費せず、周りに撒き散らされる雷も伴ってかなりの広範囲攻撃になるが、ヴァジュラが燃え尽きるまで直進する為完全な使い切り。
『炎天落とすは明星の矢』:対軍宝具ランクA+ レンジ2~30 最大補足100人
インド神話の維持神ヴィシュヌの持つ矢。
正確にはヴィシュヌの数有る権現の1つ、ラーマの持つ矢。
ラーマはイクシュヴァーク王統に生まれた薔薇色の瞳を持つ英雄で、シーターと言う妃がいた。
ある時、シーターが羅刹王ラクサーシャに浚われた事でラーマとラクサーシャとの間に戦争が起こる。
これが抒情詩『ラーマーヤナ』である。
ラクシャーサは神にも悪魔にも傷付けられない体を持っていた上、人の武器では到底歯が立たなかった。
そこで人であるラーマがこの神矢を以てラクサーシャの脳天を射抜いた。
真名開放と共に射たこの矢には炎の翼が生え、スピードと破壊力が増大される。
矢が纏う膨大な熱量によって着弾点はもちろんの事、矢が通過した場所にもダメージ判定が有る。
『光輪纏いし黄金の弓』:対城宝具ランクA++ レンジ2~99 最大補足999人
インド神話の維持神ヴィシュヌの持つ弓。
正確にはヴィシュヌの数有る権現の1つ、ラーマの持つ弓。
聖仙アガスティヤより授かった黄金弓。元はヴィシュヴァカルマンと言う神が太陽神ヴィヴァスヴァットの光から作った物。
前述の通り太陽光を物質化した弓であり、更には神の創造した神造兵器である為、ただの矢であろうとランクB相当の対人宝具として打ち出される。
真名解放すると周囲の光を集めて加速させ無数の矢と成し、一斉に放つ。
その1本1本が膨大な熱量を持つ為、余波だけで戦場を壊滅させる。
サルンガと併用して真名解放した場合、対城宝具ランクEXとなり、太陽その物を放つに等しい一撃と化す。
『栄光の黄金期』:対軍宝具ランクEX レンジ1~99 最大補足999人
インド神話の維持神ヴィシュヌ、正確にはヴィシュヌの数有る権現の1つ、カルキが持つ剣、粛清剣ヴェーンカテーシャ。その刀身から放たれる裁きの光。
天に掲げられたヴェーンカテーシャから放たれた光はレンジ内全ての人間に降り注ぎ、その罪を照らし出される。これは使用者さえ例外ではない。
その際、今まで人に与えた肉体的、精神的ダメージをそっくりそのまま受ける。
正義、大義によって行った殺害行為であれ、因果応報を体現するこの宝具の前には些細な事。
クリタ・ユガとは、人々から道徳が失われる末世、カリ・ユガの次に来る黄金期の事を言う。
しかし、その前に世界は審判を受け、罪無き者のみがクリタ・ユガを迎える事が出来るとされる。
『三都焼き払いし三叉戟』:対城宝具ランクA++ レンジ10~99 最大補足3箇所
ヒンドゥー神話の破壊神シヴァが片手に持つ先が3つに分かれた戟。
トリシューラとはヒンドゥー語で「3」を意味する「tri」と「槍」を意味する「sula」が組み合わさった語。そのまま三叉の槍の事でも有る。
3つの先端はそれぞれシヴァの権能 である、愛欲(iccha)、行動(kriya)、知恵(jnana) を表している。
シヴァはこれを用いて3つの悪魔の都市「金でできた都市」「銀でできた都市」「鉄でできた都市」を焼き尽くしたという。
時折ピナーカと同一視されているが、ピナーカは弓である。
真名解放し投擲すると、最大3箇所の街を焼き尽くす。人、物、例外無く崩れ去りその街に連なる全ての物が滅ぶ。
その他
『煌炎剣リットゥ』:対人宝具ランクEX レンジ1~3 最大補足1人
バビロニア神話最強の神、マルドゥクの持つ炎剣。
炎の剣リットゥは、智天使ケルビムとともにエデンを守るために置かれた剣の炎の原型。
人の望みによって作られながら、人の意思に影響されず生まれる「神造兵器」の一つ。
その象徴は『焔』。かつて世界が生まれた頃の熱量を柄の中に収めている。
刀身に刃は無く、噴き出し回転する焔で対象を焼き切る鎖刃鋸。
その熱はありとあらゆるものをプラズマまで昇華する程。
『天地乖離す開闢の星』:対界宝具ランクEX レンジ1~99 最大補足999人
かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。神の肉体から天地を生み出した剣から放たれる空間切断。圧倒的な熱量は擬似的な時空断層までも生み出す。
軽減するには対粛清AC(自然災害や神罰、世界干渉等への抵抗値)、相殺には同威力のダメージを与える攻撃が必要。
元来、エヌマ・エリシュに記された天地開闢の物語はマルドゥク神がティアマトの肉体から天地を生み出す、と言うものであり、その意味ではリットゥを用いたエヌマ・エリシュこそが正しいとも言える。
『黄橙色の死』:対人宝具ランクB レンジ1~3 最大補足1人
ジュリアス・シーザーの持つ長剣。
黄金で作られ、決して壊れることがないという。
この剣を用いた攻撃は決して回避できないと言う伝承を持つ。
この判定回避に要求されるのはスキル:カリスマ。
ランク相当でB以上ならば抵抗できる。
『AZΩT』:対人宝具ランクEX レンジ1~2 最大補足1人
アルファベットの最初の文字である「A」、ラテン語の最後の文字である「Z」、ギリシア語の最後の文字である「Ω」、そしてヘブライ語の最後の文字「Τ」を組み合わせた名を持つ短剣。
その柄尻には錬金術の技術の結晶、『賢者の石』が装飾されている。
賢者の石は純粋なエネルギー結晶であると同時に、物質を任意の物質へと変化させる触媒でもある。
そして、錬金術とは、ただ金を作る研究では無く、非金属を貴金属に変える様に、人の魂を更なる次元へと高める為の研究である。
その集大成である賢者の石を持つ者は魂が高次に押し上げられ半物質化し、無尽の魔力を得る事が出来る。
『秘せし神秘解き明かす宝札』:占術宝具ランクA+ レンジ1~99 最大補足999人
大アルカナ22枚、小アルカナ56枚からなるカードの束。
とある事柄に関して念じながらカードを引けば、必ずその未来に関係のあるカードが示される。
だが、詳細な説明は一切無い為、カードを引いた当人の解釈次第になるのが欠点。
『魂啜りし漆黒の剣』:対人宝具ランクA レンジ1~4 最大補足1人
法と混沌のバランスをとるために、法によって鍛えられた混沌の力を持つ剣。
刀身の至る所にルーン文字が刻まれたこの漆黒の長剣は、マイケル・ムアコックのファンタジー小説『エルリック・サーガ』に登場する。
この剣の最大の特徴としては、独自の自我を持ち、傷付けた相手の魂を吸い取る事である。
この剣は度々所有者の手を勝手に離れ、自身の赴くままに殺戮を行う。
そしてその殺戮の対象は『所有者の最も愛する者』と言う呪われた魔剣でもある。
殆どのモノを切る事が出来るが、野生動物からは魂を吸い取れないと言う弱点も持つ。
この剣は所有者に力を与え、幸運以外の全てのステータスを2ランクアップさせる。だが、その原典である魔剣ダーインスレイブ同様、一度抜けば誰かの魂を吸わせなければ収まる事は無い。
『噛尾刀』:対人宝具ランクC+ レンジ1~3 最大補足1人
この剣はかつて偉大な竜退治の名人、ベロマリウスが所持していた剣であり、竜たちに非常に恐れられていた。
竜が近くにいると、勝手に鞘から飛び出してしまい鞘に収めることができない。
竜の因子を持つ者は、この剣の所有者に逆らえない。
それ以外の者にはただの長剣。
『朧の短刀』:対人宝具ランクD レンジ1~2 最大補足10人
とある忍者の里に伝わる、拷問用の短刀。
この短刀で傷つけられた傷は全て幻覚であり、どれだけ相手を傷つけようが、刀身を鞘に納めればその傷は元に戻る。
10本セット。
『鋼鉄の乙女は 血化粧で 微笑んでいる』:対人宝具ランクC レンジ1~2 最大補足1人
中世、ハンガリーの伯爵夫人バートリ・エルジェーベトが作らせたと言われている拷問具、『鉄の処女』。
有る日、伯爵夫人がメイドに髪を梳かせていた時、メイドが誤って伯爵夫人の髪を櫛に絡めてしまう。
激怒した伯爵夫人は櫛でメイドの心臓を貫いて殺してしまうが、その際、伯爵夫人の手に掛かったメイドの返り血を拭くと、その肌は金色に光って見えた。
そして、そのメイドが処女であった事から、処女の血を浴びると肌が綺麗になると信じた伯爵夫人が、村中の美しい処女を集め、血を絞り取るために作らせたのがこの『鉄の処女』であると言う。
外見は高さ2メートルほどの大きさの、中が空洞の人形。
ただし、前面の左右に開く扉からは、長く太い棘が内部に向かって突き出しており、本体の背後の部分にも棘が植えられている為、閉じ込められた場合、全身を棘に貫かれ、痛みでショック死するか、いずれ失血死する、と言う残酷な処刑具である。
これに殺された数多の処女達の怨念と伯爵夫人の妄念に依って、この処刑具は宝具と化した。
内部に閉じ込められた人物から生気を吸い取り、使用者に与える。
対象が女性、それも処女である時、この宝具から逃れる事は出来ない。
『天罰の断頭台』:対人宝具ランクB レンジ1~2 最大補足1人
1792年にフランスで採用され、フランス革命後の恐怖政治で貴族たちを処刑した事で有名となった処刑具ギロチン。
とりわけ有名なのは王妃マリー・アントワネットの処刑だろう。
この宝具はギロチンの罪を裁断する面を取り出したもので、その刃は対象の今まで犯した罪によって重量を増す。
正確には、自身が犯した罪に対する罪悪感の重さ、対象を怨んでいる人間の怨念が刃の重量に反映される。
『光狼の咆哮』:対軍宝具ランクA レンジ1~10 最大補足1~30
光の力を持つ籠手と具足。
古代の英雄の名を冠した魔獣の力が封じられている。
魔力を光に変換することで1撃1撃の威力を増大させる事が出来る。
極限まで魔力を注ぎ込んで発動する『光狼の咆哮・獣帯横断』は、本来近距離用のこの宝具唯一の遠距離攻撃である。
『閻魔刀』:対界宝具ランクA+ レンジ1~20 最大補足20人
「人と魔を分かつ」刀、または「闇を切り裂き食らい尽くす」とも言われている刀。
『魔界』に通じるとされる地獄門を起動させる鍵であると同時に、地獄門を破壊するための剣でもある。
『ド・マリニーの時計』:対時宝具ランクEX レンジ1~99 最大補足999人
見た目は銀製の懐中時計。
敵の時間を巻き戻して攻撃前の状態に戻したり、敵のスロー化、停止、自らの倍速化等が可能。
敵の攻撃と自分と敵自身を同時に巻き戻し、敵の攻撃を放たれていなかった状態にする事が出来たり、自分だけを攻撃を受ける前の状態に戻す事も可能。
ちなみに、この時自分自身の意識まで戻ってしまったりはしない。
攻撃を打ったことだけを残し、仮定をすっ飛ばす事も可能。
効果範囲及び時間停止できる大きさの限界は共に単一宇宙規模 。
時間停止の効果時間は、主観時間で約10秒。
ただし、その直後にはまた再始動可能。
効果の同時使用も問題なく可能。
『オッカムの剃刀』:対概念宝具ランクA レンジ1 最大補足1個
14世紀の神学者オッカムが考えた哲学主題であり、「むやみに実体の数を増やしてはならない」 とするもの。
幾つかの事柄で十分説明できるにも拘らず、説明に最低限必要でない余計な存在がある場合、それらは不必要なものなのであるから削ぎ落とすべきである、とする考え方であり、この場合の剃刀とは、不要な仮説、概念を削ぎ落とすという行為のための比喩である。
それを刃として具現化したこの剃刀は、その物体本来が持つ概念以外を削ぎ落としてしまう。
幻想殺しと、この剃刀の相違点としては、前者は対象を消滅させるのに対し、後者は概念のみを消去するため、破壊はしないと言う点。
究極の反概念付与。
『テルの矢は決して林檎に届かない(パラドックス・オブ・ゼノン)』対人宝具ランクD レンジ1~9 最大補足1人
エレア派のゼノンの考えたパラドックスの一つであり、詭弁とも哲学的思考のための好問題とも言われ、「アキレウスと亀」に並ぶ有名な主題。物体の運動と極限に関するものである。
矢が飛んでいるとしたとき、ある瞬間には矢はある場所に位置している。僅かな時間だけに区切って見れば、矢は僅かしか移動しない。この時間をどんどん短くしていけば、その瞬間だけは同じ場所に留まっているであろう。次の瞬間にも、同じ理由で同じ場所に留まっている筈である。こうして矢は、どの瞬間にも同じ場所から動くことはできず、従って矢の運動は不可能である、とするパラドックス。
上記の背理論を骨子に、発射した後も無数の中間点にて進路を任意に変更させることが可能な矢。
つまり、一度発射した矢の軌道を自由に操作し必ず目標を貫く事が出来る。
だが、進路の変更が任意である以上、操作するのは撃ち手であり、肉眼で発射した拳銃の弾丸の軌跡と軌道を観測し把握し、尚且つ進路上の中間点を認識し干渉する事が必要不可欠となる。
ちなみに、上記の主題は微積分と極限の概念を用いることで説明が可能である。
『大魔導原典』:対城宝具ランクEX レンジ1~999 最大補足1~999人
魔導書の集大成。
現在、過去、未来に存在する魔導の業が全て記された魔導書。
邪神降臨の儀式から簡単な浮遊魔法まで有るので、凄まじく分厚い。が、業の検索機能は有る。
この本に載っているのはあくまで術の名前、効果、呪文だけであり、この本を所有したからと言って、すぐさま魔導の業を使える訳では無い。
その為、業を使うには相応の魔力が必要。
御剣オリジナルその1。
『剣軍師団』対人宝具ランクEX レンジ1~3 最大補足1人
ヒトが手にした武器と言う概念の総体にして、過去、現在、未来の座に存在する武器の集合体。
これに傷付けられると、世界における因子の1つである『武器』に否定されるので相手は存在を保てなくなる。
ありとあらゆる概念、神秘を内包している為、この剣を防ぐ事はおろか、この剣が振られた時点で相手は切り裂かれているも同然であるが故に、相手の攻撃とこの剣が克ち合った時、相手の攻撃はキャンセルされる。
また、不死殺し、竜殺し、鬼殺し等の種族殺し、地水火風光闇、全ての属性をも持つ為、相手が如何な攻撃無効スキルを保有していようと例外無くその無効化スキルを突破する。
武器の最大の性質『切断』を極限まで極めた存在でもあり、概念防御も不可能。
攻撃に特化している為、所有者に恩恵を与えるタイプの宝具は影響が薄い。
それでも、この剣を装備している間は全ステータスが2ランク上昇する。
御剣は、この剣を体内に取り込む事で自身の魂魄を直接座にリンクさせ、全英霊の降霊を行い、神霊化が可能。その霊格は各神話の最高神を軽く凌駕する。
この状態の時は前述の剣としての攻撃力が失われるが、代わりに所有者を強化する宝具の効果が顕著になる。例えば星をも砕く筋力、超光速移動、最高純度の神秘(宝具ランクA++以上)で無ければ傷一つ付かない肉体、『座』と言う上位世界から無限に供給される魔力、常に完全な状態に保たれるが故の瞬時体力回復に超速再生等。
また、この状態ならば宝具を取り出し、装備する事も可能。その場合、溢れる魔力と上昇した霊格によって宝具のランクは1段階上昇する。
剣としての使用法もそうだが、これはあくまで座から宝具を借り受けているに過ぎない御剣には余るモノである。その為、使用した場合、丸1日の能力封印のデメリットが存在する。
御剣オリジナルその2。
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