縦書き表示RDF


作:憂魅



『ごめん。...今までありがと。』



貴方はこんなちっぽけな言葉を私に残して、去っていった。






私は貴方の声が好き。



明るくて、でも深くて透き通ったその声が。





だから、涙に濡れる貴方の声は聞きたくない。






























貴方だって辛いんだ。



それくらい知ってるよ。





デビューのために、別れなきゃいけないこと。






























だから私は、最後まで物わかりのいい彼女でいた。



涙を見せずに。


笑って"ばいばい"って言った。



























そして貴方は、私の前から去っていった。


ちっぽけな言葉と、悲しい悲しい笑顔を残して。

































―1年後―――

 〜〜♪〜


『(ぁ。NEWSだ...)』



貴方の声はあの頃より少しだけ、低くなっていた。












『少しかすれてる。大丈夫かな?』



貴方をテレビで見つけると時間が止まってしまう。


身動きできなくて、息ができなくて、何も聞こえない。





まだ私の心には、貴方がいると思い知る。















『――ッ!!』



貴方を想うと涙が溢れそうになる。



貴方の名前を呼ぼうとすると、声が詰まる。












あぁ、まだこんなに好きなんだ。
って実感する。






まだこんなに、心にいるんだ。
って気づいてしまう。












































貴方の心に、私はいますか?









































貴方の声の先は、まだ私に向いていますか?


.


これは"NEWS"が大好きな私の、自己満ストーリーです。全てフィクションです。













ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




◆BACK
小説家になろう