更新するのが遅くなってごめんなさい
でもこれからも頑張って書いていこうと思うので応援よろしくお願いします(*´д`*)
第2話:上条桃子の登場
吾郎は清水に気づくと笑顔で声を掛けた。
「よぉ!!今帰りか?」
清水はギクッとし吾郎の方を恐る恐る見ると案の定、上條桃子が清水の方を睨んでいた…。
「(こっわ〜;)う、うん…本田も?今日部活は?」
「今日は休みなんだよ。
…ってなんで先帰ろうとすんだよ!!またなんか怒ってんのか?」
そそくさと先に帰ろうとした清水を吾郎が引き止めた。
「(上條桃子が怖いんだよ!)別に怒ってないけど…」
と言いかけると上條桃子が口を開いた…。
「茂野くーん。今日はあたしと帰ろうよ〜!
あの人なんか急いでるみたいだしさ。」
ちょっとムッとした清水はいつもと同じように吾郎を冷やかした。
「あらあら。お熱いですね〜
私は邪魔みたいだから先に帰らせていただきますから!!」
ふんっと早歩きで歩き出すと
「ちょ、ちょっと待てよ!!清水!!
つーか、お前誰だよ!さっきからうっとうしい!!」
と腕を組んでいた上條桃子を振り払った。
上條桃子は驚いた様子で
「…え?何言ってんの?最近ずっと話してるじゃん!ショック〜」
と騒いだ。
「知らねぇって言ってんだろうが!勝手についてくんじゃねぇよ!!」
普段から吾郎の口調がキツいことを知っている清水は何とも思わなかったが、そんなことを知らない上條桃子はビクッと驚いた様子だった。
「ちょっと本田…もうちょっと優しく言えよ;」
さすがに可哀想だと思った清水は口を出した。
すると、返事は吾郎からではなく上條桃子から返ってきて、
「ちょっと…清水…さんだっけ?
なんで茂野くんのこと本田って呼んでるの?この人の名前は茂野吾郎よ?間違えてるんじゃない?」
と、どうやら強く言われたことは気にしていないのか、というより清水が吾郎のことを知らないんじゃないかと思ったらしい。それが嬉しかったのかちょっと笑いながらバカにしたように言ってきた。
その言い方に清水はイラッときたが、それよりもヤバッという気持ちの方が勝っていた。
――昼休みの真紀子の話が頭をよぎる――
「えーっと…
「別に間違えてるわけじゃねぇよ。昔は本田って名前だったんだよ。まぁこの学校でガキのころから一緒にいるのは今じゃ清水ぐらいだからなぁ…他の奴らは茂野って呼んでるからおかしく思ってもムリないか。」
清水がためらっていると吾郎が答えてくれた。
上條桃子はその答えにムッとしたらしく、顔をしかめながらこんなことを聞いてきた。
「嫌じゃないの?茂野くんはずっと昔のまま本田って呼ばれてて…
普通は名前がかわったらその名前で呼んでほしくない?」
「は?んなこと思ったこともないね。別によくね?」
その言葉を聞くと上條桃子は意味ありげに清水の方を睨んだ…。
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