5.眠り
レイは明日調べたものを持ってくるといい、アスカとロフノはとりあえず待っていた。
「レイ、遅いな…… いったいどうして……まさか! メイアの部下に盗聴されて……?」
「ロフノ! 様子見てくるね!」
「わかった!」
「レイ!!」
そこには、机にもたれかかって眠っているレイの姿があった。
「レイ! 起きてよ! もし永遠の眠りに、なんてことになったら…… レイ? 生きてる? 生きてるよね!?」
レイの身体を揺さぶる。反応はない。
「レイ…………? まだ何話目? こんな早く死んじゃっていいの!? まだほとんどキャラが明確に現れてないんだよ? 『女王様というとキレる白黒好きの冷凍睡眠していた女性』というだけの設定で終わってもいいの!?」
「勝手に殺さないで」
寝ぼけているレイが目を覚ましかけた。
「あっ! 生きてた!」
「私……作者の思い入れあるキャラなんだって。もちろんアスカたちもだけど。話の骨組みはできてるらしいわ。でもちゃんと終わるかしら。あ、そうだった。これ、書類ね。調べてきたの」
とレイ。
「うん」
外に出ると、アスカはロフノに電話した。
「大丈夫、レイ……徹夜でもしたのかな? 単なる寝坊だって」
「よかった」
「レイが来たから1回切るね。レイ、行くよ!」
「わかった」
レイは眠い目をこすりながらも、走っていった。
「ね、寝ながら走ってる!!」 |