1.出会い編
出会い―レイ・ミゼア編―
「ねえ、私の恋人が生き返るって本当? 本当なんでしょ!?」
当時15歳のレイ。
「ダメッ!」
どこからか誰かの声がかかった。ティナだ。当時17歳。
「何よ! 大切な人がよみがえるのよ? 何で止め…」
速い。クラウドのスピード。
「とにかくこっちへ」
「何が起こったの!?」
安全な場所へどうにか避難してからティナがこう言った。
「あのね、恋人がよみがえるなんてうそなの。よみがえらせようとしたらおそらく…… あなたが殺されてただろうね」
「え?」
「そしてその恋人は望まない殺人を繰り返す」
「ちょっ…… 何それ!?」
「あっ!」
クラウドは叫んだ。
「あなた……適合者!? 助けられてよかった……」
「……だからそれは何なの?」
理解できないだろ、すぐには。
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「つまり、『理解』と『からし』と『異例』を材料とする……」
「違うっつーの」
ティナの突っ込みは速かった。お前本来ボケキャラのはずなのに。
しばらくお待ちください。
「それで、私は世界を救うかもしれないってわけよね!」
「そうそう!(やっとわかったか)」
「そして、白黒の服が着れるんでしょ! 私『白と黒のもの』が大好きなの! 入ります入ります!」
まさかそういうとは思わなかったが。
出会い―アレン編―
「君、アレンだよね? ティナっていうんだ、よろしく」
「よろしく……」
「早速だけどさ、あだ名、『モヤシ』か『白髪君』どっちがいい? モヤシって神田さんが言ってたの、そうそう、神田さんって絶世の美女ですよね〜」
「もやっ……(神田が男だって気づいてないのかな、それともわざとなのかな) あだ名なんていいですよ、アレンで」
「ええ〜。 じゃあここにモヤシと白髪君って書いた紙を一枚ずつ書くから、君が選んだあだ名にするね」
「あの……?」
「引いて、早く」
(……)
アレンはその二つの紙から右側を素早く取った。
「じゃあ白髪君だね」
「ティナ……」
出会い―ラビ編―
「君、ラビっていうんだ。じゃあラビットだね」
「何さ!?」
「よろしくね、うさちゃん」
(うさぎ〜!?)
出会い―神田編―
「あの、長髪の女性見かけませんでしたか?」
アレンはこう言った。
「リナリーなら見てませんよ」
「そうですか……」
ティナは探し続けていた。神田を。
「髪の長い女性がここに来ませんでしたか……?」
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「あの、リナリーって、こういう人ですか?」
紛れもなく神田だ。
(……)
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