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魔王と勇者が時代遅れになりました  作者: 結城忍
第2章ー魔王軍設立編
18/78

18話:魔王、灼熱航路を旅する

18話、19話は同時投稿です。ご注意下さい

「工業ステーション『ヴァルナ』より相対距離200km突破、星間航路用リミッター解除、ワイバーン巡航速度に移行であります」


「こちらワイバーンオペレーター・ユニア。『ヴァルナ』防衛艦隊旗艦へ、情報提供を艦長に代わりお礼申し上げます」


「各部火器管制チェック、主砲副砲おーるおっけーですよぅ」


「ワイバーン固定レーザー砲塔異常なし、テスト出力での稼動チェック完了であります」


「星系ネットにアクセス、最新データーを取得します」


 ブリッジの中は報告の声が上がりながら、それぞれが割り振られた作業に入っている。


 この中で暇しているのは3人。

 艦長の俺、今回は突入要員なのでそれまでやる事のないライム、副長のミーゼだ。


 最初は艦長席でどっしり構えていたものの、10分もすれば暇になってきたので。

 お茶と茶菓子を持ち寄って暇潰しをしていた。

 ミーゼは俺お手製のお菓子を初めて食べたせいか、目を輝かせて夢中になって食べていた。

 21世紀のフルーツタルトは未来人のお嬢様にとっても美味しかったらしい。


 紅茶も美味しいが、今度ステーションに寄ったら暇つぶしアイテムの入手も考えないとな。

 立体チェスとかそういう感じのものを、ソフトウェア屋で見かけた事がある。

 ………はっ。未来世界のエロゲー的なものが、もしかしたらあるんじゃないか?


「アクトレイ自動航行システムより返信、対象シップヤードへ順調に移動中であります」

 今回の出撃に際して、アクトレイはワイバーンを魔改造してくれたシップヤードのおやっさんに預ける事にした。

 ライム以外に安心して運用を任せられる乗組員がいないし、ライムには改良型のアクトレスがある。

 なによりワイバーンが搭載できる艦載機は2機だが、閉鎖型の格納庫は1機分しかなく。

 もう一隻は上部装甲に固定するだけという大雑把なものだ。

 今回のように恒星近くで活動する場合、搭載したままではアクトレイがチーズの様に溶けてワイバーンの上部装甲に張り付くだけだろう。


「イグサ様『ヴァルナ』ステーションから連絡がありました。

 海賊達が指定した人質の身代金受け渡し予定は3日半後、このペースで行けば先に強襲できると思われるであります」


「わかった。報告お疲れ、戦闘前に疲れないようにしっかり交代して休んでおけよ」


「はっ。お気遣いありがとうございます」



―――



 特に問題もなく順調に航海を続けて約1日後、対象のエネルギープラントと恒星の近くへと到着した。


「種別不明、隠蔽装置稼動中……と思われるであります。

 秘匿技術ではありますが、機器に何の表示もないのは不安であります」

 魔法だしな。動作ランプとかは無い。


「恒星よりのエネルギー風を規定レベル以上で計測、船外温度上昇中。

 まもなく危険域へ突入するであります」


「艦内の皆さんにご連絡です。

 戦闘乗組員の方は耐極限環境用装備を着用してそれぞれの持ち場にて待機して下さい。

 一般乗組員の方は作業を中断し、S2以上の保護エリアへ移動をお願いします。

 10分後に艦内環境保持用の区画閉鎖扉が艦内全域で作動します、取り残され無いように移動をして下さい」

 牛娘(姉)のユニアの美声の艦内放送が耳に心地よい。

 また、首元でカランと涼しげな金属音がするのがとても良い。

 出港前に姉妹へカウベル型の鈴がついたチョーカーをプレゼントしておいて良かった。

 死亡フラグを一つ消せた上に、大変満足だ。

 忙しい出港準備の中、少し無理をしてオーダーメイドで注文しておいたのだ。

 不思議な造形ですね?と、どういうものか知らなかっただけに多少罪悪感があったが、罪悪感と引き換えに浪漫を満たせるなら、それで良い…!


「バッシブセンサー、最大解像度にて目標、太陽熱エネルギープラントを補足であります。

 誤差及びノイズ除去、メインモニターへ表示します」

 モニターに表示されたのは、かなり大型の太陽(地球のある太陽系の太陽と比較して)と、黒いシルエットになっている、砦か城のようなシルエットの太陽熱エネルギープラントが見える。


「プラント下部にエネルギー伝達用の大容量レーザー砲塔を確認、稼動可能状態と思われます」


「おにーさん、ここまで来たけどどうするのです?」

 そういえばミーゼには使い魔契約とリビングアーマー作成位しか、魔法らしい魔法を見せてなかったな。

 ただの金属塊から騎士タイプのリビングアーマーを作るのも「不条理すぎるのです」と平然とした外見を取り繕いつつ、随分と混乱していたが。


「外部気温、危険域突入したのですよぅ。

 シールド徐々に低下中。この位置でもシールド消失まで後15分位です」

 もう太陽が外部を映しているモニターの一面を覆う程度に巨大に見えている。

 これでも随分と距離があるというのだから、宇宙というのは壮大だ。


『概念魔法発動:火属性耐性付与Ⅹ/効果時間増加Ⅶ』

『法理魔法発動:高温耐性Ⅸ/効果時間増加Ⅶ』


 艦長席のアームレストの先についた、ワイバーン船内の生体神経通信路へのアクセスパネル、手にぴったりと張り付くガラス球のようなものに片手をつけ。

 反対側の手で指を鳴らす音をキーに魔法を発動させる。

 ワイバーンのシールドに薄い青色が広がって消えて行く。


 黙っていても発動できるし色も特にいらないんだが、何のリアクションもない魔法発動とか、淡白に過ぎるよな?


「シールド表面安定しました。

 シールドジェネレーター出力100%で安定稼動なのですよぅ」


「……おにーさん、どんな魔法を使ったんですか?」

 ミーゼの言う魔法とは比喩的な表現なんだろうな。

 ただし本物の魔法を使ったんだけどな。


「良く判ったな、魔法を使ったんだ」


「……………非常識なのです。後で問い詰めるから覚悟しておくのです」

 それでも取り乱さないのはミーゼの長所だな。



―――



 ワイバーンは透明化魔法を維持したまま、恒星圏をエネルギープラントへ向けて順調に接近していた。

 エネルギープラントは稼動効率を上げるため、恒星のかなり近くに作られているせいで、接近するほど周囲の環境が苛酷になっていく。


「船外温度更に上昇、このクラスの艦でこんな場所に来るのは想像外であります」


「太陽風が強くて進路がブレるであります。補助推進器に恒星表面及び太陽風のデーターを入力、微調整の半オート化を実行であります」


『敵性特殊海賊空母リアクター反応もなし。空き巣みたいですわ』


「恒星表面に突発性フレア確認、小規模だけど至近距離をかするのですよぅ!

 進路情報を出すから、アルテさん回避してくださいぃぃ」


「了解であります!」

 恒星表面から吹き上がったフレアが至近距離の虚空を切り裂いて吹き上がる。

 綺麗だなという感想しか出ないが、ライムの代わりに操縦席に座ったメイド隊長のアルテは必死に操舵して回避行動を取る。


「艦体安定、シールド強度94%にダウン、余波で隠蔽が解除されました。

 センサーに感あり、エネルギープラントからのアクティブセンサーに引っかかったのですよぅ!」

 ブリッジ内に警告音が短く鳴り響く。

 最後まで楽にはいかせて貰えないようだ。


「推進器、通常航行リミッターを解除、本気を見せてやれ。

 エネルギープラントに急速接近するぞ」


「いえすさー、であります!」

 操縦席に座ったアルテが操縦桿を押し込む。

 ワイバーンがブースターを噴かしたような加速を出して、イナーシャルキャンセラーを振り切った反動が、シートに体を押し付ける。

 推進器も辺境用の高速推進器を更に魔改造した部品に交換した結果、高速戦闘機を振り切れる速度が出せるようになっていたからだ。

 まぁ、速度出しすぎると旋回力や機動力が死ぬし、突入ポッドの射出とかを考えると、すぐに減速に入る事になるんだが。

 直線レースでも無いと最高速度の80%は使わないんじゃないだろうか。


「ライム、もうすぐ出番だ、突入ポッドの方は頼んだぞ」

 既に突入ポッドに乗り込んで待機しているライムへ通信を送る。


『任せて』


「大容量レーザー砲塔旋回中、ゆーっくりこっち向き始めてるのですよぅ!」


「おにーさん、情報にない改造部分があるの。

 ……あ、ミサイルが飛んで来たのです」

 副艦長席で情報表示をしていたミーゼが解析している。


「飛来してきたのは特殊環境用の大型ミサイルが6発。

 誘導性と速度は低いけど、威力と爆発半径が広いタイプなのです」


「俺が何とかしてみよう。しかし海賊の割に反応がいい奴等じゃないか?」

 パチン、と指を鳴らす音を発動キーにして魔法を行使する。


『概念魔法:幻惑の瞳Ⅳ/対象数拡大Ⅵ』


 センサー類からワイバーンに各種データーが入り、ワイバーンが処理して画像情報になったのを受け取り、飛来するミサイルに幻惑魔法をかける。

 攻撃魔法とは違い、視界内なら即座に効果を発揮するタイプなので、距離がある宇宙戦闘でも使いやすい。


「海賊達もこんな場所に敵艦がやってきたら警戒するのですよぅ。

 しかも小さいし船だし、新型艦だとか思われてやり口が激しくなるのですぅぅ!」

 ああ、そういえばここまで来れるのは特殊海賊空母みたいな専用艦か、シールドジェネレーター出力に任せて力技で接近できる軍隊の主力戦艦だったっけ。


「大型ミサイルそれぞれエネルギープラントに進路変更、3発は至近爆発したの。

 エネルギープラントのシールド70%程度へダウン、一部に亀裂が入ったのです」


「大容量レーザーの掃射がきたのです。撃ちっぱなしながら狙いつけてるのですよぅ!」

 エネルギープラントに直接ついてる大容量レーザーが、収束しきれてない眩い光を放ち続け、宇宙空間をレーザーの柱で薙ぎ払いながら射線を合わせてくる。

 エネルギープラントから直接エネルギー吸い上げているからこそ出来る荒業だな。


『概念魔法:光属性耐性付与Ⅹ』

『呪印魔法:呪詛返しⅧ』


 薙ぎ払って来た光の柱がワイバーンの表面を撫で上げると、そこで反射するように方向を変化させ、普通のレーザーではありえない曲線軌道をとって、エネルギープラントへと走る。

 エネルギープラント表面で虹色に乱反射しながらシールドを部分溶解、掃射し続けていた大容量レーザー砲塔に次々と突き刺さり、砲塔は白熱化の後に轟音と共に吹き飛んだ。

 …いや、実際のところ宇宙空間なのだから爆音なんて届かないんだが。

 センサーで感知した衝撃波とかをワイバーンが解析した上で効果音を入れてくれている。

 『無音の宇宙戦闘とか味気ないにも程があります』というのがワイバーンの言だが、全く同感だ。

 ワイバーン以外の船に乗るのは味気なさそうだな……俺は調教でもされているのか。



「流石大容量レーザー砲だ。エネルギープラントのシールドも余裕で貫通するな」


「小官、海賊達に同情を感じてきたのであります」

 これはないだろうと困惑顔のアルテ。


「プラントへ通信を入れろ」


「はいです。通信の受容を確認、双方向通信繋ぐのです」


『お前ら、誰を相手にしてんのか判ってんだろうな、あぁ!』

 通信を開いていきなりがなり声を上げるのは、いかにも山賊面の髭面がむさ苦しい、ごつい男だった。

 喋り方にも芸がない。服も薄汚れた装甲服か?

 こちらはミーゼを呼び寄せて膝の上にのせ、優雅にシートに寄りかかりながら、頑張って準備した赤い液体入りのワイングラスを持っているというのに。

 戦闘状況の中ここまで頑張って準備していた姿は見逃して欲しい。

 オペレーター牛娘の妹の方、ルーニアもこういう悪ノリが好きで手伝ってくれたんだが、なかなか準備が大変だったんだ。

 水鳥は優雅に見えて、水面下で足を必死に動かしているもんだ。


「―――15点だな」

 男の姿、言葉、口調に採点をする。合格点にも程遠い。


『あぁっ!?』

 声を荒げる山賊面。散々追い込まれてからやる態度ではないな。


「こちらは民間軍事企業『魔王軍』所属艦ワイバーン、艦長のイグサだ。

 一度だけ慈悲を持って通告してやる。

 殲滅されてむくろを晒すか、

 命乞いをして無様な姿を晒すか好きな方を選ぶと良い」

 悪として交渉とはこうするものだ。

 悪っぽく、冷酷に、そして優雅に…!

 特に相手がド三流なら尚更な。


『―――!―――!!!』

 顔を真っ赤にした髭山賊が何かわめき散らしているが、聞くに堪えない。


「ミーゼ、通信を切ってくれ。人間相手かと思ったら、ただのサルだったようだ」

 俺に寄り添うような体勢だったミーゼが、カメラを意識したポーズでわざと手動で通信を切りに行く。

 本人は淫靡な仕草らしいが、背丈がミニサイズ過ぎて幼い子が背伸びして頑張っている的な動作になっているのもポイントが高い…!

 三下の煽り方を良く判っているじゃないか。

 最後まで煽る事は忘れない。これぞ悪の交渉というものだ。


 あの髭山賊、人質がどうとか言っていたが、反応した方がより人質が危険に陥る。

 最終的には人質を出来るだけ助ける予定ではあるが、正義を気取って最初から人質を重要視していては、助けられるものも助からなくなる。

 人質とはいかに助けるかではなく、いかに価値がないと思わせて人質として使わせないのかが大切なんだ。


「と言う訳だ。予定通り陸戦隊の突入準備にかかるぞ」


「あいさー!プラント下部、シールド破損箇所から接近であります」


「プラントのシールド回復中。やっぱり修復速度早いのですよぅ。

 1から4番砲塔、主砲連続発射、修復部へ直撃されるのです!」

 ワイバーンの上部に4門、下部に4門、合計8門ついている衝撃砲を連続で発射し続ける。

 白い航跡を残す砲撃がエネルギープラントのシールドに命中し、青白い火花のような粒子を撒き散らす。


『プラントのシールド修復率11%までダウン。これなら突入に余裕で間に合いますわ』


「副砲各部射撃開始、突入予定箇所の装甲を削るであります」


「艦首、シールド境界を突破、全力逆噴射をかけるであります!」

 ワイバーンの艦首がプラントのシールド境界を突破する。

 最近のシールドは構造物や船体装甲を覆うようにシールドを発生されるのが主流らしいが、この旧時代のエネルギープラントは本体を繭のように包むタイプのシールドを使っているという。

 本来強襲揚陸はシールドを剥がすか、対エネルギーシールドを貫通するタイプの突入ポッドを使って乗り込むのだが。

 恐ろしく旧型の繭タイプのシールドは対物理シールドも兼ねているので、シールド内部へ侵入してからじゃないと突入ポッドを出せない。

 場合によってはハイテクよりもローテクが役に立つ事もあるという見本だな。


「プラントとワイバーンのシールドが干渉中、後5分もしないうちに出力で押し負けますよぅ!」


「突入ポッドを順次射出、突入ポイントを間違えるなよ」

 リゼルの悲鳴をBGMに突入命令を下す。


「了解であります。突入ポッド順次射出、ごーごーごー!」

 ……どうしてこの戦闘メイドさん達は現代地球の軍人風なんだろうか。

 あれか、現代人が侍とか騎士に憧れるようなものなのか?


『行って来る』


「しっかりな。好きにやって来い」

 有線で繋がっていたライムとのモニターが切断され「No Signal」と黒い画面に切り替わる。

 大量のリビングアーマー達とライムを載せた14個の突入ポッドがブースターを噴かして飛んで行く。


「突入ポッド、全機プラントへの突入に成功、戦闘開始の模様であります!」

 薬莢付きライフル弾のような形をした突入ポッドが、プラント外部の装甲版を突き破って中へとめり込んだ。


「全力後退、シールド範囲外に抜けろ」


「あいさー。補助推進器全力後退、シールド境界面を抜けるであります。

 リゼル様、援護を!」


「はいですよぅ!主砲冷却完了、1番から8番砲、シールド境界面に順次砲撃です」

 主砲の砲撃で広がったシールドの亀裂から、ワイバーンの艦体を強引に引き抜く。


「シールドジェネレーター出力84%、シールド発生率安定。

 ううぅ…これ絶対、分解修理モノなのですよぅ」

 リゼルが修理を考えて涙眼になっている。


『おおう……あの縛り付けられる感、新しい世界の扉が開きかけましたわ』

 開くな、絶対に開くなよ。

 妙に静かだと思ってたらこれか!

 お前ら、俺も人の事は言えないかもしれないが余裕過ぎるだろ!


「陸戦隊より連絡。

 発、ファントムアーマー・カーネル 宛、イグサ様。

 我ら橋頭堡を確保せり、ご下命に従い進軍す。

 魔王閣下の庇護あらん事を、魔王軍万歳!………だそうです。

 社長、どうします?」

 困惑顔のオペレーター牛娘(姉)のユニア。

 ああ……うん。なんだろうな、このノリは。


 中古の宇宙戦用装甲服から作った、ファントムアーマー達は知能が高いんだが、知能が高いせいか、こういう変な趣味に目覚める個体も多くて困る。

 元の持ち主の趣味や性格が残る事も多いしな。

 軍人ノリなんだろうが、メイド隊の半分位が嬉しそうにニヤけている。

 趣味が合うんだろう。


「あー………『諸君らの奮戦と健闘を期待する』とでも返してやってくれ。

 放置すると寂しがりそうだ」


「了解です。『イグサ様より陸戦隊各員に通達”諸君らの奮戦と健闘を期待する”』

 ……すっごい歓声上がって大ウケしてます」

 流石社長ですね、という感嘆の視線が辛い。

 魔王軍とはこんなミリタリー色が濃いものなのだろうか。



 俺はワイバーンをエネルギープラントからやや離れた位置まで後退させ。

 エネルギープラント内の戦闘を見守るのだった。




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