あしのないゆうれい
毎日夕方6時くらいになると高校生の少女が僕の住むアパートにやってくる。
彼女のいうことには死んでこのあたりに居つくようになったらしい。
生前から少し付き合いがあり、彼女は近くの寺の娘だった。
生前は幽霊には足が無く老いも無いだとか話していたっけ。
彼女の足は現役女子高生だけあってなかなかのものである。幽霊なので触れないのが惜しい。
彼女は毎日僕の部屋に塩をまいてお祈りをするが、足のない僕は一向に成仏できない
お祓いの後はちゃんと部屋掃除もします
そうじゃないといずれ部屋が塩まみれになりますものね
叙述トリックにしたかったんですが、上手くかけませんね
やろうとしてみて上手な作品はすごいとおもいました
長編もですが、短編でどんでん返しするってのも難易度高いんでしょうね…
二人は両想いで、語り手を成仏させるために毎日お祓いしてる的なことにしましょう、そのほうが好きです
(でもお祓いって悪霊相手的なイメージあるような感じも)