相談かなぁ?
人目を気にした方がいいと思い、俺と真琴ちゃんが二人っきりになれる所に着いた。
「八神先輩……お話と言うのは……なん、でしょうか?」
「うん。それ俺の台詞だから」
「ちゃんとツッコミを入れて下さい! 面白くないじゃないですか!」
「どうツッコミを入れろと!?」
「……実は……俺……君の事が……す……す……す……ちょっと待てぇーーーい!!! みたいな」
「ノリツッコミかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
「それで、先輩。話と言うのは……実は、相談がありまして………」
「無視!? ホントに後輩!? 俺先輩だよね!?」
「そうです。先輩後輩というていです」
「止めてぇーーーー!!! 設定じゃないから! 実際、俺の方が年上だから!」
「ていではそうです」
「……………」
「では、静かになった所で本題に入ります。話と言うのは………八神先輩とマコが師弟関係を持つにはどうしたらいいでしょうか? あ、もちろんマコが師匠です」
誰がこんな子に育てたんだろう。
「親の顔が見たいわ!」
「挨拶ですか!? 行きましょう!」
「違うよ! 何の挨拶するんだよ!」
「えっ!?…娘さんを僕に下さい!…みたいな挨拶じゃないんですか?」
「違うよ! でも、真琴ちゃん可愛いから挨拶に行こう!」
あれ? 真琴ちゃんの顔が………蒼白になって行く。
「ど、どうしたの?」
「……………」
と、思ったら顔が赤くなって行く。
真琴ちゃんが手で顔を隠して首を横に振る。
随分嬉しそうだ。
「キャーー」
とか言ってる……叫びじゃないよね?
ホントに真琴ちゃんは可愛いなぁ。
「……というのは冗談です。師弟関係から冗談です」
「まさかの冗談!?」
「はい。それで相談なんですが………相談というかお願いです……弟を一緒に探してくれませんか?」
「弟?」
「はい。マコの弟です。二日前から家に帰って来てないんです」
何で冗談とか入れたんだろう?
弟が家に帰ってないという一大事なのに………
俺の考えがわかったのか真琴ちゃんが補足する。
「ごめんなさい。八神先輩を試しました」
「………別にいいよ。じゃあ、期待に応えないとな」
真琴ちゃんから必要な事(どんな容姿か?何の帰りで居なくなったのか?)を聞いてから俺は学校を後にする。
真琴ちゃんの弟の名前。
赤坂 雅人。
お久しぶりです。
(^-^*)/
BJです。
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