後輩登場っ!!
五人以上が同時に喋る時。
「「「「「」」」」」と書くとわかりにくくなるので、
五人をまとめて『』にしました。
六人だと「『』」になり、
七人だと「「『』」」となります。
ご了承下さい。
m(_ _)m
クラスの生徒はほとんど居るが、俺の眼には美少女5人しか写っていない。
「という事で! 皆! 俺に相談事は無いか!?」
優が「どういう訳よ……」みたいな事を言っているが無視。
悪いな、優。
「さあー! 相談するがいい!」
『……………』
沈黙の空気が流れる。
(バンッ!)
「『!!』」
いきなり教室の扉を勢いよく開けたから俺を含めて皆が一斉に振り向く。
「八神先輩! マコの相談を聞いて下さい!」
出て来たのは……
ここで読者説明。
彼女の名前は赤坂 真琴。
髪は黄緑色でツインテールにしている。
身長は低くてホントに高校生!?
ぐらいの反応をするぐらい低い。
小学生レベルだ。
絶対、小学校に出入りしてもそこの生徒だと間違えられる。
って言うか間違えられたらしい。
胸はもちろん無い。
他に特徴は……一人称をマコと呼ぶ。
ここで読者説明終了。
「どんな相談かな?」
俺はまず、対応する事にした。
「「待て、待て。まず、ツッコミを入れろよ(入れなさいよ)」」
紗耶と優が声をハモらせる。
仕方ないなぁ。
「それでどんな相談?」
「「ツッコミーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」」
「どうした? 優、紗耶」
いきなり叫ぶなんて……
ああ、なるほど。
先に自分と相談して欲しいんだな?
残念だがそれは出来ない。
順番だ。
「どうしたじゃねぇよ! ツッコミを入れろって言ってるのに何で入れないんだよ!」
はい? ツッコミ?
どこにツッコミを入れろと?
紗耶の頭が壊れたな。
可笑しくなってる。
「今さっき相談してとか言ったのに何で一年生が来んのよ!」
続いて優まで苦情を言い付ける。
そういえば、言ってなかったっけ?
「それは……放送してるからだな。ほら、マイクあるだろ?」
襟に付けている小型マイクを皆に見せる。
「「………そうなんだ……」」
どうやら二人共納得した様だ。
じゃあ話を進めて……
「真琴ちゃん。何かな?」
「八神先輩!……こ、ここではちょっ、と」
真琴ちゃんがもじもじしながら顔が赤くなる。
グハッ! 可愛い!
「真琴ちゃん! 宇宙の果てまで付いていくよ!」
「いえっ、そこまではいいです」
真顔で断られたーーーーーーー!!!!!