相談 Part2
パソコンでの会話……
八也「今日もよろしくお願いします」
桜「チッ」
八也「いきなり舌打ち!?」
桜「つまらない」
八也「すいません。何で俺が謝ってるんですか?」
桜「さて、昨日の続きだな?」
八也「そうです。顔以外に何かありませんか?」
桜「無いな」
八也「無いんだ!? 顔が全て!?」
桜「当たり前だろ? 顔がよければ多少の性格は気にしないからな」
八也「桜さん。とことん最低ですね」
桜「じゃあ、話を進めて……今度は髪だな」
八也「髪、ですか?」
桜「うむ。八也はどんな髪型か晒せ」
八也「言い方嫌ですね! 髪型は普通ですよ? 特に浮いてるとかは……」
桜「おぬし。それでハーレムを造れると思っておるのか?」
八也「何で知ってるの!?」
桜「それぐらいの勢いで行け! という意味で言ったのだが……当たっていたか」
八也「桜さん凄いですね」
桜「ハーレムを狙っているとなると顔はもちろんの事、完璧で無くてはいけないぞ? 性格なんてどうでもいい」
八也「どうでもいいんだ!?」
桜「性格は悪かろうがばれなきゃいいからな」
八也「………髪型はどんなのがいいのか教えて下さい」
桜「ム、八也の気迫がメールでも分かるぞ。どうした?」
八也「そんな奴がハーレムになるなんて許せない」
桜「そうか……じゃあ、髪型は…………アフロだ」
八也「今までの空気だいなしーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
桜「アフロを舐めるでない! アフロをしている人は意味が分からん! 何をやりたいのか!」
八也「じゃあ、俺をアフロにさせないで下さい! あと、言葉変です! アフロを評価しているのかしてないのかどっちですか!?」
桜「してない」
八也「してないんだ!?」
桜「髪型は引かれなければいいだけだから気にするな」
八也「じゃあ、話を出さないで下さい!」
桜「今日はもう寝るから、また明日」
八也「まだ、夜の7時ですよ!?」
桜「今から晩御飯だ。では、さらばだ!」
八也「なんか、ヒーローっぽい去り方!!」
桜「ハーレムを狙っている所まで同じ……」
桜「これは消しとこう」
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