ACT05:眠れぬ夜はあなたのせい
食器をすべてゆすぎ、食器洗い乾燥機に入れ終わった新一は、玄関に向かって歩き出した。
哀
「どこに行くの?」
新一
「明日の分のお買い物〜。」
哀
「ええ、もう行くの?明日にした方がよくない?」
新一
「え〜、普通だよ〜。阿笠おじちゃんはその日の内に食材買って来いって、いつも言うの。」
どんな育て方したのよ、博士・・・
哀はため息をついた。
哀
「私もついていくわ。」
新一
「ありがと〜、哀ちゃん!じゃ、行こ!」
哀
「で、何で行くの?」
新一
「阿笠おじちゃんの最新兵器・ターボ007号で行く!」
哀
「それって、あのスケートボードの事?」
新一
「ううん、ちがうよ。超小型のバイクなの。」
哀
「バ、バイク!?」
新一
「大丈夫だよ、自転車みたいなものだから。」
イヤ・・・博士の事だから、変な機能をいっぱいつけてるにちがいない・・・
哀
「新一君、バイクは危険だわ。スケートボードで行きましょ。」
新一
「うん、わかった。」
哀は新一を後ろに乗せ、米花デパートに向かった。
明日の料理の材料を買って、私達は帰ってきた。
阿笠
「さあ、もう君らは寝なさい。」
哀
「ええ。」
すると、新一が哀の方を向いた。
哀
「な、何?」
新一
「哀ちゃん、ボク一緒に寝ちゃダメ?」
新一のつぶらな瞳。
哀はその瞳に負けてしまった。
哀
「い、いいよ、一緒に寝ても・・・」
新一
「やったぁ!」
ベッドに潜り込んだのに哀はなかなか寝付けなかった。
新一
「哀ちゃん・・・」
不意に、新一が寝返りを打ち、その顔を哀の方へと向けた。
哀
「/////!!/////」
新一
「ス〜、ス〜・・・」
だから、その寝顔が反則なんだってばぁ〜!!
今夜はとても眠れそうにない哀。
哀
「明日からまた学校か・・・」
哀はそうつぶやき、目を閉じた。 |