ボクだけの王女様(4/25)縦書き表示RDF


ボクだけの王女様
作:ユーリ



ACT04:その笑顔は反則級(クラス)


その後もゲームは続き、哀は結局全戦全敗になってしまった。


「ガーン・・・どうして・・・」

哀はうなだれた。

その時、また新一が哀の腕をつかんだ。


「え?」

新一
「哀ちゃん、一緒にお風呂はーいろ!」


「えええ〜っ!?そ、そんな・・・!!」

哀は顔が真っ赤になる。

冗談じゃないわと、哀は逃げようとしたが・・・

ヒョイ!

新一
「ダメだよ哀ちゃん、逃げちゃ。」

哀は新一に抱っこされた。


「キャ〜!!助けてぇ〜!!」

哀は、なすすべもなくお風呂場へと連れて行かれてしまった。






新一
「いい湯だったね〜。」


「うぅ・・・のぼせた・・・」

そう、哀は新一にドキドキしてしまい、お風呂で鼻血を吹き出してしまったのだ。

しかし、新一はまったく気にしていない様子。

新一
「〜♪♪」

哀は新一をあらためて見て、その無邪気さとかわいさに赤面した。

新一
「あ、そうだ。博士、晩ごはんボクが作るねー。」

そう言って、新一はタタタと台所に走っていった。



しばらくして、3人は食卓を囲んだ。

メニューは、野菜たっぷりカレーと、玉子と大根の野菜サラダ。

どうやら、料理の知識は消えていなかったらしい。

哀はカレーを口に入れた。


「あ、これおいしい・・・」

新一
「ホントー、哀ちゃん!やったぁ〜!」

相変わらず、無邪気な新一。

そんな時、博士が新一に話しかけた。

阿笠
「新一・・・朝ごはんには肉料理も入れて欲しいんじゃが・・・」

博士の欲望が、新一に襲いかかる。

新一
「ダメだよぉ、博士ぇ!ボクが健康管理してないと、どうなるかわからないんだから!長生きして欲しいもん!」

しかし、新一はあっさり拒否した。

新一はどうやら、7歳の頃から博士の健康管理のために自炊していたようだ。

哀の不安は、まだまだ続きそうである。












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう