ACT04:その笑顔は反則級(クラス)
その後もゲームは続き、哀は結局全戦全敗になってしまった。
哀
「ガーン・・・どうして・・・」
哀はうなだれた。
その時、また新一が哀の腕をつかんだ。
哀
「え?」
新一
「哀ちゃん、一緒にお風呂はーいろ!」
哀
「えええ〜っ!?そ、そんな・・・!!」
哀は顔が真っ赤になる。
冗談じゃないわと、哀は逃げようとしたが・・・
ヒョイ!
新一
「ダメだよ哀ちゃん、逃げちゃ。」
哀は新一に抱っこされた。
哀
「キャ〜!!助けてぇ〜!!」
哀は、なすすべもなくお風呂場へと連れて行かれてしまった。
新一
「いい湯だったね〜。」
哀
「うぅ・・・のぼせた・・・」
そう、哀は新一にドキドキしてしまい、お風呂で鼻血を吹き出してしまったのだ。
しかし、新一はまったく気にしていない様子。
新一
「〜♪♪」
哀は新一をあらためて見て、その無邪気さとかわいさに赤面した。
新一
「あ、そうだ。博士、晩ごはんボクが作るねー。」
そう言って、新一はタタタと台所に走っていった。
しばらくして、3人は食卓を囲んだ。
メニューは、野菜たっぷりカレーと、玉子と大根の野菜サラダ。
どうやら、料理の知識は消えていなかったらしい。
哀はカレーを口に入れた。
哀
「あ、これおいしい・・・」
新一
「ホントー、哀ちゃん!やったぁ〜!」
相変わらず、無邪気な新一。
そんな時、博士が新一に話しかけた。
阿笠
「新一・・・朝ごはんには肉料理も入れて欲しいんじゃが・・・」
博士の欲望が、新一に襲いかかる。
新一
「ダメだよぉ、博士ぇ!ボクが健康管理してないと、どうなるかわからないんだから!長生きして欲しいもん!」
しかし、新一はあっさり拒否した。
新一はどうやら、7歳の頃から博士の健康管理のために自炊していたようだ。
哀の不安は、まだまだ続きそうである。 |