ACTfinal:ボクだけの王女様
コナン
「哀・・・オレは、オマエが好きだ。」
哀
「で、でも、蘭さんは!?」
コナン
「蘭か・・・アイツには、もう彼氏がいるんだ・・・前に話したろ?本堂瑛祐・・・」
哀
「あ、あの、水無怜奈似の・・・」
コナン
「この前新一の声で電話した時に、聞かされたんだ。いつもは頼りないけれど、いざという時は蘭の事を真っ先に考えてくれる、優しいヤツだってな。アイツになら、安心して蘭を任せられる。それに・・・」
哀
「それに?」
コナン
「オレの気持ちはもう、ずっと前からオマエに向いてたんだよ、哀。オマエが転校してきた、その日にな。でも、ずっと気持ちの整理がつかなかった。だけど、今だからこそやっと言える・・・哀・・・オレはオマエが好きだ。元に戻れたら・・・イヤ、もし元に戻れなくても・・・オレと結婚してほしい。」
コナンのその言葉に、哀は涙を流した。
哀
「ありがとう・・・ありがとう、工藤君・・・私もあなたが大好き・・・こんな私でいいのなら・・・あなたのお嫁さんにしてください・・・」
コナン
「喜んで・・・宮野志保・・・」
その後、オレ達は黒の組織を見事壊滅させ、無事に元の姿に戻る事ができた。
そして、オレと志保は結婚し、男女4人の子供に恵まれた。
4人の名前は、瑛蘭、葉平、愛子、秀美。
瑛蘭、葉平は、蘭、瑛祐、平次、和葉の4人に感謝の意を込めて。
愛子の名は、コナンと哀の思い出を忘れないためにつけた(『哀』から『愛』にしたのは志保の希望)。
そして最後の秀美は、明美さんと恋人だった赤井秀一さんの事を忘れないため。
組織との最後の決戦で、彼はジンと相討ちになり、亡くなってしまった。
そして死ぬ間際、彼は明美さんと恋人同士だった事をオレ達に明かしてくれたのだった。
オレ達は彼を、明美さんと同じ墓に埋葬し、1ヶ月に一回、ジョディさん達と一緒に彼らの墓参りをしている。
まぁいろいろあったけれど、今はこれでよかったと思っている。
オレはとてもカワイらしく、美しい王女様に出会えたのだから・・・
ありがとう・・・
いつまでも大好きだよ・・・
ボクだけの・・・王女様。
『ボクだけの王女様』完 |