ACT22:2人の救出作戦
新一と哀が再び連れ出された頃、平次は阿笠邸にいた。
平次
「博士、あのメガネの機械、予備あるんか?」
阿笠
「犯人追跡メガネの事じゃな?ああ、ちゃんと用意してあるぞ。今取ってくる。」
そう言って阿笠は研究室に走っていった。
数分後、阿笠は犯人追跡メガネをひっつかんで戻ってきた。
阿笠
「ホレ、これが犯人追跡メガネじゃ。」
平次
「サンキュ!博士。」
平次は阿笠からメガネを受け取った。
阿笠
「ああ、それとな。ずいぶんと使っていなかったが、よかったらこれも持って行け。」
そう言って、阿笠は2つの発明品を平次に渡した。
平次
「なんや、これ?」
阿笠
「伸縮サスペンダーと、ボイスレコチェンジャーじゃ。ずいぶん放っていたから多少ホコリをかぶっておるが、はたけばまだ使えるじゃろう。」
阿笠は2つの発明品のホコリをはたいた。
平次
「ゴホゴホ・・・博士、これはどう使うんや?」
阿笠
「伸縮サスペンダーは、真ん中にあるボタンでゴムが伸び縮みする。ボイスレコチェンジャーは、どんな人の声でも出せるぞ。」
平次
「工藤の持ってる変声機みたいなもんか。ほな行こか、博士。」
阿笠
「おお、運転は任せておけ!!」
阿笠のワーゲンは、現在杯戸町を走っている。
一応、身代金もカバンの中に入れてある。
平次
「博士、もうちょい速う走られへんか?」
阿笠
「これが精一杯なんじゃ・・・それより、発信機の反応はどうなっておる?」
平次
「そやな・・・ん?発信機の反応、移動しとるで・・・」
阿笠
「何?」
平次
「なるほどな。2人を別の場所に運ぼうって腹か・・・利善町に向かってるで・・・」
阿笠
「よし、それじゃあ目暮警部達に連絡しよう!」
平次
「ああ、今度こそ2人を助けるで!!」 |