ACT21:新一と哀、大ピンチ!!
男達は、新一と哀を次に運ぶ場所について相談をしている。
新一と哀は何とか壁にもたれ、そっと聞き耳をたてていた。
「次はどこに運ぶんだ?」
「そうだな・・・」
「鳥矢町はどうだ?」
「それより、奥穂はどうよ?」
「うーむ・・・」
新一と哀は、ジッと会話を聞いている。
「よし、利善町にしよう。あそこにはオレが所有してる山小屋があるんだ。」
「じゃあ、そこで決まりだな。」
哀
「(よぅし、利善町の山小屋ね・・・)」
哀はメールを打とうとした。
しかし、次の瞬間新一と哀はドサッと倒れた。
実は2人がもたれていたのは部屋のドアで、男達がドアを開けたため、バランスを崩してしまったのだ。
「オマエ達、何してる?」
新一・哀
「あっ・・・」
新一と哀は顔をひきつらせた。
「あ、携帯電話!!」
「コイツら、携帯電話を隠し持ってやがったのか!!」
「ふざけやがって、今すぐ殺してやろうか?」
男3人は2人に拳銃を突きつけた。
新一・哀
「う・・・」
「まあ待て。人質を殺したら元も子もないだろう?」
リーダーらしき男が、3人を制した。
「ボウヤ達、二度とこういう事はしないでくれよ。」
新一・哀
「う、うん・・・」
「よし、いい子達だ。」
男はそう言うと、ガムテープを取り出し切り取って、新一と哀の口に貼り付けた。
そして新一と哀を立たせ、隣の部屋から大きなタオルを持ってくると、タオルで2人の体をくるみ、包み込んだ。
「よし、運び出せ。」
男達は新一と哀を連れ出しビルを出ると、止めてあった車の後部座席の中に再び2人を押し込んだ。 |