ACT20:犯人達の新たな企み
しばらくして、男達が部屋に入ってきた。
新一・哀
「!!」
「よぉ、おとなしくしてるか?」
新一・哀
「う〜ん、う〜ん!!」
新一と哀は叫び声を上げたが、さるぐつわのせいで声にならない。
新一・哀
「うぅ〜ん、うぅ〜ん!!」
新一と哀はジタバタともがいたが、2人一緒に縛られているため動くに動けなかった。
新一・哀
「うぅ〜ん・・・」
新一と哀はうつむいた。
「ヘヘヘ、カワイイな・・・」
新一・哀
「んむぅん!」
「ん?どうした?」
「何か言いたいのか?」
新一・哀
「んむぅんん、うぐうぐ!!」
「どうやら、さるぐつわを外してほしいようだな。」
「そうなのか?」
新一・哀
「うぐ!!」
「しょうがないな、少しだけだぞ。」
そう言うと、男達は新一と哀のさるぐつわを外した。
「なんだ?」
新一・哀
「お願い!縄をほどいて!!」
「それはダメだ。」
「ほどいたら、逃げるかもしれないからな。」
新一・哀
「そ、そんなぁ・・・」
「甘いぜ、オマエら。」
哀
「そ、それより、どういう事なの?私達の身代金が5億円だなんて・・・」
「これでも、まだ安い方なんだぜ?」
新一・哀
「え!?」
「君達なら、10億円でもまだ安い。」
「銀行がそんな簡単に10億もの大金、用意できないからな。」
「今回は、5億円で手を打つってだけだよ。」
哀
「こ、今回は!?」
「君達にはもうしばらく、人質でいてもらう。」
哀
「な、何ですって!?」
「オレ達は今から、次に運ぶ場所を決めに相談する。」
「まあ、しばらくおとなしくしてる事だな。」
そう言うと、男達は隣の部屋に移動した。 |