ACT13:服部平次との再会
阿笠
「大阪から電話があってな、平次君がこっちに来るそうじゃよ。」
哀
「ええ!?もう、このややこしい時に来るだなんて・・・タイミング悪過ぎよ・・・」
そんなワケで、哀は東京駅まで平次を迎えに行く事になった。
そして、なぜか新一もついてきたのだ。
新一
「平次お兄ちゃんって、関西で有名な高校生探偵なんでしょ?早く会いたいなー!」
新一ははしゃいでいる。
哀
「(新一君・・・服部君の記憶まで失っているのね・・・)」
そんな事を思いながら、哀は東京駅に急いだ。
東京駅
平次
「すまんなぁ、姉ちゃん。休日に引っ張りだして・・・」
哀
「まったくよ。」
新一
「哀ちゃん、平次お兄ちゃんと知り合いなの?」
平次
「はぁ?何言うてんねん?オマエかて知っとるやろ?」
平次は怒ったように言った。
新一
「ひく・・・ひっく・・・ボク本当に知らないんだもん・・・グスン・・・」
新一は泣き出した。
哀
「あー、泣かした泣かしたー!」
平次
「わー、わー!お、落ち着いてくれ、頼むから・・・」
新一
「じゃあ、何かごちそうして!」
平次
「いいっ!?」
哀
「そうね、子供を泣かした罰だもの、何かおごってもらわなきゃねぇ〜。」
平次
「わ、わかった・・・なんかおごったるから、勘弁してくれ・・・」
哀
「新一君、それでいい?」
新一
「うん。わーい♪」
新一ははしゃぎだした。
平次
「(勘弁してくれ〜・・・これでまたオレのこづかいが飛んでもーたぁ・・・)」
実は平次、この前も幼なじみの遠山和葉を怒らせてしまい、その穴埋めのためになけなしのこづかいを使っていたのであった。
哀
「(自業自得よ。クスッ♪)」
哀もクスクス笑った。
平次
「あぁぁ〜・・・」
平次はなかば落ち込んだ。 |