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ボクだけの王女様
作:ユーリ



ACT11:哀の『月に代わってお仕置きよ』大作戦♪


新一
「『月に代わってお仕置きよ大作戦』?何それ?」


「ああ、某有名少女アニメの決めゼリフよ!」

新一
「ふーん・・・」


「ちゃーんと作戦があるんだから♪」







「兄貴。アイツら、おとなしくしてますかね?」


「そうだな。起きてたら、脅して親の電話番号を聞き出すぜ。」

そう言いながら、男達はやって来た。


「へへへ・・・おとなしくしているようだな・・・」

その時、笑い声が聞こえた。


「アッハッハッ、甘いわね!それは『身代わりゴム人形』よ!!」


「な、何!?どこから声が・・・」


「兄貴、上です!!」


「な、何!?」

男達は上を見上げた。

少し小さなロッカーの上に、哀が颯爽(さっそう)と立っている。

新一は哀にしがみついているが。


「オ、オマエ達何者だ!?」


「ひとーつ!一夜一夜に人見ごろぉ・・・」

哀はワクワクしているのか、うれしそうにしゃべっている。

さしずめ、こういうのをノリノリというのだろう。

新一
「ふ、2つ、富士山麓にオームなく・・・」

しかし、新一は恥ずかしいらしく、セリフも棒読み状態だ。


「みーっつ、みんなの憧れ美男美女カップルゥ!」

哀は、さらにテンションが上がっていく。

新一
「は、灰原哀と、江戸川新一・・・」

新一はいまだに棒読み状態だ。


「月に代わって、お仕置きよ♪」

新一
「哀ちゃん、恥ずかしいよぉ・・・」

新一は、顔が熟れた赤リンゴのよう赤く染まっていた。

さしずめ、ユデダコ。


「ふ、ふざけやがって!降りてこい!!」


「ええ、今から降りてあげるわよ・・・出でよ、ワイヤーグリップ!!」

哀は天井にワイヤーを突き刺すと、新一を抱き抱えた。


「それぇぇぇっ!!」

哀は新一を抱え、飛び降りた。

ヒュオオオッ!

ドガァッ!!


「がぁっ!!」

男Aは哀に蹴飛ばされた。


「こ、この・・・」

新一
「え、えい!」

プス!


「フニャ・・・」

男Bも、新一に麻酔銃を撃たれて気絶した。



「この強化版伸縮サスペンダーで、ガッチリと縛って・・・」

新一
「よいしょ、よいしょ・・・」

哀と新一は、男達を縛り上げた。

ギュッギュ!


「これにて、一件落着ね!!」

新一
「あ、哀ちゃん・・・」

哀は笑顔のVサイン。

新一は、ずっと赤面していた・・・












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