ACT01:突然の悲劇
突然、今まで親しくしていた人の記憶がなくなったら、人はどう思うのでしょう?
きっと、悲しくて悲しくてしかたがなくなるでしょう。
それは、この私、灰原哀もそうでした・・・
ある日、江戸川コナン、灰原哀、吉田歩美、円谷光彦、小嶋元太の5人は、サッカーの事を話しながら、帰路についていた。
元太
「この前の試合、スゴかったよなー!」
コナン
「ああ、ヒデのオーバーヘッドキックだろ?」
光彦
「あれは芸術的でしたよねー!」
歩美
「ヒデ、カッコいい!」
そんな時、哀が別の方向を向いた。
哀
「江戸川君、私、買い物してから帰るから・・・」
コナン
「ああ、待ってるよ。」
そう言って哀を見送ろうとしたコナン達だったが、次の瞬間、コナン達は顔色を変えた。
元太
「お、おい、コナン・・・」
光彦
「なんかあの車、思いっきり蛇行してませんか・・・?」
歩美
「あのままじゃ、哀ちゃんにぶつかるよ!」
コナン
「!!」
哀が交差点を渡ろうとした時、車が蛇行して哀の方へと向かってきた。
哀
「・・・!!」
哀はもうダメだと、目をつぶった。
しかし、その時・・・
コナン
「危なーいぃっ!!!」
とっさに飛び出したコナンが、哀を抱えて反対車線に飛んだ。
ドシャ!!
哀
「イタタ・・・」
元太
「コナン!!」
歩美
「コナン君!!」
光彦
「大丈夫ですか!?」
元太達が走り寄ってきた。
哀
「江戸川君!!」
哀も、心配そうにコナンに話しかける。
しかし、起き上がったコナンは、とんでもない事を言ったのだ!!
コナン
「あの・・・『江戸川コナン』って、誰ですか・・・?」 |