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【番外編】アンダー編おまけ2 速水とおっさん【閲覧注意】

★閲覧注意★アンダー番外編。

速水に粉かけてたおっさんが殴られる話。ついに殺ってしまった!?

あとBLじゃないけどイヤんー未遂な描写が。

まあ服も脱いでないし…きす?…程度。

…BLっぽいかもしれない。いや、このくらいのピンチはあるだろ。苦手な方は今すぐ回れ右!

速水朔はだた横になっていた。


『しね』『殺せ』『何で俺が』

『イタイ』『助けて』『もう嫌だ』『死にたい』『帰りたい』『助けて』


「ぐ…」

速水は頭を押さえた。

スクールに居たときから、本当はもっと前からヤバイヤバイと思っていたが…もう限界だ。


今も誰かを殴ってしまいたい。

ぼこぼこにして、骨まで砕いて。そんな音が聞けたらホッとするのだろう。

人が砕ける音が一番心地よい。

ナイフで切り刻むのも良いな。


ガーガー。ガーガー。

カラスが鳴いている。


「…う…、…った…」

そうだ、薬飲んどかないと。

速水は思いだした。今日も朝注射をして貰ったので、まだ薬を飲んでいない。

だが起き上がろうとしたとたんに、起き上がる気力が無くなった。


今日は、速水の代わりにレオンとノアが出て行った…。


ゴメン…。

いつもごめん…。元気なら行けた…。

…本当は嫌だ。

…俺のせいで。


速水はそればかり思った。


「…」

ズキズキと頭が痛む。

速水は横になったままで頭を押さえる。


「ハヤミ…、具合は?大丈夫?」

ベスだ。そう言えば彼女は部屋にいた。

「大丈夫…」

大丈夫じゃなさそうな声が出た。でも意外と声色は普通かな?

―ごまかせただろうか。


「エリックを呼ぶ?」

「…いい。悪い、水出してくれるか」

速水は言った。

「、分かったわ。蓋開けるわね」

一拍後、水の入ったペットボトルをカーテンの隙間から受け取る。


「…声が…」


「ハヤミ?」

「声が…、たまに皆を殺せって聞こえる…」


…ずっと弱音は隠してきた。

速水はスクールに入った当初、「とてもここのレベルにはついて行けない」と思った。

ダンスのレベルも高いが、それより練習量と項目の多さがキツかった。

速水は根っからのブレイクダンサーだ。他のダンスにはあまり時間を割いて来なかった。

良くやったのは、ヒップホップ、クランプ。あとはロックくらい。

その他はジャックに言われ、どれも基本を習ったくらいだ。


どう考えてもスクールは『全て踊れる』ダンサーを育てるカリキュラムだ。

ペナルティはわざと喰らった物もあるが、さっぱり出来なくて喰らった物もあった。

ウォーギング、アニメーション、タップ。…この辺りはさすがにパワームーバーである速水が踊る機会はあまり無いだろう。


…このままスクールに居たら体が壊れるかもしれない…。

いや、頭が先か。どちらにせよ、どちらかのバランスが崩れたらあとはすぐ脱落または廃人だ。

気を付けないと。

速水はそう思っていた。


だからすぐにアンダーに移され、ここのスケジュールを聞いて、それでホッとしたというのが正直な所だ。だが――逆にそれがまずかったのかも知れない。あるいはもうすでに限界だったのか。


スクールに速水を入れたのは…調整の為か、…人質になり得る仲間を作る為か…。

速水は頭を押さえた。思考が纏まらない。数秒後には考えた事を忘れた。


「そう…、今日はゆっくり休んで」

ベスが声を掛ける。


「…ありがとう」

速水は言った。


本当に、自分が情けない。

引きずられやすいのは自覚しているのに。気を付けているのに。

頭が痛いと、誰かを求めたくなる。

それで女子と軽く付き合って、後悔したことがあるからもうやめているが…。


速水は溜息を付こうとしたが、出て来るのは短く早い呼吸だった。

やばい、本格的に来た…。エリックを…。


水が転がってベッドの下に落ちた。ベスはキャップを開けてくれていたので、とすん!と言う意外に小さな音がして、倒れたボトルからどくどくと中の水が流れ出す。

「…、ハヤミ…!?」

ベスがジャッとカーテンを開けて速水の肩を揺すった。


あ…やばい。死ぬ…。死にそう。


『死にたい?』『死にたい?』『死にたいの?』

声の嵐に速水は巻かれた。ベスが何か焦っているが、何か言っているが聞こえない。


ガチャ、と扉が開いた。

「―?」

ベスが顔を上げた。

「――!!しばらくは駄目だと」

エリックの声が聞こえる。


そこにはガスマスクが三名、立っていた。

速水を見下ろす。

「ちょっと、何?」

ベスが慌てて言った。

ガスマスクは答えず、ぐったりした速水を起こしベッドの端に座らせる。

「立てるか」

「…」

速水は何だ?と思いつつも、若干頭を下げうつむいた。

頭がイタイって言ってんだろ。


グラくつハヤミに手錠と黒い目隠しがされる。

「―ちょっと!!?どこに連れて行くの!?」

ベスが絶句した。

「カラスが鳴いてる。…ころせ…、って…、…ないと…だから…」

速水は何か小さく呟いた。

「――だからまだ無理だと言っている!」

エリックがガスマスクに言う。

「立て!」

ガスマスクは二人がかりでハヤミを立たせた。ハヤミは立てずに床に座り込みそうになる。

エリックが止めるがガスマスクがエリックを押さえた。

「ちょっと!!―ハヤミッ!」

ベスがガスマスクの腕に取り付いたが、ガスマスクは彼女を引きはがし、エリックは扉に滑り込み、扉がバタンと閉められた。



…ベスの声と、扉を叩く音が遠ざかる。


いつもの道順で、速水はフラフラと歩いた。

「私も行きます!!どけ!!」「おいっ」

エリックの声がする。


バタン。と車の扉が閉まる。


「ハヤミ、大丈夫ですか?」

無理矢理乗り込んだエリックが緊迫気味に言う。

「…薬飲めなかった」「っ、しまった!鞄を…」

エリックはどうやら薬を忘れてしまったようだ。

「ポケットにある…。飲ませてくれ」

…持っていて良かった。最近はこうして持ち歩くようにしていた。


本当に頭が痛いと、俺は殺す為の誰かを求めたくなる。

それが今俺が考えている事。

「…本当に頭が痛いと、俺はころ…―!!?」


違う。違う。…違う!


―違わない。殺したい。ただただ殴りたい。そうすれば気が紛れる。

――お前が好きなようにしろ。本当は、俺は――。

――お前が好きなようにしろ。本当は、俺は――。

――、……が、どうなってもいい――。ほらな――見ろよ――これが。俺の。


「俺は…本当は、…おいっ!!貴様!!どこに居るんだ?」

速水は腰を浮かせ辺りを見回した。誰かが近くでそう言っている。


―ここだ。

「どこだ…!?ひっ」

速水は悲鳴を上げた。隣で低い声がする。隣にいる。何かいる!!

速水は少しでも遠ざかろうと、腰を下ろした。


「…っ」

ギリギリギリと頭が締め付けられる。サワサワサワと何かが肌を撫でる。


「ハヤミ、ハヤミっ!!!聞こえますか!」

エリックが速水を揺さ振る。


手が冷たい。体の感覚が無い。

「さむい…!う、」

吐きそうだと思った瞬間、汗がどっと出て来た。寒さに震える。吐き気を逃すためにぜいぜいと息をする。

肩に何か布のような物がかけられた。

「ハヤミ、っ飲んで下さい」

まだ寒い。口に何かが入れられる。


ごくん、と速水はそれを飲み込んだ。

口に水が当てられる。これはいつも車に用意されてるやつだ。

ただのミネラルウォーターだがいつもと味が違う気がした。



「…はぁ…は…」

速水はグッタリとシートにもたれていた。震えが止まらない。

エリックと、ガスマスクがそれを見ている。

「おい、こいつ大丈夫なのか?」

ガスマスクがエリックに聞いた。

「そんな訳無い。ああ、ハヤミ…」

エリックはガスマスクをギロリと睨み、ブツブツつぶやく速水の口元を拭いた。

薬が効いて落ち着いたのか、速水は体を少し起こした。


「…、……、…、…。むかついている。俺は…、…が、……らいだ…。

ああ、そうかそうか。けど俺はそんな事、騙されないぞ?」

速水は手錠を持ち上げ、どこかを指さしてうなずいた。

エリックとガスマスクはその自然な仕草を見てぎょっとした。


「もうすぐ着きます。事情を話し、今日は休ませて貰いましょう…病院かホテルを用意して下さい」

エリックはそう言った。

「…やむを得な―」

「いいや、俺はやる」

ガスマスクは仕方無くOK、と言おうとしたが、速水がハッキリとガスマスクに言った。


「大丈夫、何だってできるから。レオンとノアは心配しすぎなんだ」

速水はあえて明るく言った。


「まったくいつも、過保護っていうか。だってレオン、俺たちはチームだろ」


薬が効いたのか。ならば――と思ってガスマスクはエリックを見た。

エリックは、顔をしかめていた。

「なあ、レオ――」

「…ハヤミ。…レオンはここには居ません。貴方の隣は私、エリックと、運営のガスマスクです」

彼はそう言った。

「――!ノアは…」

速水が息を詰めた。目隠しのまま周りを見回す。だって、レオンが左にいて、ノアも速水のそばで…。

「ノアもいません…。幻聴です…」


「…」

速水はレオンとノアの笑い声を聞いた。


ああ、ぶっ壊したい。


■ ■ ■


ようやく目隠しが外されたのは、どこか高い所だった。

速水はまぶしさにめまいがした。


「こちらへ」

いかにも執事のような殺せそうな人間が居た。コイツ一人目。

奥の部屋が現場らしい。


「私も行きます」

エリックが言った。

「…」

速水は自分の足で付いて行った。薬も効いて、視界も思考も正常だ。

そう言えば、何で呼ばれたんだ?

レオンとノアはどこいった?まさか最中とか。


――逃げたのか。だから俺が呼ばれた。俺は頭が痛いんだ。ばかやろう。

――違う、何かあったんだ。…!!趣味が悪い奴で殺された…!?


速水の脳裏には、ベッドの上で二人がバラバラに惨殺され、そしてすげなく処分される映像が浮かんだ。ダストシュートにバラバラと。

「…っ」

許せない。俺の仲間を殺した。殺した。


殺しやがった!!!!


――誰が?

たぶんエリックは違う。よし、思考は正常だ。俺は普通だ。速水はエリックに微笑む。

速水とエリック、二人のガスマスクは執事の案内で奥の部屋へ進む。

「どうぞ、ミスターがお待ちです」

扉の前に…もう一人執事がいた、こいつが二人目。と速水は指を立てて数えた。

ああ、そう言えばガスマスクもいたな。三、四…っと。速水は数を増やす。


奥の部屋にはボディーガードが二人。いかにも強そうだ。

ボディーガートが速水とエリックの両脇を固める。

この部屋は、速水達がダンスの練習に使っていた部屋より広い――入り口の向かいはガラス張りになっていて…空が綺麗だ。


ノアはこの部屋を見てはしゃいだかもしれない。そして、泣き叫んだのだろうか。


速水はまっすぐ進もうとしたが、引っ張られた。

そして右を向いた先に、やたらでかいベッドがあった。

「…」

男は速水をみて、嬉しそうにした。


すごく殺しやすそうな男がいた。外人って見分け付かないよな。

それにしても、絵に描いたような金持ちだ。

速水は苦笑した。

…別にそこまで太っても無いし、背が低いわけでも無いが、どう見ても何も『やってない』


その男は昼間っから馬鹿みたいなブルーのバスローブを着て、でかいベッドの脇、窓側では無く壁側に置かれた応接椅子に腰掛けている。

低いテーブルにワイン、ワイングラス。を給仕する執事が一人。

あれ??ああ、そうか、あの時の白いバスローブは血で汚れたから着替えたんだ。


グラスやあの瓶は武器にできそうだ。


速水は微笑んだ。

できるかどうか、やってみよう。


「まて」

歩き出そうとしたら、ボディーガードに止められた。


「何だ?お前、死にたいのか?」

速水は振り返って笑った。


「ハヤミ…!」「君は?」

エリックは速水の様子を気にしたが、男に声を掛けられそちらと話し始めた。


エリックと男が話すのを速水はボディーガードの間で見ていた。

ガスマスクは二人とも速水の後ろにいる。


エリックは速水の世話係だと告げ、今日は彼の体調が良くないのでキャンセルさせて貰いたい、そう申し上げたはずです。と言った。だが男はあまり真面目に聞いていないようだ。

「彼の身柄を買い取りたい」

「いえ。だからそれは禁止されています。そもそも彼にはすでにスポンサーが付いています!」

「では、私が気に入られればいい…」

「いえ、ですからスポンサーの意向で、お相手は出来ないと」

「なぜだ?ルールだろう。メンバーの特権だ、君は、私が彼にいくら出したか知っているか?まあさらにいくらでも出す気でいるが。いくら欲しい?」

「金額ではありません…!」「なんだと。私がこの国の土地を――」


ラチがあかないな。

待つ間に速水はまたぐらぐらして来た。ふらついた速水に、ガスマスクが手を添える。

『ころせ』『仇を』『げすが』

頭が熱い。


確かに、ノアとレオンは殺された。だからって、俺が復讐しても、――あれ?いいのか?


『ハヤミ』

ノアが呼ぶ。

『…ハヤミ』

レオンが笑う。


「うん…仇…る、から。ちゃんと…ころすから…」

うん。仇は取るから。ちゃんと全員殺すから。


速水は俯いたままぶつぶつとつぶやく。覚悟を決めた。

そうだちょっとヤられておこう。誘拐→レイプ+仲間の死。

それなら世論も速水に同情してくれる。じゃあ一生刑務所でも、死刑でも構わないな。


丁度、話がまとまったらしい。エリックが驚いたように何かを叫んでいる。ガスマスクが外へ出された。エリックは世話役ならここで見ていれば良いと言うような事を言われた。内情に詳しい人物のようだ…メンバーは皆そうなのだろうか。ヒトケタ?

速水はベッドの方に連れて行かれた。


執事が速水の靴を脱がせた。裸足になる。

…速水はずっと寝ていたので、裸足に靴を履かされただけだった。

肩に掛かっていたエリックの上着が持って行かれる。

速水はまたうつむいて鳥の声に耳を傾ける。今はピーチク鳴いている。


「…具合はどうかな?」

うつむく速水にかけられたのは驚くほど、嬉しげで優しい声だった。


「…さん、あまり良くないようです。さっきから何か様子が―」

ボディーガードが言った。途端に、黙ってろと言われ口をつぐんだ。

速水はベッドに腰掛けた。


顎を持ち上げられて、顔をじろじろ見られた。

だが頭がガンガンして目の焦点も合わない。体が熱い。

「…好都合だ」

何が好都合なのだろう。

速水は男が持つグラスを見つめた。まだ半分くらい入っている。

速水は手錠の掛かった両手を伸ばす。これが欲しい。

「おや、飲むのかな。だが具合が悪いならやめておくと良い。手錠の鍵は無いのか?」

ベッドサイドのテーブルにグラス置かれ、速水は横になった。

…というのは速水の感覚で、実際は男が息を荒くして速水の上にのしかかったのだ。


「!?」

それなりに驚いた。

エリックが止めようとするが、ボディーガードに阻まれる。

速水はその様子を見て取った。

押さえ込まれ速水はううん、と唸る。


「…イライラする!」


男が離れた後、速水は日本語でそう言った。

男が嬉しそうにした。

あれ、俺は何をするつもりだったっけ?やっぱりこんな事やってる場合じゃ無い。

途中でグラスが目に入った。

――ああ、そうだ。

速水は男の腹を膝で強く蹴った。

速水の手錠を押さえる左手が緩んだ。速水はその一瞬で動いた。

「な」

男は顔に傷を負った。グラスが割れ飛び散った。うぎぁああ!と言う声が聞こえた。

速水は手錠のまま男に殴りかかった。殴る殴る殴る。

いつの間にか速水が馬乗りになっていた。血がにじみ、何度か外して拳が割れたガラスで切れ、それでも殴る。


笑いながら。

「ぁあはははははははははははははは!!」

コイツを殺せばノアが、レオンが!


よろこんでくれる!!


ぼこぼこに相手を殴る速水を抑えようと、ボディーガードが動いた。

瞬間に速水はバッと振り返り、ベッドから飛び降りた。エリックの方、つまりは応接テーブルの側。

もう一人のボディーガードがそこにいる。速水はソイツの方へ進み、伸ばされた手を半身で避けて、テーブルの上に立ちそこで、素早く拾ったワインの瓶でソイツを殴る。当たり所が良かったので、一撃目で瓶が割れ中身が散り、二撃目で悶絶した。

速水はさらにトドメを刺そうとして、本能で横に飛ぶ。

「撃つな!!」という声と一発の銃声の後、銃弾がソファーに穴を開けた。

そうだ、まだいた。横目で見る。


「う゛う゛う゛う゛」

速水は今度は低く唸りながら何処へ行ったかというと、なんと金持ちをまた殴り出した。一撃、二撃。手錠の金具が男の顔を血だらけにする。三、四ン、五ぉ!

「ノアとレオンは何処だ!!?お前が殺したのか!!!??お前がやったのか!!」

速水は男の髪を両手でわし掴みにして大声で、あらんかぎりの恨みを叫ぶ。


そして速水はまた狂った調子で笑い出した。

彼の頭の中は真っ白だった。


「…ハヤミっ!!!」

我に返ったエリックは速水に駆け寄って止めようとした。速水はまだ殴り足りないようだ。今度は止めようとしたボディーガードを殴っている。

騒ぎを聞きつけガスマスクが入ってくる。

エリックの注意がそれた。速水がエリックから逃れる。

「とめろ!!」「っぐぁ!!」「ぎゃぁあっ」

「そうか!やっぱりお前か!きゃゃはははははははっは!!―アハハハ!!ャカカアハハハハハハハ!!!あハーーーッァアアハきァはははは!!!!」

散々暴れ、速水はようやくガスマスクに取り押さえられた。


速水を四人がかりで床に押さえつけられ、それでもひたすらに暴れようとする。

「ぁああ!!放せゴラァ!!ゴロすぞ!!」


もちろん、大問題だった。


〈おわり〉

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