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先生。
作:Maria


いつも完璧で居たい。



勉強も髪型も。



かっこ悪い所もダサい所も先生だけには見せたくないって思っちゃうの。



だから私いっつも頑張ってるけど先生は見てくれない。



だって私は可愛くない。頭だって良くないもん。





それでも先生が好きだから。





どうにかあなたの視界に入りたいと願ってしまう。



大好き。





なのにいつもうまくいかない。






大好き。





だからいつも伝わらないのかな。



こんなに想いは強いのに…



不器用な私が私は嫌い。





何でもさらりとこなす先生が好き。



先生の前ではどんな時だって完璧でいたいって思ってるのに…



先生の前では何でだろ。いつもだめなやつなんだ。



本当の私は弱虫で情けなくてすぐ泣いちゃう。



暗くて独りよがりでダメなやつ。



良い所一つもない女の子なんだ。





そんな子のこと先生だってやっぱり嫌でしょ?



本当はすっごく平凡でただ遠くから眺めているだけの臆病者。





きっと先生と生徒じゃなかったら先生は私には気付かない。



どんなに近くを通り過ぎたってきっと振り返りもしないよ。





だから先生にだけは完璧な私を見てもらいたいって頑張ってるのにダメみたい。





先生の前でだけはどうしても本当の私に戻ってしまうの。






どうしたら良いか私にはもう分からないよ。





まるで巨大な迷路にハマったような…



世界中の数学者たちが集まる学会に放り込まれたような…





そんな感覚。



私には難し過ぎる。





恋愛って誰でも簡単に出来るものじゃないんだね。



先生に本当の私を知って愛してもらいたいと願ってるくせに、





本当の弱い自分を見せて嫌われるのが怖くてたまらないなんて。



一人の人間を好きになるということがこんなにも複雑だってこと先生を好きになって初めて分かりました。














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