第10話 約束
その懐かしい声の主とは………
目暮「蘭くん!今、君が飛び出してもコナン君には…」
蘭は聞く耳も持たずにコナンの方へ走っていった
「な、なに!?オイ、あいつを撃て!」
灰原「江戸川君!!!やめて!絶対にそれだけは…!!」
「く…」(一体どうしたらいいんだ?何がどうなっているかまったくわからねー!)
「早く!」
「やめて!」
コナンはこっちに向かって走り出す蘭になにか懐かしい目で見ていた。それと同時に思考能力があやふやになってきた
「いいから!あの女を撃つんだ!」
「う、うん…」
しかし、コナンは発砲してしまった…。蘭に向かって…
その場が瞬間にして静かになった―――――
「蘭さん!!蘭さん!しっかりして!」
蘭は腹部を撃たれ重傷だった。そして、その瞬間にコナンの記憶がすべて回復した。
「え…俺…一体…?!」
コナンが見た光景は総勢としているFBIと警察、そして腹部を撃たれて血まみれの蘭の姿だった
「ら、蘭?!もしかして…」
コナンの手には拳銃が握られていた。そして、すべてを読み取った
「俺が…蘭を…?!俺が…?!」
蘭は救急車で運ばれていった。命が助かるかどうかはまだ分からない…
ボス「ちっ…なぜ?!何故お前の記憶が戻ったんだ?!」
灰原「それは…」
湊「きっと蘭さんを思う気持ちが心の隅にあったのよ。そして、蘭さんを撃った瞬間、すべての気持ちが張り裂けて同時に記憶を取り戻したのよ…。」
ボス「何故だ?!そんなものはないはずだ!あれは完全な毒薬だったはず!」
灰原 湊「「あの薬は完全なものではない…」」
2人は同時に言った。
ボス「なに?!」
灰原「私達は完全な薬を作っていたわけじゃない。APTX4869だって…あれは、パイカルというお酒を飲めば一時的にでも体は元の姿に戻る。元の姿に戻るってことは、薬が完全じゃないわけ。解毒剤でもなかったしね…。」
ボス「何を言ってる!?もう、いい。こいつ等を殺せ!!」
ボスはコナンに命令をした。記憶は回復しているものの、まだ完全に心は回復していなかった。
蘭の時と違い…
「そ、それは…でき、うわあぁああぁぁぁ!!!」
コナンは操られているかのように拳銃を握りなおし灰原たちの方へ向けた
「は、灰原…湊…に、にげ、ろ…」
だが、灰原と湊はその場をどかなかった
「灰原!湊…早くにげろ!」
「嫌…だって、私達のせいでこうなったんだから。ここから逃げるわけにはいかないのよ!!」
「は、、はやく…」
脱力したかのように拳銃を発砲した。だが、コナンは灰原たちの方へ発砲したんではない…
自分へ…
ばた・・・
音と同時にコナンが倒れた
・・・・・・・・・・・・
「江戸川君!!!!!」
いっせいにコナンの方へ向かった。
ジョディ「すぐに救急車の手配を!」
部下「はい!」
血まみれになりながらでもまだ意識はあった
コナン「灰原…俺、お前と約束したよな…絶対に守ってやるって…そ、それに湊だって…」
灰原と湊は一筋の涙を流した
「江戸川君…」
これ以上言葉がなかった
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