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とある魔術の禁書目録の二次小説に挑戦します。
……書き終えてない小説たくさんあるのに、何やってるんだか。
序章 謎の少女 Riddle_Girl
その日の上条当麻は、やはりいつもの『不幸』な一日を満喫していた。
朝は寝坊から始まり、学校に行く途中で不良に襲われ猛ダッシュで駆け抜けたものの遅刻。
しかもその日に限って小テストがあったが、遅刻によって受けられず。
青髪ピアスと土御門と騒いでいて、怒られたのは自分だけ。
挙句の果てには、下校時に出会った御坂美琴に超電磁砲(レールガン)を撃たれて、追い掛け回されていた。
そんな一日も終わり、今は帰宅途中である。
ちなみに、美琴からは必死の逃走の結果、なんとか逃げ切ることが出来た。
そんな上条は今、どこかに寄り道でもしようかと思いながら、商店街をぶらついていた。

「その前に、インデックスに何食わせるかも考えなきゃなんねぇのかよ」

インデックス。
明らかに偽名のような感じをさせるが、本当の名前だ。
正式名称を、『Index-Librorum-Prohibitorum』という。
別名、禁書目録。
イギリス聖教の必要悪の教会(ネセサリウス)に所属するシスターである。
彼女は今、訳あって上条の住む学生寮に居候していた。
しかし、あらかじめ述べておくが、今回のヒロインは彼女ではない。

「……ま、とりあえず本屋でも寄りますか」

上条が、今まさに寄り道する場所を決定したその時だった。
ドンッという衝撃音と共に、肩に接触感を感じた。
だが、それだけではない。
上条が、感触がした右肩の方向を見ると、

「…………………………え?」

そこには、今まさに『生命の危機に瀕しています』と語りかけているような表情を浮かべながら走り去っていく少女の姿があった。
彼女が上条の横を通り過ぎたとき、少しの時間差を置いて、後方より不気味な表情を浮かべながら後を追う少年の姿が見られた。


























そう。
まるで獲物を追う獣のような眼をして。
































「あいつ、まさか……」

上条は、そんな様子を見て、黙っているわけにはいかなかった。
それが例え、どんなに強い敵だったとしても、だ。

「……くそっ!」

上条は、悪態をつくと、たった今通り過ぎた少女と少年の後を追う為に、今来た道を引き返す。
そう。
物語の始まりなんて、ほんの些細な事で構わないのだ。
ほんの少し、右肩に誰かが触れただけでも、充分きっかけとなってしまうのだ。
上条は、夕方とあって寮に戻っていく学生達の間を、全力で走りながら、

「……不幸だ」

と、小さく口の中で呟いた。
こうして物語は幕を開けた。

寮へと戻っていく学生達の視線を浴びながら、上条はオレンジ色に染まった商店街を、己の足で駆け抜けていくのだった。



























しかし、なぜこんなことになっているのだろうか?

































その答えを探るために、時間をさかのぼることにしよう。




























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