普通な僕の不条理な日常(57/95)縦書き表示RDF


右手にございますのは五本の指でございます♪
by素子

普通な僕の不条理な日常
作:結李



第五十六話 我が家の見学会


「で、なんで集まってるの?」
「未久が……」
「わ〜!!何でもないよ〜!!」
「素子、この家はなによ?」
「みんなで桐くんとおハルちゃんの帰りを待とうという話が出たので、ついでに家を改装させてもらいました♪」
ついでって………
「お代はこちらで払わせてもらいましたので」
「心の友よ〜!!」
ん?どこかで聞いたような……
「桐、久々の故郷はどうだったよ?」
「だいぶ変わってたけど、懐かしかったよ」
「そうか、今度梓と行ってみようかな……」
「なかなかいい所だよ」



みんなと少し話した後、素子さんの案内で家の中を見て周ることになりました。僕らの家なのに案内っておかしいけどね。
「一階はリビングとカウンター越しのキッチンで少し広めにとってあります。あ、トイレは四階まで各階についてます」
いらないと思うけど、無料なんで文句は言いません。



「二階は物置部屋とお風呂がついてます。窓が大きめにあるので明るい雰囲気が漂っています」
言ったら悪いけど、まともな間取りで驚きました。
「物置部屋、罠の材料がたくさん入りますよ」
「心の友よ〜!!」
素子さん…僕の寿命が……



「三階は、桐くんの部屋とおハルちゃんの部屋になってます。桐くんの部屋は五畳でおハルちゃんの部屋は六畳です。両方の部屋にバルコニーがついてます」
「広くないですか?」
「いいえ、その分縦に長いですから。置いてあった物はいい感じに綺麗に並べてありますので」
ここまでのことを暇だったからとかついでだからとかでやっちゃう人もすごいなぁ……



「四階は罠専用の部屋と半分は屋上となってます。そこのドアから屋上にでれます」
「素子、わかってないわね〜罠はね、予想もしないとこに仕掛けてあるから面白いのよ」
姉さんにしかわからないよ。
「桐、悪口かしら?」
そういえば姉さんは鋭いみたいな設定もあったなぁ……


次回、終業式 そして………











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