第四十四話 七夕番外編!!
「七夕よ!!七夕!!」
「うん、そうだね」
「というわけで、素子んち行くわよ!!」
すみません。素子さん……
全員集合で素子さんの家の屋上(テニスコート・バスケットコート付)で空を見てます。けど……
「こんな都会で、天の川見えるか!!!」
だよね………
「では、田舎にいきましょう!!」
また、急に………
で、なぜか北海道の別荘(かなり広い)。
「見える、私にも星が見えるぞ!!」
「きれ〜い」
星空…………
『ねえ、桐くんはわたしのお嫁さんになりたい?』
『いきなりそんなこと言われても……』
『じゃあ、またいつかいっしょにこの満天の星空の下、話をするときまでに決めておいてね』
『う、うん。わかった』
あれからもう、三年か〜。
「桐くん?みんな向こう行っちゃったよ?」
「え!?いつの間に!!」
「ゆっくり歩きながらいこ?」
「そうだね」
「ねえ、桐くんは織り姫と彦星のことどう思う?」
「どうって?」
「好きな人と一年に一回しか会えないなんて悲しいと思うの」
「そうかな?」
「桐くんはどう思ってるの?」
「一年に一回しか会えないから、それだけ会った時に大きな喜びがあると思うんだ」
「……………」
「なにか変だったかな?」
「ううん、わたし感動しちゃった」
「そうかな?」
「わたしは幸せ者だな〜」
「なんで?」
「いつも好きな人と……」
「桐さま〜!!わたし達も愛を誓いましょう!!この満天の星空の下!!織り姫と彦星には負けられないです!!」
ハイテンションだね〜。
「氷太、梓のこと愛し続けるって誓って♪」
「え〜と、俺は梓のことを愛し続けま〜す!!」
「どうせ俺は一人だよ………」
「あたしには…………桐がいるわ!!」
「姉さん、馬鹿言ってたらほんとに馬鹿になるよ」
「私は、まあどちらでもいいです〜」
「(わたしには桐くんが……)」
みんなで別荘の部屋に戻って短冊を書いてます。
「みんななに書きました?」
「楽しい日々が続くように(氷太)」
「永遠の両思い(梓)」
「彼女ができますように(鏡)」
「彼氏ができますように(姉さん)」
「幸せなことがありますように(未久)」
「桐さまと毎日会えますように(秋葉)」
「ちなみに私はおハルちゃんが退学にならないようにとお願いします」
「いや〜、悪いわね〜」
「桐さまは?」
「え?」
そういえば僕……特に叶えて欲しい願いが無い……
「どうしよう…」
「なんでもいいから書きなさいよ」
「じゃ、私達は飾ってきますね」
どうしよう…
「あら、桐決まったの?」
「うん、なんとか」
「なんて書いたの?」
「秘密です」
-姉さんがいつまでも笑っていられますように……
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