プロローグ
僕は麻真 桐!今年から、小学五年生♪去年の成績は全部A♪こんな僕でも悩みはあるわけです………
今、新しいクラスで、新しい友達と、新しい担任の先生の話を聞いています。
「はい、今日はここまで」
「桐〜帰ろうよ〜」
「ちょっと待って〜」
いつものメンバーで去年と同じ帰り道を通って帰る。
「また、明日ね〜」
「バイバイ〜」
「ただいま〜」
友達と別れて家に入ると……いきなり床がぬけた。かわしたら、今度は矢が左右の壁から飛んで来た。しゃがんでよけると、後ろから岩が転がって来た。ドアを開けて部屋に逃げ込む。……罠は、これで終わりのようです…
「おかえり〜桐〜」
「姉さん、罠仕掛けるのやめてよ。いつも言ってるでしょ」
みんな気付いてるでしょうけど、悩みの原因がこの姉です。趣味が罠を仕掛けることというとんでもない時代錯誤な姉です…ちなみに高校二年生…
「だって暇なんだもの、しょうがないでしょ〜」
バイトしてください。言っても無駄だから言いませんが…
うちは、貧乏ではないですが、裕福でもありません。調子に乗るとすぐ借金生活に入るようなギリギリな家計。母さんと父さんは、稼ぎを増やすため、姉さんに家をまかせて、とてもツラい仕事をしています。正直、姉との生活のほうがツラいと思います…あはは…
「「いただきます」」
こんな姉だけど、料理は上手です。意外です。摩訶不思議です。
「桐、あたしの悪口考えてない?」
さらに、鋭いです。
「さて、寝よう」
しかし、油断は禁物!!姉さんのことです。なにかあるはずです。注意深く布団に入ると……
「熱い!!!!!!!」
みんな、なにがあったと思う?カイロ?はずれ。
お湯?そんなに生易しくないです。
熱湯!下手したら火傷じゃすまないですよ!
仕方ないので、ソファーで寝ました……… |