ハヤテのごとく!ヒナギクが宇宙人!?やっとけ地球征服!(4/6)PDFで表示縦書き表示RDF


ハヤテのごとく!ヒナギクが宇宙人!?やっとけ地球征服!
作:Daisy Katsura



Story 3.白皇生徒奴隷化


「そこまでだ、アンゴル・モア!」
 ハヤテと虎鉄は生徒会室に飛び込んだ。
「待ってたわ、ハヤテくん。って、ハヤテくんよね?」
 ヒナギクは目を疑った。
「訳ありで今は女になってますが、僕はハヤテですよ?」
「ふーん。そっちの執事くんは?」
「虎鉄と申します」
 虎鉄は律儀にもお辞儀をした。
「この人が僕をこんな姿にしました。これで」
 ハヤテはそう言って虎鉄の懐から二つの光線銃を取り出した。
「お陰で僕は今、虎鉄さんのとりこです」
「こら返せ!」
 虎鉄はハヤテから光線銃を奪取して懐に戻した。
「ハヤテくん、男に戻りたいかしら?」
「出来れば戻りたいです」
「じゃあ戻してあげるわ」
 ヒナギクはそう言って一瞬で虎鉄の懐に駆け、虎鉄の鳩尾に拳を埋ずめて気絶させ、懐から二つの光線銃を奪取し、ハヤテに向けて性転換光線を照射した。
 するとハヤテの体が元に戻った。
 ハヤテは呆気に取られ口をポカーンと開けていた。
 そんなハヤテにヒナギクは一目惚れ光線を照射した。
「ハヤテくん」
「え、あ、はい」
 ハヤテは我を取り戻してヒナギクを見た。
 すると心臓がドキドキして来た。
「ハヤテくん、改めてお手伝い宜しくね」
 ヒナギクはそう言ってウィンクをしてハートマークをハヤテに飛ばした。
 そのハートマークはハヤテに当たり、彼の両目をハートマークに変える。
「イエッサー」
 ハヤテはそう返事をした。
 こうして、ハヤテはアンゴル・モア側に寝返った。
「さてハヤテくん。早速だけど、頼まれてくれないかしら?」
「何ですか?」
「そいつを片付けてきてくれる?」
「解りました、ヒナギクさん」
「モアよ」
「はい、モアさん」
 ハヤテは虎鉄をバルコニーに引っ張り出し、そこから空に向かって思いっ切り蹴り飛ばした。
 虎鉄はキラーンと輝いて遥か彼方へ飛んでいった。
「モアさん、他には何かありますか?」
「否、今は無いわ」
「そうですか。では、僕は教室に戻るので何か遭ったらお呼び下さい。直ぐに助けに来ますよ」
「あら、随分と頼もしい下僕じゃない。じゃ、宜しくね」
「はい」
 ハヤテは去っていく。
「あ、戻るついでに、職員室で牧村先生に此処へ来る様に伝えてくれる?」
「かしこまりました。伝えておきます」
 ハヤテはそう残して去っていった。
 ヒナギクは席に着き、<地球征服計画>と書かれたノートを開いた。
 そこにはこう書かれていた。
 桂 雛菊を乗っ取る。
 綾崎 颯を夫にする。
 地球人全員奴隷化。
 この内、一番上にはチェックが付いている。
 ヒナギクは二段目にチェックを入れてノートを閉じ、バルコニーに出て絶景を眺めた。
「もう直ぐ、この星も私の物ね」
 と口にするヒナギク。
 そこへ、牧村がやって来た。
「あの、桂さん。私に用って何ですか?」
 ヒナギクは振り向き、牧村の前に移動した。
「待ってたわ、牧村先生」
座って下さい──とヒナギクは牧村をソファに案内する。
「あの、牧村先生にお願いがあるんです」
「お願い、ですか?」
「はい。実は今、私は地球を征服しようとしているんです。そこで、天才科学者のあなたの力をお借りしようと思うのですが、協力して頂けないでしょうか?」「駄目よ」
 牧村は間髪を容れず拒否した。
「そんな事に私は力を貸さないわ」
「そうですか。では仕方ありませんね。あなたには奴隷になって貰います」
 ヒナギクはそう言って口からヤドリを吐き出した。
「さあ行くのよ。私の可愛いシモベ」
 ヒナギクがそう言うと、ヤドリは牧村に飛び掛かり、体内に侵入した。
「牧村、協力してくれるわね?」
 訊ねると、牧村は跪いた。
「はっ、仰せのままに」
 牧村はそう言うと去っていった。
「ハヤテくーん!」
 ヒナギクは叫んだ。
 するとハヤテが現れた。
「何かご用でしょうか、モアさん」
「ヤドリたちを白皇内の人間に入れて来て」
 ヒナギクはそう言って大きな袋を用意し、ヤドリをその中に沢山吐き出してハヤテに渡した。
「かしこまりました」
 ハヤテは袋を持って生徒会室を跡にし、白皇中を回って生徒全員にヤドリを乗り移らせ、ヒナギクの下に戻った。
「終わりました、モアさん」
「ご苦労様。戻って良いわよ」
「はい」
 ハヤテは去っていった。












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