ハヤテのごとく!ヒナギクが宇宙人!?やっとけ地球征服!(3/6)PDFで表示縦書き表示RDF


ハヤテのごとく!ヒナギクが宇宙人!?やっとけ地球征服!
作:Daisy Katsura



Story 2.虎鉄に惚れたハヤテ


 白皇を抜け出したハヤテは屋敷に向かって走っていた。
 すると執事の虎鉄こてつが現れ声を掛けてきた。
「綾崎、そんなに急いで何処行く?」
 しかしハヤテは止まる事なく「今はあなたに関わってる暇はありません!」と返答して通過していく。
「まあ待て」
 虎鉄はそう言ってハヤテの腕を掴んで引き留めた。
「何するんですか?放して下さい」
「綾崎、私とデートをしてくれ」
「嫌ですよ。第一あなた男じゃないですか」
「そうか。なら致し方ない」
 虎鉄はそう言って懐から光線銃を取り出した。
(な、何か嫌な予感)
 こう言う時、ハヤテの直感は当たる訳で・・・。
「お前を女に変えるまでだ」
 虎鉄は光線銃をハヤテに向けトリガーを引いた。
 するとハヤテの髪が見る見る内に背中まで伸びていき、胸が膨らんでいった。
「な、何なんですかこれ!?」
 ハヤテは驚き、自分の体を改めた。
(うわっ、僕全身女の子に!)
「これは性転換光線銃と言ってな、私が牧村 志織まきむら しおりに作らせた物だ。この光線を浴びた者は一瞬にして性別が変わってしまう」
「な、何の為にそんな事を?」
「決まってるじゃないか。君と付き合いたいからだ」
「はあ」
 ハヤテは溜め息を吐いて肩を竦めた。
「いい加減にして下さい。キモイですよ、変態」
「何故だ綾崎?何故私では駄目なのだ?」
「あなたが男だからですよ」
「それはお前を女にした事で解決した」
 その言葉にハヤテは沈黙した。
「しかしそれでも駄目と言うならこうするしかあるまい」
 言って虎鉄は光線銃を仕舞い、別の光線銃を取り出してハヤテに向けた。
「今度は何ですか?まさか、目の前に居る人に一目惚れさせる光線とか言うんじゃないでしょうね?」
「ご明察」
 虎鉄はそう言って光線銃を放った。
 途端、ハヤテの心臓の鼓動が早くなった。
(そんな、本当に恋してしまうなんて)
「綾崎、私と付き合ってくれ」
(断ろう)
 ハヤテはそう思うが、しかし、あらがう事が出来ず「はい」とつい返事をしてしまった。
(僕は何OKしてんだ!?)
「よし綾崎、初デートと行こうか」
「はい。けどその前にやりたい事があるんですけど」
「やりたい事?言ってみろ。ものによっては手伝ってやるぞ」
 ハヤテは先程、白皇で起きた事を虎鉄に伝えた。
「何っ、宇宙から地球を征服しようとしてる奴がやって来ただと!?」
うーむ──と虎鉄は唸り考え込む。
「よし、良いだろ。手伝ってやる」
「有り難う御座います、虎鉄さん」
 虎鉄がパーティに加わった。
「よし、それじゃあ早速、アンゴル・モアとやらを倒しに行こう」
 虎鉄が言うと、二人は白皇の生徒会室に向かった。












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