神様が空から落っこちてきた。
神様が空から落っこちてきた。
「神様、私の願いを聞いてくれませんか?」
群がった人の中で、一人の青年が話かけてきた。
「せっかくの機会じゃ、聞いてやろう」
「死んだ両親を生き返らせてほしいんです」
神様は悩んだ。神様にとって死んだ者を生き返えらせるなんて造作もないこと。
しかし、人間界において死んだ者は絶対に生き返らない決まりだ。
しかも、これはわしが決めたことなのだ。自分の手で破っていいものか……。
「まずは理由を聞かせてくれぬか?」
願いを聞いてやると言ったのだ。
とりあえず事情だけでも聞いてやろう。
「神様が落ちた所、僕のお家だったんです」
神様はすぐさま両親を生き返らせた。