【赤色】
赤色はーー私と同じ。
紅色よりは目立たない。
しかし確実に影が薄いわけでもない。
だから赤色は平凡。
私は仙人の残した地図を見た。
しかし白紙だった。
「これからどうすればいいの…」とつぶやいた。
とりあえず歩き出して、その途中に看板があった。
看板に赤色の矢印があった。
その方向に向かってまた、歩き出した。
景色が変わってきた。
しかしそこには赤色はなく、黒いりんごや、黒いポストがあった。
「どうして赤色がないの…」
その時、気がつけば隣に赤色の仙人がいた。
「赤色を取り戻すには、赤色の持つ特性をおぬしが取り戻さなければいかん。赤色の特性は怒り。では頑張るのじゃぞ」
そういうと仙人は消えていった。
「怒りってどういう意味なの…」
とりあえず、この
「赤色の街」で
「怒り」を探すことにした。
まず、スーパーに行ってお腹を満たした。
次に
「怒り」のありそうな学校にいってみた。
「本当にどこにあるの…」と言った時、音楽室を通りかかった。
中をみると赤色のりんごが置いてあった。
四分の一ぐらいだ。その下に置き手紙が置いてあった。
メモ
赤色を四つ集めれば
怒り集まる。
これを読んだ私はやる気が出てきた。
「よーし、頑張るぞ」
そして学校中をくまなく探してついに、三つ集めた。
夜ーー
私はデパートのベッドで寝た。
次の日の朝。最後の建物の中を探しに行く。
博物館のようだ。化石の中も探したが、見つからなかった。
私は外に出て、叫んだ。
「どうしてないの!」
その時、りんごが光を放ち、四つ揃った。
「どういうこと?」その時、また隣に仙人がいた。
「こういうことじゃよ。この街には赤色のりんごは三つしかないのじゃ。最後の一つはその人間が怒りを示すことだったんじゃよ。これで、未来の地図が埋まっているはずじゃ。次の行き先は未来の地図に書いてある。ではまたな」と言うと消えていった。
私は次の場所に向かって歩き出した。 |