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異世界樹~ちょっぴりチートと転生と~ 作者:辻桐 あすら

一章 目覚めたとき、俺は双子葉植物であった。

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六話 獣人の集団 聴覚 回復魔法

その少女は、ますっぐとこちらを見ていた。
(…俺に気づいたのか?)
少女は驚いた顔だ。どうして俺の声が聞こえたんだ?
(解明っ!)

名称:クォン・ラロ 獣人
Lv.22
HP:62/70  力:26
MP:50/50  耐久:32
SP:40/60  素早さ:66
知力:72
称号:
《獣人の巫女》
スキル:
《獣戦術》《話神 (称号 獣人の巫女により付与)》

こっ、このスキルは・・・!?

スキル 話神:神からの神託を受け取ることができ、また、
       神に近しい者からの念話を断片的に受け取れる。
       相手がどういった存在なのかまで、把握できる。

なるほど。完全には聞こえずとも、俺の言いたいことがわかるんだな!
てゆうか、呼び止めちゃったけど、何もできないんだよなぁ。
(くっ!と、とりあえず俺の周りに負傷者をあつめてくれ~!)
少女はさらに驚きながら、集団の先頭にいる獣人に、
なにか言葉を発して呼び止めているようだ。
(今のうちにどうにかしないと・・・
 くそっ!回復魔法使えないのか!)

ピコンッ!
[現在所持している信仰値を200消費して、
初級回復魔法を使用可能にしますか?]

うおっ!びっくりした!!なんだ今の無機質な声。
初級回復魔法?ほしいほしい!くれ!

[信仰値を200消費して、初級回復魔法を使用可能にしました。
 現在使用可能な回復魔法は、ヒーリング,キュアとなりました。
 消費MPはそれぞれ3,2です。MPの自然回復速度、毎分10により、
 連続使用が可能です。]

ヒーリング…?間違いない!傷を癒す魔法だ!てか消費MPすくなっ!
光魔法の方だけが…初級からいかれてやがるぜ!
(おいっ!そこの…うん、クォンちゃん!負傷者を俺の周りに
 集めるんだ!早く!)
初対面の女の子ちゃんずけで呼ぶとかきもいよなぁ。
あっ!俺もう人間じゃないからいっか。
少女はためらいながらも、俺の言いたいことが分かったようなので、
先頭の人に伝えている。聴覚ないから何言ってるかわからんけど。

ピコンッ!
[現在所持している信仰値を400消費して、
 聴覚を入手しますか?]

(…!?)
な、なんだって!あれだけ欲していた五感が簡単に手に入るのか?
でも、信仰値400はきついなぁ。
でも、どうしてもほしいからなぁ。ここは堂々と決意いたします!

[信仰値を400消費して、聴覚を入手しました。
 5分ほどで、体と完全に調和します。]

念願の聴覚を手に入れたぞ!
…少しづつあたりの音が聞こえるようになってくるようだ。
だんだんとざわざわした音、声が聞こえてくるようになってきた。

獣人の先頭の人が目を丸くしてこちらを見ている。
少女から話を聞いてびっくりしているようだ。
先頭の人が他の獣人達に指示を出している。すると…
「神よ。」と、口々につぶやきながら、獣人達が頭を下げ始めた。
ちょちょ、どうしてこうなった?とりあえず負傷者集めてよ~!

数分後俺の目の前に、負傷者が並べられた。
(よし!やったるぞ!)
俺は、覚えたての初級回復魔法をつかって、負傷者の治療を始めた。
残り信仰値:398
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