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ラルフのうわごと
作:犬



 あらすじ
ある日、不意に「僕のなか」に生まれたラルフ。大学生になった主人公は、時折ラルフの声を聞きながら、そこにある日常を生きる。他者と自分を隔てる心の壁を崩せないまま、そこにある日常を生きる。主人公が目にした風景、感じた感覚、放った言葉、ラルフのうわごと。果たして。


 Nコード
N8196D


 文字数(読了時間)
36332文字(約73分)


 種別
通常小説[短編作品]


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 ジャンル
文学

 カテゴリ
文学 友情 大学生 現代(モダン) 

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 キーワード
 


 出だし150文字
「お前なんか生きてたって死んでたってどうでもいいよ。ほんとどうでもいい。」消えない言葉。消したいあの日の言葉。僕もあいつも小学生だったが、喉から出てくる音の組み合わせがひとの心を傷つけてしまうことはもうわかっていた。痛んだ心。一人称が、罠を張る。「僕は涼介のことをどうでもいいなんて思わないよ




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