挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
World Wide Wonderland –人形使いのVRMMO冒険記– 作者:星砂糖

ログイン1日目

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

11/205

W3の歩き方(チュートリアル)–スキル

前話に預かり施設と、それに関する襲撃についてを追記しています。
「じゃあ次はマイフレンドもお待ちかねのスキルについて!」
「このゲームのキモですね」
「そうだね!と言ってもここで説明するのはざっくりとした説明だけどね。それっ!」

キョウコさんが指を鳴らすと黒板に文字が現れた。
ご丁寧にチョークで書かれた文字のようで、ところどころ小さく掠れている。
やっぱり、力の入れ具合がおかしい気がする。

黒板には4つの項目が書かれていた。

・スキルについて
・スキルの取得方法−スキルメニュー、経験、指導、スキルの書、スキルオーブ
・スキルのレベルアップ−スキルメニュー、使用、指導
・スキルスロットについて

「スキルチュートリアルの内容はこんな感じだよ!細かくするともっとあるんだけど、そこは冒険しながら自分で調べてね!」
「わかりました」

効率的なスキルの使い方や組み合わせを、冒険者同士で話し合ったり、冒険した先で出会うNPCから変わったスキルを教えてもらえるかもしれない。
そういうのはワクワクするよね。

「じゃあスキルの説明からだね。スキルは一定の動作で体を動かしたり、決められた能力を使えるようにしたものだよ」
「一定の動作っていうのは武器の振り方や生産の時の動き、決められた能力は魔法や補助スキルのことですか?」
「その通り!【剣術】スキルは剣を持ったことがない人でも振れるようになるスキルだから、スキル名を言うとシステムで決められた動きをするんだよ」
「スキルを使わなくても同じ動作ができますよね?」
「そうだね。ただ、スキルはST(スタミナ)やMPを消費するぶん威力があるから、全く同じ動作でもダメージが違うけど、その分使用後の硬直や、使用中動けないとかの効果もあるよ」
「メリットばかりじゃないってことですね」
「そうだね。ただ、生産系スキルは逆かな。自分でやったほうがいいものができる場合もあるよ。スキルを使うってことはロボットみたいになるから一定の品質になると思ってくれていいよ」

頭の中には一列に並んだ冒険者がスキル名を言って、一糸乱れぬ動きで何かを作ってる映像が思い浮かんだ。
きっとロボットって言われたせいだ。

「次はスキルの習得方法だけど、簡単なのはメニューの『スキル』から『スキル取得』でスキル一覧を出して、その中から欲しいスキルを選択する方法なんだけど……スキルの数が多くてちょっと使いづらいんだよね」
「あー。職業もたくさんありましたし、スキルも多そうですね」
「多いね〜。取るものが決まったら一覧で探すってやり方がいいと思うよ。NPCや掲示板でオススメのスキルを聞いたりしてね!」
「なるほど」

職業クエストがあるらしいし、先人の知恵を借りるってことかな。
掲示板では特別な組み合わせを教えてもらえそうだし。

「後、一覧からスキルを習得する場合はスキルポイントが必要なんだけど、これはレベルアップした時やクエストで手に入るよ」
「レベルアップでも貰えるんですね」
「うん。後で話すんだけどステータスを強化するステータスポイントも貰えるよ」
「そういえばそんなのもありましたね」

確かステータスポイントは10ポイントあったはず。
ステータスの凸凹さとスキルスロットの空きがないことに気を取られて忘れてた。
ただ、覚えていたとしても、すぐに割り振ることはないかな。
どう振ればいいかわからないし。

「続けるね!他の方法だと経験を積めばスキル習得できるし、スキルの書を使えば覚えられるよ。ただ、どっちもスキルスロットに空きがないとできないからね。ちなみに、経験の場合は習得するか確認メッセージが出るから、スキルスロットが勝手に埋まることはないよ。スキルの書は自分で使うんだから確認メッセージは出ないけどね」
「埋まらないんですね。よかったです」

スキルスロットを空けた状態で料理をしていたら、勝手に【料理】スキルで埋まってた。
なんてことが起こったら炎上するね。
間違いなく。

「指導はスキルを持った人が色々な条件を満たして、持ってない人にスキルを教える方法だね。プレイヤーだと職業適性に書かれてるよ」
「【釣り】スキルを教えようかと聞いてきた人がいるですけど、その人は職業適性に指導があったってことですか?」
「多分そうだね。その人は条件も満たしてたんだと思うよ。それで、最後の1つがスキルオーブだよ。これはスキルスロット付きのスキルの書だと思ってくれればいいかな」
「スキルスロットを埋めずに覚えられるってことですね」
「そう!デメリットがないぶん見つけづらいし、一度使ったらなくなるよ。もし見つけたとしても、自分で使うか他の人に渡すか売るかはマイフレンド次第だよ!」

僕に必要なスキルだった迷わず使うだろうけど、すでに覚えてたり、いらないスキルなら売るのもありかもしれないね。
見つけたらの話だけど。

「スキルの覚え方はこんな感じ。次はスキルのレベルアップだね。基本的には使い続けてたら上がるんだけど、変わったスキルの場合はレベルアップに条件があるんだ。例えば【武器屋】ってスキル。これは移動先でも屋内型の店舗を構えられるスキルで、レベルが上がれば店舗が広くなるんだけど、レベルアップの条件が一定の金額を売り上げることと職業クエストをクリアすることだったりするんだ」
「なるほど。条件がなかったら長時間店を構えてるだけでレベルが上がっちゃうんですね」
「そうだよ。それで、レベル上げの条件を確認する方法はメニューの『スキル』の中にある『レベルアップ』だね。その機能は使ってたら上がるスキルに対して、スキルポイントを消費してレベル上げを行うんだけど、条件があるやつは条件が表示されるだけで上げれないんだ。確認してみるといいよ!
「わかりました。見てみます」

メニューを表示して『スキル』から『レベルアップ』を選んだ。
選択するとスキルの一覧が表示されて、レベルアップできるやつは消費ポイントが、できないやつは条件が書かれていた。

繰り糸(マリオネット)Lv:1 レベルアップに必要なSP5

人形の館(ドールハウス)Lv:1レベルアップに必要な条件 職業クエスト

同期操作(シンクロアクション)Lv:1 レベルアップに必要なSP10

・工房Lv:1 レベルアップに必要な条件 職業クエスト

人形作成(ドールクリエイト)Lv:1 レベルアップに必要な条件 『右腕』30回作成

自動行動(オートアクション)Lv:1 レベルアップに必要なSP5

能力入力(スキルインプット)Lv:1 レベルアップに必要なSP5

自爆操作(爆発は主人のために)Lv:1 レベルアップに必要なSP10

一部スキルは条件付きだけど、SP消費で上げれるやつもあるね。
SP消費の場合は使用していれば上がるやつだから、積極的に使っていくとして、『右腕』30回作成は作るしかないね。
職業クエストはどこで受けれるんだろう。
キョウコさんに聞いてみよう。

「条件に職業クエストがあるんですけど、どこで受けれますか?」
「うーん。いくらマイフレンドとはいえ、それは教えられません。自分で探すしかないよ!でも、マイフレンドにはヒントをあげる!NPCが教えてくれるよ!」
「NPCですね。ありがとうございます」
「いいってことよ!私とマイフレンドの仲じゃん!」
「あはは……」

人形使い(ドールマスター)に関するNPCを探す必要があるんだね。
職業が漁師とかだったら同じ職業のNPCからたどり着けそうだけど、僕の場合はどうなるんだろう。
ナックルから見せてもらった掲示板に『☆5職業用のフィールドが解放』みたいなことが書かれてたと思うんだよね。
そのフィールドにいるかもしれないね。
後でもう一度掲示板を見てみよう。

「後は指導でレベルアップする方法だね。これはスキルを教えてもらう場合と同じで、プレイヤーの場合職業適性がいるけどね」
「スキルを覚えて、さらにある程度強くしてもらえるってことですか?」
「そうだよ。武術で言うところの師範とかかな」
「あー。なるほど」

ナックルもトレーナーに指導されてるけど、その人も引退した先人だし、経験者ならではの教え方があるからね。
的確なアドバイスや、知らない技術を教えてもらえたらレベルが上がるのかな。

「じゃあ最後にスキルスロットね。スキルスロットはスキルをセットするところだけど、スキルスロットオーブっていうアイテムを使って増やすこができるんだ。そのアイテムはクエストやイベントで手に入るよ。それがこれ!」

キョウコさんが教卓の中から透明な玉を出した。
透明な玉は手のひらサイズで、ほんのり光ってる。
光ってなかったらただのガラス玉に見えるね。

「この玉の中に光が閉じ込められてたらスキルオーブになるんだ。それがこれ!」

次にキョウコさんが出した玉は、中央で淡い光がキラキラしていた。
見た目では何のスキルかわからないから鑑定してもらわないとダメなんだろうね。

「というわけでこれをどうぞ!」
「え?もらえるんですか?」
「チュートリアル特典だよ!」
「ありがとうございます」

キョウコさんがスキルスロットオーブを渡してくれた。
僕が手に取っても所有権が移っただけなので、自動でアイテムバッグに入らなかった。

「それの使い方は胸に当てるだけでいいよ。そうすればスキルスロットが増えるからね」
「こうですね」

胸にスキルスロットオーブを当てると、オーブが光になって胸に吸い込まれた後、体が一瞬光った。
特に変わった感じはなかったけど、ステータスを開くとスキルスロットが増えていた。
ステータス(時間経過でMPが回復、スキルスロット追加)

名前:オキナ
種族:人族
職業:人形使い(ドールマスター)☆5
Lv:1
HP:84/100
MP:313/500
ST:110/110
STR:10
VIT:10
DEF:10
MDF:100
DEX:300
AGI:10
INT:200
LUK:50
ステータスポイント:残り10

スキル
繰り糸(マリオネット)Lv:1〕〔人形の館(ドールハウス)Lv:1〕〔同期操作シンクロアクションLv:1〕〔工房Lv:1〕〔人形作成ドールクリエイトLv:1〕〔自動行動オートアクションLv:1〕〔能力入力スキルインプットLv:1〕〔自爆操作(爆発は主人のために)Lv:1〕〔〕
スキルスロット:空き1
スキルポイント:残り10

職業特性
通常生産系スキル成長度0.01倍
通常魔法使用不可
武器装備不可
重量級防具装備不可

装備
・武器1:装備できません
・武器2:装備できません
・頭:なし
・腕:なし
・体上:冒険者のローブ
・体下:冒険者のズボン
・足:冒険者の靴
・アクセサリー1:なし
・アクセサリー2:なし
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ