ども、秋風です
実はですねぇ友人に
最近新しい小説ばっか書いてるけど前のは書かないの?バカなの?死ぬの?(°Д°)
と言われたので急遽書きあげました。書いてやったぞぉ!こらぁ!
というわけで、書きました。直人の戦いは次の話です。すっかりゼオンを忘れてました。ちなみにゼオンの由来って何?って聞かれたんですけど、たまたま金色のガッシュを読んでいたらこれいいねということになりました。最初はアポロだったし(笑)
ではどうぞ!
第六十話「紅蓮の騎士VS白炎の紳士」
ゼオンside
白いシルクハットの男とワイバーンがいた。かつて俺の部隊を全滅させた男・・・絶対に許さん!
「ふふふ・・・さあ始めましょうか!」
ワイバーンに掛けられた剣を引き抜き、バランが襲いかかる
「シャインイーグル!」
『ロードカートリッジ』
「紅蓮一閃」
紅蓮一閃により男は弾き飛ばされる。
「なるほど、おもしろい・・・」
バランは空中で回転し、地面に着地した。
「前回の貴方は私にたいして殺意しかぶつけてきませんでした。我を忘れ、ただ無心に突っ込んでくるだけ。これは非常に面白くない」
「だったらなんだ・・・」
バランは笑いながら剣を担ぐ
「しかし今の貴方は・・・ふふっ、真っ直ぐな瞳と信念を持っている。その冷静な判断と攻撃・・・素晴らしい!」
「だから、何だと言っている・・・!」
「つまり・・・」
バランは言いながら手を広げる。
「そういう人間こそ!破壊するのが楽しいのだよ!」
再び剣が交わる。先ほどよりも重い剣撃がのしかかる。
「ぐっ!」
「さあ見せたまえ!君の力を!」
「シャインイーグル!」
『オーライ!モードチェンジ!』
シャインイーグルの光が収束し、剣の形が変わった。メシアスワローと似た形状ながらも、その威厳を欠かさない金色の刃が輝いていた。
「ほう・・・」
「初代のクラウン家の当主・・・ゼオン。そのクローンである俺ならば、これも使いこなせる」
「面白いですね。その覇気は・・・」
「クラウン家の秘剣『クロスハート』・・・プログラム上不可能ではない。これで貴様を斬る」
ずっしりと、その魔力が俺を覆って行く。クロスハートは実際には存在しない剣だ。シャインイーグルのプログラムを書き換えたものだといえばわかりやすいだろうか
「いいでしょう・・・その力!見せてもらいましょう!」
ふたたび互いに駆け出すと、刃が交わる。それによって衝撃波が生まれ、互いに吹き飛んだ。
「うっ!」
「むっ・・・!」
「クロスハート・・・!」
『all right』
剣が割れ、双剣へと変化する。双剣は輝きを増して、金色の剣と銀色の剣へと姿を変えた。
「おおおおっ!」
「やりますねぇ!」
俺が双剣であるにも関わらず、バランはそれにまったく引けを取らずに対抗してくる。これが、闇の使徒の幹部・・・!この前のリンとはまた違う!
「ワイバーン・・・やりなさい」
『――――――!』
ワイバーンが咆哮を上げて焔を吐いた。
「クロスハート!」
『protection』
ベルカ式の魔法陣が俺を包み、その焔を防御する。やつはビーストデバイスではないのか!?
「何か勘違いしてるようですね・・・私のこのワイバーンはビーストデバイスではありませんよ」
「何!?」
「貴方はワイバーンナイトの話をご存じか?」
バランは言いながらワイバーンを撫でる。ワイバーンはそれに嬉しそうに答えた。まるで犬や猫のように嬉しそうに声を出していた
「ワイバーンナイト?」
「龍騎士です。龍に騎乗し、戦う空の騎士」
聞いたことのない名前だった。龍を召喚する召喚士の話ならば知っているのだが・・・
「簡単な昔話をしましょう」
笑いながらバランはワイバーンを撫でた
「ある世界に騎士がいました。騎士は戦いにおいて自分の存在を実感できる騎士でした。騎士は幸せでした。その戦いが、存在を実感できることが、しかしその世界では次第に戦いが減っていき、騎士は存在を実感できることが出来なくなりました。騎士は次第に自分の国で暴れまわり、民を、仲間を殺して行きました。しかしそれにより騎士はお尋ね者になりました。戦いがやりにくくなった騎士は黒魔術師に頼んでどこかの異世界へと送られました・・・」
「まさか・・・お前」
俺が予測したことが正しいなら、こいつは・・・
「異世界から来た、騎士・・・」
「そうです。私はもう覚えていない世界より此処に現れ、生を実感し続けた」
そのいやらしい笑みを見て、俺の手に段々と力がこもっていく。そんなことのために・・・そんなくだらないことのために、俺の仲間は・・・!
「そんなことのために、ティーナを!みんなを・・・!」
「私には人とは私の存在を証明するための道具でしかない!私の目的はただそれだけなのですよ!世界を変える?そんなこと知ったことではない!Anotherもそのうち殺す!そしてまずは貴方だ!」
バランがワイバーンにまたがり、剣を槍へと変えた。
「さあ、始めましょう!」
「許せねぇ・・・」
今までこんな奴のせいで死んだ人のためにも、ティーナのためにも、部隊のみんなのためにも・・・!
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
「はあああああああああああああああああっ!」
クロスハートと奴のデバイスが激突する。俺はそのまま押されて地面に叩きつけられる。
「っく!」
『マスター!次が来ます!』
「ちぃっ!」
低空で槍が俺の横を通り過ぎようとする。俺はそれを受け止める。そのワイバーンに騎乗した状態のせいで、その速度をギリギリでしか捉える事が出来ない。
「さあ、終焉ですよ!」
奴の槍に魔力が溜まっているのがわかった。まずい・・・
「?」
そんなとき、俺のポケットから紅のソウルエレメントが輝きを放った
――数日前
「で?結局俺が言ったのに手伝うと」
光の剣隊舎で、俺は直人と話していた
「ああ、アリサ、すずかにも了承は得た」
「そ、ならいいよ」
と、やけにあっさりと認めてくれた。何故だ?
「随分とあっさりしてるな」
「お前のことだから、アリサ達に知らせないと最初は思ってたから反対したんだよ。了承得てんなら俺はいいよ」
なるほどな・・・
「で、もう一つ別に理由があるんだ」
「何?」
もう一つの理由?
「これだ」
そう言って俺に見せたのは紅く輝く玉だった。
「これは?」
「ソウルエレメント・・・の一つだ」
「なるほど、これが」
と、手に取り、それを見る。それはまばゆい光を放っていた。
「予想なんだが・・・コレの適合者はアンタじゃないか?」
「何故そう思う?」
「何となくだ」
俺が理由を尋ねると、バッサリ切られる。こいつ、こんな性格だったか?
「まあ、冗談として・・・今までソウルエレメントはその魔力色に反応していた。それも結構な実力者や、強力な力を持った人間にだ」
「なるほどな・・・それで、俺と?」
「オリヴィエの力を一時的に得たんだ。後はそのきっかけがなんなのかだけどな」
「わかった、これは預かっておこう」
そう言って俺はそれを受け取った。
「もうすぐ、Anotherと決着がつく・・・そんな気がするんだ」
「そうだな・・・全てに決着を付ける。俺も・・・」
「おい、分かってると思うが・・・」
「殺しはしない・・・アリサたちとの約束だしな」
俺がそう言うと、直人は少しだけほっとした顔になった
「ならいいけど・・・」
「それに、あんなやつを殺しても、何の価値もない」
「それもそうだな」
直人が笑っていた。最近はいい笑顔だとも思える
「直人、変わったな」
「そうかな?」
「ああ、いい顔になった」
初めて会った時はどこかに負の感情が見えたが・・・
「多分、家族が増えて幸せになったからだな」
「そうか」
「お前も、幸せになれるといいな」
俺はその言葉に驚きながらも、笑っていた
「ああ、そうだな」
回想終了
そうだ・・・俺は、こんなところで死ぬわけにはいかない・・・!
「ソウルエレメントよ・・・仲間たちの無念のために、ティーナの無念のために・・・そして、今家に待つ家族のために!俺に力を貸せ!」
必死でそう叫んだ。その瞬間だった。紅いソウルエレメントは眩い光を放った
「!?」
「っ!なんです!」
そしてそこに立っていたのは金髪の女性・・・俺はその女性の名を呼んだ
「ティーナ・・・?」
「マスター、大丈夫ですか?」
「お前、クロスハートか・・・?」
「はい、そうですマスター・・・」
ティーナは言いながら向かってきたワイバーンを素手で殴り飛ばした
「なっ!?」
「バカな・・・!」
「行きましょう、マスター・・・全てに決着を」
「わかった、行くぞ!」
そう言って俺は立ち上がった。
「「ソウル・イン!」」
俺のバリアジャケットは今までの者に紅いジャケットに金色のラインが入ったものだった。そして剣も今まで以上に魔力と形が増大していた
「これなら、行ける」
「舐めるなぁ!」
再び、体制を整えたバランがワイバーンと共に突っ込んでくる
「この一撃は・・・仲間と、ティーナの無念のための一撃だ・・・覚悟しろ」
『ロードカートリッジ』
5発のカートリッジをロードし、クロスハートが輝きを放つ
「終剣・紅蓮円舞、如月・・・」
「はああああああああああああああああああああっ!」
俺の想いをこめた一撃だ・・・これで決める
―――ガキィィン!
互いの刃が交わり、バランが通り過ぎた
「「・・・・・・・・・・・・」」
そして俺の肩から血が溢れる
「・・・・っ!」
「ふふ、私のか・・・!?」
だが、バランの腹部からも血が噴き出し、ワイバーンの翼が片方斬れていた
「俺の、勝ちだ・・・!」
剣を空に掲げ、仲間たちに向けてその言葉を言った。見ていてくれたか・・・?ティーナ。こうして俺は気絶した
紅蓮の騎士 ゼオン・クラウン VS 白炎の紳士 バラン
勝者 紅蓮の騎士 ゼオン・クラウン ただし、気絶により戦闘続行不可能
秋風「今回、ゼオンのことをわすれてたので入れました。申し訳ない」
ゼオン「頼むぞ、数少ない出番なんだ」
秋風「まあ、次回は直人だけどね」
ゼオン「・・・次回、第六十一話『蒼天の騎士 不屈のエース 蒼天の影 VS もう一つの蒼天』」
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