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30話だ〜!
名「・・・ですね」
・・・・。
名「・・・・・・」
・・・・。
名「なんで、私の名前って名前の『名』なんですか?」
あのですね〜。
名「・・・・・・」
お気に召しませんでしたか?
名「変な名前だもん。めいって・・・めいとか、めい芽衣めいとかならわかるけど・・」
知りたい?
名「うん」
珍しい名前の人が欲しかったからぁ___
名「ざっけんなぁぁぁぁあぁぁぁぁあああああああ!!」
げふぅ!!

オレと死神?!
作:飛焔



【26話】球技大会! 前半戦 如月駿の頭にご用心?


教「う〜む。校長、この梅昆布茶おいしいですねぇ〜」
校「寂しい心すら温まるわぁ」

お前等! ちゃんと仕事しろよ!! もう、試合が始まるんだぞ!!
ダメだ・・・この2人・・・。

教「あ。ジャンプボールやってて」
校「オセロやろうよ」

ついでか!? なんか、『ついでで』って感じだな!!?
ってか! 校長!! オセロじゃなくて、試合を見てください!!

ツッコミを入れてるあいだに、ボールは高く上がっていた。
ボールは如月が弾いて、日下部に渡る。

日下部はディフェンスを次々と抜いていき、ツーポイントエリアまで足を進めていた。
オレは福沢をマーク。将は樋口。如月が野口について仁志田が日下部の後ろにつく状態だ。

ヴァンと、夏目は2人を通すものかと、徹底的に防御する。

仁志田ニッシー!! 行くよ」
「応ッ!」

仁志田が夏目を押さえる。実質、ヴァンと日下部の1対1になる。





日下部君の持ち味は素早いクロスオーバー。後は、股を通されない限り抜かせないよ。

しっかり、姿勢を低くして手をちゃんと上げる・・・。
パスもフェイントも・・・見逃さないよ!

迷わず日下部君は、ボールを1回戻して助走をつけて駆け込む
4〜5回ボールを左右に揺さぶる。そして、左へドリブル。

と、見せかけて・・・右だぁ!

「ちぃ!」

案の定、日下部君は右へリターンしていた。

「なんてね」
「!?」

伸ばされた腕の先には日下部君は居なかった。真後ろでボールがバウンドしてる音が聞こえた。
後ろに視線をやると。レイアップの体制に入る日下部君が居た。
球は綺麗にリングを通る。試合開始から僅か9秒の出来事だった。

教「バックターン!」
校「その後にすぐ股を通した後、足音を発てずに後ろに行ったのじゃ」

と、解説をする2人。
にしても、早すぎだろぉ!?

「速さが唯一の武器ですから☆」
「くぅ・・・!」

逆に言うとそれ意外取り柄がないってことだよね?

「無理にボケないのよ、ヴァン」
「こんな時にも心を読まないでよ。ラミア」





よし。この、先制点は大きい!
密かに僕は口元を緩めていた。
仁志田と日下部、そしてカズが切り込んで。
僕が指揮をとり、駿がリバウンドをちゃんと取る。
この陣形さえ上手く指揮すれば・・・突破口はある!!

問題は・・・・・守備だ。取って盗られての繰り返しはダメだ。
さぁて、相手はどうでてくる?

スローインから来る相手の動きに警戒しながら僕は、守備位置につく。


福沢から、ヴァンに渡り。逆サイに居る樋口に渡る。
樋口にマークをしてる僕は足止めをするが、抜かれる。

日下部が迅速な反応をしてパスコースを潰す。そして、駿が球をカットしに向かう。

「!!」
「何を笑っている?」

そう言いながらちゃんとカットしてくれる駿。さっすが!!

教「うわぁ・・・」
校「あれって、卑怯だよね」
「「あの、頭・・・」」

そうか! 樋口は駿の哀れな頭を直視してしまったんだ!?
たしかに、あれは・・・破壊力あるからなぁ〜。ピンクのハートマークがある、坊主。

ってか、駿の目から涙が見えたような・・・?

球はカズに渡る。
カズは勢いよく駆けてゆく。スリーポイントエリアにすでに居た仁志田に球をパスする。

仁志田はそのままシュート・・・。

球は綺麗に弧を描きバックボードに辺り、リングから弾かれる。
それを、全力疾走した駿がリングに叩き戻す。

教「ピンクマン! ピンクマンがダンクを決めましたぁ!!」
校「ただの、ピンクじゃないか・・・」
「ピンクマン言うなぁ!!」

駿のツッコミ(?)は体育館に響いた。



それから、1回流れは持っていかれて点差は10になるが、日下部とカズが流れをこちらに戻す。
そうこうしてる、間に点差は僅差になった。そして、第一クォーター終了の笛が鳴った。

第一ピリオド終了時、得点。
Aクラス    Bクラス
32      35
僕らの3点リードと、いう感じになった。

皆もそろそろ身体が温まってきた。
さて、本番だね。




第二ピリオド残り3分、得点
Aクラス    Bクラス
82      61

如月、日下部の凡ミスや、点差の開きから焦った結果がこれだ。
将は打開策を考える為に1回下げた。これからは指示に専念するみたいだ。
代わりに入ったのはバスケ部大野。

徐々に纏まりを戻してきた。そろそろ得点が欲しいころだ・・・。
この、攻撃が決まったら・・・流れは戻る!!

日下部からボールが渡ってくる。
福沢・・・樋口と突破して、ヴァン君と1対1になる。

「和也君・・・流れは渡しません!」
「おいおい。オレは君達の居候先の主人よ? 流れくらいくれたって「イヤだよ」ちぇ。なら、無理矢理にでも掴み取る!!」
「渡さないよ!」

オレはそのままセットに入り、シュートをするが、ヴァン君に弾かれる。すぐに、ボールを取ってジャンプする。軽く上半身をリングより高く跳んだ。
そのまま、リングに向かってボールを投げる。
滞空時間の関係でヴァン君は着地する。ボールはそのままリングへ綺麗に入る。

「うしぃ!」
「高っ・・・!!」

これで、流れは戻った!! この、流れは・・・・渡さない!!

教「いや〜。春の体力測定で垂直飛びで1番の成績でしたね〜たしか」
校「人間離れした足の力で出来るんじゃ・・・。若い小僧であれかぁ・・・やるの〜」
教「そんな事より校長ですよ」
校「お、そうじゃったのぅ」

この2人は・・・オセロを止める気はないのか!?




第二ピリオド終了時、得点。
Aクラス    Bクラス
88      80

と、見事な追い上げをしてみせた。ってか、第二クォーターで80点台って・・・。
1クォーター8分だから、16分間で2クラスとも80点台って凄くない?



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