【1話】始まる新たな日常?
「で、遅れたの」
机で頬杖をして遠くを眺めていた。オレは果てしなく疲れている。
まぁ、尋問だ……。オレが約束を守らなかったタメである。
アイツはアイツでオレが不良に絡まれてたのではないかと、心配していたんだとか?
アイツの事だし、将が言っていたことはウソであろう。
「聞いてるの? 和也」
聞いてないぞ、魅夜よ……。目が三角になってオレを射抜く。
この、ポニーテール娘はオレの幼馴染みの柴原魅夜、歳はオレとタメの15で、オレと同じ高校の聖涼高校に通ってる、今日から通うことになる。容姿は上の下で、上から72・56・69……だった筈だ。アクまでも最後の記憶は中2の夏だから変わってると思うんだが……変化なし?
強気そうなキリットしたツリ目が特徴的だ。ついでに、彼氏募集中らしい……モテるのに。
あ、性格が狂暴か。納得した。
「なにか、思った?」
どこかわからない処から凶器((鉄の)ハリセン)で叩く
【頭蓋骨陥没】
あれ〜? 死んだおじいちゃんだ〜卯不不不♪
ってな、感じになったらどうするんだよぉぉ!!
には、ならなかった
ってかよぉぉぉ!! 頭から血が飛び出てるじゃねぇかよ!!
ってか、血が出てたぁぁぁぁぁあああああ!!!!!
だから、影では【裏の姫】と、呼ばれてるんだよ……。
「はぁ〜。朝から何をやってるんだか」
溜息を1つ落した後で、低い吐音で話す。
オレは朝の事を振り返っていた。
朝、家出娘と接触事故、ただ見ていただけなのに叩かれて、時間が無い為に無理矢理に家出娘ごとチャリに乗せて速攻で学校に向かった。
校門がしまっていた為、無謀にも自転車で飛び越えると、いう荒業をやって侵入。警備員と乱戦となった。オレに喧嘩をうるからだよ。全員泡を吹かせたぜ。
そこに、体育教師らしい筋肉マンがでてきたからボコボコにして、家出娘を突き出して。
オレは、家出娘をネタに遅刻の言い訳をしたところ、なんとかなったと言うミラクルを起こしたのだ。
今更なんだが……生徒手帳見せれば良かったんじゃないか?
「それで、今はどうなってんの」
オレの席の隣から高めの声が聞こえる。
コイツは、親友の井塔将。穏やかそうな垂れ目や貧弱そうに見えるが、キレると鬼神ごとき力を見せる銀髪のショートヘヤーボーイ。
高級江戸前寿司の跡取りでもある。
「ん? ああ、今は職員室に居るらしいぞ」
「ふーん で、可愛いのか?」
なんでオレを睨むんですか? 魅夜様? 私なにかしてしまいましたでしょうか?
「まぁー上の中かな? 一瞬見惚れてたし」
な……? なんだ? 魅夜から怒りのオーラが……○原さんじゃなくても判るオーラだ!
これは……! 殺気!?
「こんのっ! ヘンタイ!!」
手元にあった、物を次々と投げて来る。
「っわ!? あ、危ねぇって!?」
筆箱(回避成功)→ハサミ(回避成功)→蛍光灯
蛍光灯ぉぉぉおお!!?
(回避成功)→バック(回避成功)→バスケットボール(回避成功)→椅子(回避成功)→元気玉
なんですとぉぉぉぉおおおお!!!!!?
(回避成功。しかし、後ろの席のメガネが吹き飛ぶ)→100倍ビックバンかめはめ波
知る人ぞ知る孫 悟空とベジータのスーパーサイヤ人4の状態での最強フュージョンでの最強必殺技ですかぁ!!!!?
しまった、伏字を忘れたぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!
「ちょおおぉぉおおおおおお!!!!!!」
(HIT!!)
「……柴原。気絶してるよ」
してねぇよッ!!
クソォ……意識があるから余計に痛ぇ!
一思いに意識を断たせてくれ。
「知らない」
と、吐き捨てる。
悪魔だ! コイツはまどオレに何か怨みがあんのか?
ちなみに、今のオレの状況はっといいますと、後ろの黒板にめり込んでるんだよね♪
オレって不死身かも?
そんなことより……べ○イミを……かけて。
【イオ○ズン】
「ぐぎゃぁぁぁああああああ!!!!!」
更に追い討ちをする、魅夜……。
鬼だ悪魔だ鬼畜職業だSMの女王様だ!
じゃなくて……ザオ○クお願い……し、ます。(意識ホワイトアウト)
―Rena・F=L・Hー
はぁ〜い♪ 皆のヒロインのレナちゃんで〜す。
いや〜、びっくりしたなぁ。だってね目を覚ましたらね! 男の人がまじまじと、私を見てんだよ!?
ビックリだよ!いくら、私が可愛いからって、まじまじと見られたら恥ずかしいじゃん!! で、今ね今ね! なんか、バック見てたらさぁ、この学校の学生証見つかったんだ!! さすが、デーモン先生だよね!! 用意周到だよね! 愛してる〜♪
まさかこんなに規模が大きい記憶操作魔法を使うなんて♪ でも、今は、服装とかで起こられてるの。
グスンッ。あの、男の人なんかさ、私を餌にしてさぁ一人だけ逃げちゃうしぃ〜酷いよね
「聞いているのか!?」
体育教師みたいな岩みたいな筋肉をもった男に私は説教されていた。
そりゃぁ……ん? もともと私がこんな目にあったのは、あの男が原因だよね!?
※テストに合格しなかったアナタのせいです。
更には、あんな場所に私を落したデーモン先生が悪いんじゃ!?
※筆記試験で不合格だったレナが悪いです。
「作者、煩い!!」
「……おい」
(仮定)体育教師が低い唐音で私を睨むって! コワァ!!
「にゃんですかぁ〜」
究極(?)の笑顔で返すがガシィッ! っと、鈍い音がした。
「…………」
……まさか? コレは……体育教師が誇る握力を生かした体罰の……
※格闘技の技だったはずです。
【アイアンクロー】
ッバギィ!! メシィメシッメシィメシッ!! グゥグググググググゥゥゥゥゥウウウウ!!!!
「ぐぎゃぁぁぁあああああああ!!!!!」
―Kazuya Amamiya―
「うっ……ん?」
目を覚ますと真っ白な天井が視界に入った
保健室か? 薬品の独特な匂いがする。なんで、オレが保健室なんかに?
あぁ、そうだ……オレ、魅夜の攻撃くらって、意識を失ったんだ?
帰ったらお仕置してやろう。
カシャーっと小切れ良い音を発て純白のカーテンが開かれて。白衣を着た膝まであるストレートの黒髪の女性が入ってきた。
うむぅ、95・59・87っと見た
「気がついた?」
女性にしては少し低い声っだあ。目は冷たい冷徹な目だ。
素クールってヤツか?
「ええっと。下校時間……ですか?」
女医は自分の腕時計を確認し「あと、一時間くらい」と、告げる
「そうすか……。んじゃあ、そろそろ、オレ行きますわ」
「何時でも来ていいわよ」
「じゃあ、サボる時にでもきますわ」
オレは、笑顔でそう言う。
保健室とかにはあまり居たくねぇし、とっとと、おさらばしますか。
「いつでも、ベット空けとくわ」
甘い誘い!?
この先生なんか危なさそうなんですけど!!?
―Bクラス―
「ん?」
教室の雰囲気が先ほどと違う感じがする? なにかあったのか?
あぁ〜。男子の集団ができてんのか。
「なぁ、将? あの塊はなに?」
オレが教室に入ってほとんど気がつかなかったし。
だって、このクラスではオレって恐怖の対象だぜ?
今までのパターンならオレが入って来たと同時に教室中が静まりかえるからな。
「ああっ。実はねぇ、転入生が来たんだよ。ほら、男子の塊があるでしょ」
「あぁ……」
って、ことは美女の類か? どうりであんな男子の塊がある分けだ……。
飽きれてる途中、教室を見渡して見るが見当たらないヤツが2人居た。
「あらっ? 魅夜は?」
先公が来て五十音順に席替えをしたため席が離れたらしい魅夜の姿が見えなかった。
「駿と出かけたよ」
「如月と? 魅夜が?」
珍しい組み合わせだな?
如月は次回に多分出て来るだろう。紹介は次回でいっか
「カズ? 次回って?」
「それはだな〜」
「そうそう。カズ知ってる」
軽く無視すんな。ってか、華麗だな
「なんだよ」
「転入生……僕の勘だと、カズの言う家出娘だよ」
なにをおかしなことを、黒ローブで学校に来る馬鹿なんて居る分けねぇだろ?
そもそも、居たらオレの常識は大きくかわるぞ。
「担任は?」
担任=好敵手の情報をベストフレンドに聞く。
「石川文宏ってゴツイ筋肉マ○」
「フミt で良いかな?」
「あだ名考えるかな? 真っ先に」
いいじゃないか。魅夜が居ないからヒマなんだよ。
「ヒマだから、転校生に挨拶しにいきますか」
「いってらっしゃい」
なぜ、笑みを浮かべる?
オレは窓側の一番端に向かう
「ちょっと失礼」
いや〜。不良ってのはたまには、いいねぇ〜こう言うのに便利だな。
周りに居た男子が全て無言で立ち去るほど酷いかな? オレって??
「やあぁ、こんにちは。オレ、雨宮和也よろしぃk……」
オレの(作り)笑顔が凍りつく。
「あっ。私h__」
一方の<家出娘>も笑顔が張り付いたまま……だ。
『あ、ああああああああああああああああああああああああああああああああぁ!!!!!!!!』
オレ達の声は、校内中に響きわたった。
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