オレと死神?!(28/138)縦書き表示RDF


はい。サブタイトルの名前が思いつかなかったので、読者様が何かしら送っていただけるとありがたいです。
前回を読んでくださると、番外編の内容がわかると思います。


オレと死神?!
作:飛焔



【番外編】借りがあるからの前に親友として


石も無くなったので、2〜3回屈伸し、構える。

「こんの、卑怯者がぁ!! 不法投棄だぞ!?」
「不法投棄ってなにか、本当にしっているのか?」

石を投げただけだぞ。
コイツは本物の馬鹿だな・・・。

気を緩めすぎないようにし、如月を馬鹿にする。

しっかし、赤のロンゲってキモイな・・・。坊主にしたら面白いかも?
今度、やってみよう。

すでに和也の頭の中で如月駿・坊主計画は進行されていた。

魑魅魍魎ちみもうりょう!!」

キモロンゲが殴り込む。

「無理に難しい言葉をつかうな」

ワンステップで回避し、キモロンゲの懐に飛び込む。

「昇龍拳!!」
「げっぽ!!」

キモロンゲは、綺麗に弧を描きながら宙に舞う。
そこでオレは追撃の体制に入ろうとする。

「雨宮ぁ!!」

扉が開いて2〜30人ぐらいの生徒がぞろぞろ入ってくる。
多分、如月派の1部であろう。

なんだ? キモロンゲの仲間か?

開いた扉の方に意識を集中させる。

「!! トモ!?」

その中にはオレの小学校時代からの親友の朝日智貴がいた。ってか、簀巻きにされてた。
しかも、顔がアザだらけで・・・制服にはジャリなども目立っていた。

「知ってるんだぜ〜? お前が唯一、心を許している智貴コイツのことをな?」
「・・・・・・・・・くっ」

トモには借りがある・・・。コイツらぁ・・・!!

オレは構えを解き。その場に座る。

「けっ! わかってるじゃん?」

総勢35人かぁ・・・。さてと、いつまで殴られることやら。

トモの監視に1人・・・。後は、オレ狙いか。
ってか、こいつ等キモロンゲを無視してんだな。そこで、へばってるし。




かれこれ、2時間ほどオレはリンチにされていた。
気が済んだか? ヤツラはズカズカ出て行った。

重たい身体を動かしてトモに近づく。

「悪かったな・・・。トバッチリくらっちまってよ?」

手と足の紐を取って簀巻きを解く。
最後に口についたガムテープを取ろうとするが、オレは困ってしまう。

勢い良くとって楽にさせるか、ゆっくり取っていくかだ。

勢い良く取ると、すぐに楽になるけど痛いんだよね♪

でも、ゆっくり取ると、すぐには楽になんないけど痛みは・・・勢い良く取るよりは痛くないだろうし。

「トモ、勢い良く取るか、ゆっくり取る・・・どっちが良いか?」

と、言うが口を塞がれているトモが喋れるわけもなく、オレはめんどくさいから勢い良く<ビリィ!!>
と、取る。

「うっ!!」
「悪い。痛かったよな?」
「大丈夫だよ。和君」

アザだらけで大丈夫には見えないけど、アイツはオレに心配させないタメに笑ってみせる。
トモ・・・。

「すまない。オバサンにはオレからトモのこと・・・」

『あの一件』以来からトモのオバサンから嫌われてるけど・・・。しかたないか・・・。

「い! いいよ! だって、和君の方が・・・・・・」
「良くない! お前は我慢しすぎなんだよ!! 親にはオレから言うから・・・」

昔からトモは我慢強かった。皆が嫌がる事をおしつけられても何も言わないでやって・・・。
自分の物でも友達に先に読ませて、自分は後でよんだり・・・。
挙げれば限がないほど、トモは良いヤツで、我慢できる奴だった。
だから、パシリとか・・・喧嘩の強いヤツのパシリになったり・・・。

それでも、コイツは不満もなにも言わない・・・。

トモは・・・昔からこうなんだ。
自分より他人を尊重する人間・・・。

「僕のせいで、また・・・和君がぁ」

トモの目から水が溢れてくる。

「トモ! アレは・・・オレが悪いから。トモの責任じゃねぇよ」

オレはトモの頭に軽くデコピンする。

「!! 和君!」

? 後ろなんか指差してなにを?

【バゴッ!】

「!?」

頭を金属で叩かれたような感じがして視界が歪む。
後ろを振り返るとさっきまで横になっていたキモロンゲが鉄の棒をもっていた。

地面に手をつき。右足で踏み切って回し蹴りの体制になろうとするが、真正面にいる、トモにも被害が及ぶので、緊急停止する。
そして、突き出していた左脚鉄の棒を思いっきり叩いてきた。

「グッ!! 行け。トモ!」
「か・・・。かずくん? 頭・・・・・・」

トモに頭を指摘されたので触れてみると血がついていた。

「大丈夫だ。だから、行け!!」

最後の部分に怒気を込めてそうトモに言う。

「う・・うぅぅ・・・」
「トモ!!」
「僕が・・・またぁ・・・」
「いいから行けぇ!!」
「僕のせいで・・・僕のせいで・・また・・・また、和君が」

ダメだ! 完全に自分の世界に入ってやがる。
そうこうしてる間に第3撃が来るが。狙いはオレではなくてトモ・・・。

「くっ!」

トモに意識を集中して来たためオレはトモと回避することすらできず、トモの盾になる。
背中に激痛が走る。

「!!」

声にもならないほどの痛みが背中に駆ける。

トモを連れて安全地帯まで駆ける。


「大人しくしてろよ」

それだけ、挙動不審になってるトモに言い残し。オレはキモロンゲに向かい合う。

「お前には制裁が必要みたいだな!」

確かに、トモには借りがある! だが……オレはまず!
貸し借りなんか関係なく! オレの大事な親友なんだ・・・。
借りがあるからの前に! オレは親友として・・・。

トモを守る!! 

テメーには、オレの一撃を決めてやるよ!!

「けっ! やれるもんならやってみろよ!!」

ダラッとした体制で鉄の棒を構える。
他人から見れば隙だらけに見えるが・・・違う。余計なところにも力まず全てに対して無気力。
ただし、神経を刃のように鋭くしているため、どんなものにも反応ができる。

「雨宮流無差別格闘術奥義 虚無の業 夢槍滅鱗

雨宮流無差別格闘術基本の型の総結集。そして。今、和也が覚えている中で最大の奥義。

当然、『オレと死神?!』の強さのピラミッドの中盤にいる如月キモロンゲがベスト5に入る和也に実力でも敵わずさらには、奥義クラスの技。

結果は・・・。

如月駿 消滅デリート

「ええええぇ!!? なんか、過去を変えてない!? 過去の話しなんですけど!?」

訂正__如月駿 溺死?

「なんだよ!? 『溺死?』って!!? ってかなんで、『?』がついてるの!!?」


これにて__完

「終るな!!? 微妙じゃないかよ!!」





「ってな感じだったよな?」
「和也、軽く人を殺すな」


朝日智貴君の詳細は僕が書いている
『KNIGHT,S』
を読んでいただけるとわかると思います。
あと、たまに少し話を飛ばしている読者様が居ますが、飛ばさないで見てください。終わり方が悪いと、言うかキリが悪いと、言うか・・・。終り方が雑なので全話見てください。

このお話はKNIGHT,Sのお話に凄く関係があります











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