【24話】球技大会! 練習は大事だけれど、何故か…?
<ガァン!>
放った球はバックボードに弾かれる。
「リバンッ!!」
氷室が如月にリバウンドの指示をする。
「了解ぃ!」
「如月なんかに負けるかよ!」
高さでは如月の方が上だが、ジャンプ力では勝ってる!
オレも、タイミングを計ってボールを迎えに行く。
タッチの差でオレはボールをキャッチする。
「カズ!」
後ろから将の声が聞こえる。
オレは、ボールを後ろに居る将にパスする。
「通しませんよ」
日下部か・・・。
特徴は170以下のバスケには向かない小さな身長。
ドリブルの技術は長けていて。パスの力はあまりないものの、パスの正確性は高い・・・。
ディフェンスは基礎がしっかりと出来てるが深読みしてしまう性質がある・・・。
だから、ここは・・・正直に抜かせてもらうよ!
僕は普通に姿勢を低くして日下部の横を通りぬける。
「! しまっ!!」
「仁志田!」
僕はスリーポイントエリア外に居た仁志田雅紀にパスする。
仁志田は長距離主砲のSFだ。遠くからの方が・・・入るね。
仁志田はパスを受け取りセットにはいる。
仁志田が投げた玉は綺麗に弧を描きゴールポストに綺麗に入った。
「ナイスニッシィー♪」
「こらこら。守備があるんだから。速く戻る戻る」
和也が仁志田に話しかけるが大野が和也を止める。
「速攻!」
氷室が速攻の支持をする。
「和也! 日下部が来たら気をつけてよ」
「作者の仮の名ごときをか?」
「相手を過小評価しないの」
バスケ部の大野がオレに注意をしてきた。
「大丈夫だよ」
「日下部はドリブルの素早さなら部活でも速い方なんだから」
意外だった。確かに小さいからドリブル意外役にたたないだろうがまさかこれほどとは?
「氷室!」
球が如月に渡った。
速攻じゃなかったのか?
大野が如月のマークに入るが、球はすぐに大野がカットする。
「悪いな、大野」
「!」
日下部・・・如月の後ろに!!
そうだ! 小さいから190近くある如月の影になってたんだ!
球は日下部がカットして前え突き進む。
逆サイドに居る、将と仁志田は対応できなかった。
「カズ! 志村!」
「くぅ!」
志村はスピード負けし追い切れず。残されたのは、ポストに居る和也のみだ。
「来い!」
ハンドアップし、姿勢を低くする。
「行きますよ」
勢いを止めず日下部は進む。
「甘い!」
オレは球を抉ろうと長いリーチを生かして手を伸ばすが、日下部は消えていた。
否・・・。視野から外れていた。
クロスオーバーかっ!!
※ボールを左右に切り返すこと。
日下部は正反対のところに居た。
そして、日下部はランニングシュート(レイアップ)の体制に入り。
ボールを置いてくるかのようにリングへ頭1つほどにまでジャンプする。
<ガァン!>
しかし、球はバックボードに弾かれる。
「ナイス! 日下部!!」
「! 如月!?」
気がついた時には如月がボールに触れていた。そして、そのままリングに叩き込む。
「ナイスダンク♪」
「うしぃ!」
日下部と如月はハイタッチをし、すぐに守備位置に戻る。
「やってるやってる♪」
「紅白戦?」
レナと魅夜が入ってきた。
一般生徒が来るってことは8時過ぎか・・・。
オレは2人の所に近づく。
「どうしたんだ? 今は練習中だぜ?」
汗を拭きながら魅夜に問い掛ける。
「いいでしょ? それとも、正当な理由がないと来たらダメ?」
「昨日高級ケーキを女性2人に奢った財布の持ち主ががんばってるか見に来ただけだよ? 和也?」
「テメー! 人が悲しんでるとこを突くんじゃねぇ!」
オレは失礼な事を言ったレナの頬を抓る。これがまた、面白いぐあいに伸びて面白い。
「そろそろ時間だね。今日は上がろうか」
「あぁ、そうだな」
如月と将が話しあっていた。
「大野に、氷室。ゾーンディフェンスについてなんだけど・・・」
「あぁ、基本の1・2・2型にしてるけど、工夫が必要だな」
「メンバーや状況にもよるからなぁ・・・」
バスケ部のメンバーはディフェンスの意見交流していた。
他のメンバーはそれぞれ汗を拭いて話こんでいた。
『(ニコニコ)』
ほのかに皆がこちらを見て笑っていた。
なんなんだ? こいつ等は?
「そろそろ時間だし教室さ行っか」
「「うん」」
2人の声が綺麗に重なった。
オレは、鞄を取って魅夜達と教室に向かった。
「なぁ、ピンクマン?」
「ピンクマン言うな」
あ、ピンクマンって如月のことだ・・・・・後ろ髪の色がピンクのハートマークだから。
「疲れたな」
「あぁ」
オレ達は大津の日本史をサボって屋上で空を眺めていた。
「そういえば、懐かしいな屋上・・・」
「あぁ・・・。オレとお前が初めて対立した時だよな? 時期的に同じだしさ」
オレの脳内で如月との出会いを再生する。
「けっ。数で勝るからって喧嘩売ってるんじゃねーよ」
辺りにはボロボロの見ず知らずの人間が20人以上横になっていた。
その頃のオレはまさに不良だった。
喧嘩に明け暮れていた。
少し名を挙げただけで己の力量もしらないヤローが続々と喧嘩を売りに来た。
全て、返り討ちにしてきたが。
『魔槍』いつからか、そう呼ばれるようになっていた。
オレの学校は3つの勢力に分かれていた。
まずは、井塔将を先頭とする学校の3/4を握る軍勢。
次に、如月派残りの0,9/4を絞めてる。
残りの0,1は、オレだ。
1匹狼ってワケだ。
別に、1人が好きってワケじゃない。
他人がオレに寄っては来る・・・でも、オレは1人・・・。
オレが・・・人を避けてるから。
あまり、人とは親しくなりたくないんだ・・・・。
・・・・・・願わくば・・・・これからも。
「ただいま・・・」
オレの声は家に響く。
いつも、出迎えってくれるヤツも居なくなった。
去年・・・・・この世を去ったのだから。
「・・・・・このクセ・・・直さねぇとな・・・・」
そう、呟き。オレは晩飯の仕度をするためリビングに向かう。
冷蔵庫から必要な具材だけ取って下拵えをすることにした。
次の日、オレは如月旬だか言うのに呼び出された。
ん? 旬の字が違う? そんなことは、どうでもいい。
呼び出された場所は放課後の体育館裏・・・・ベタ過ぎだ。
その、如月瞬だかは、馬鹿みたいだ。
ん? 瞬の字が違う? そんなことは、どうでもいい。
ネタを繰り返してる? ・・・・・・そうだな。オレもそんな気がする。
と、まぁ。そんなんだが、オレは屋上で寝ていた。
今は、6時間目の最中か・・・。
しかも、終り頃・・・。
さて、寝るか・・・。
オレは深い眠りにつく。
「雨宮ぁぁぁぁぁ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ぁぁぁぁああああ!!!!」
「ん?」
外からウザイヤツの声が聞こえる
時計を確認。5時30分・・・・か。ちょっと寝すぎたかな?
誰だよ? うぜぇーな・・・。
屋上から外を覗く。
如月俊だかだった。
しつこい? いいじゃないか。
「臆したか! そうだ! この、オレにビビったなぁ!! 雨宮和也ぁぁぁぁああ!!」
「・・・・・・」
1人だけ叫んで・・・コイツは馬鹿か?
近くに落ちてた少し大きめの石を手に取り。投石。
「がはぁ!!」
あ、当たった。
「どこのドイツだぁぁぁあぁぁあああ!!」
「駿!! 屋上だ!!」
仲間も居たのか?
「そこに居たのかぁ!! 雨宮ぁぁああ!!」
あ、走った。
・・・・・・メンドくさぁ。
しかし、綺麗に石が当たるとは・・・。
コメディーですから。
そうかぁ・・・。
さてと、近くにある石を集める。
結構集めたところで扉が開かれる。
「とりゃ」
オレ・・・投石
「がはぁ! 痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイ痛い痛い痛いイタイぃぃぃぃぃぃいいいい!!!!」
たたかう
とうせき←
どうぐ
にげる
かずやのとうせき。
バカは9999999999999999のダメージ
ダメージ大きいなぁ!!?
かずやのとうえき
バカは1のダメージ
あれ?
かずやのとうせき。
バカは100のダメージ。
うわぁ、普通。
「キサマ・・・何をする!!?」
「わからんのか?」
当然、投石だ。
つづく・・・。
えっ? こんな微妙なところで今回は終了ですか?
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